緊急状況規則条例(緊急法)とはどういう法律?わかりやすく簡単にまとめました

政治関係

香港で、デモは終りが見えず、市民の行動も激化する中、デモに参加していた高校生が警官に拳銃で撃たれる事態にまでなりました。

そんな香港政府が緊急状況規則条例(緊急法)を発動するというのです。

 

この緊急状況規則条例(緊急法)というのはどういう法律なのか?

緊急状況規則条例(緊急法)が発動すると、どうなるのか?

 

突然発動すると言われたこの緊急状況規則条例(緊急法)についてわかりやすくお伝えします!

 

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緊急状況規則条例(緊急法)とはどんな法律?

 

「緊急状況規則条例」は、議会にあたる立法会の承認を経ずに、行政長官の判断でさまざまな規則を設けることができるものです。

本来法律や規則は、議会を経て決められるものですが、緊急な状況だということで、この「緊急状況規則条例」を発動して、緊急に規則を設けるというものです。

 

緊急状況規則条例(緊急法)を発動、抗議活動での市民のマスク着用禁止

 

緊急状況規則条例(緊急法)を発動して、香港政府はどういう規則を作ったのかと言うと、「抗議活動のマスクなどの顔を隠すものの着用禁止」です。

市民の人たちは、個人情報を守るための目的で顔を隠しています。

この規則を設けることで、デモへの参加者が減るということを予測して行ってのです。

 

緊急状況規則条例(緊急法)で懸念されること

 

緊急状況規則条例(緊急法)が発動して、マスクなどの着用禁止は、あくまで序章に過ぎません。

緊急状況規則条例(緊急法)が発動することで、今後様々なことを議会などをせずに規則として設けることができ、一般人の逮捕や出版物の検閲、通信ネットワークの遮断、令状なしでの家宅捜索などで政府の裁量を高めることなども可能になるのです。

 

わかりやすく言えば、その気になれば、政府は好き放題に市民を規制し、抑圧することができるので、暴力だけでなく、緊急状況規則条例(緊急法)という大義名分で、思いのままに法律を扱うことができるのです。

実際には、他国の目もあるので、自由勝手にできるのかと言うと、そうは行かないはずですが、緊急状況規則条例(緊急法)発動する以前から香港政府の対応に批判的な意見が寄せられている中での発動なので、どうなるのかわからないということです。

 

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結局は市民は何を求めているの?

 

ここまで大事になるまで、香港のデモに興味がなかった、ニュースを全く見ていなかったという方のために説明します。

いま香港で起こっているデモ活動は、香港はイギリスから中国に返還されて、中国国内とは違う法律でした。

1国2制度と言われており、この状態を中国は、統一しようとしているのです。

 

中国の法律は、民主的とは言えず、国の都合に市民の自由がかなり制限されるものになるのです。

 

それを反対した香港の若者を中心としたグループが抗議活動を行い、次第に激化し、警官隊との衝突も増えていたのです。

そうする中でとうとう警官から銃撃されてしまうという事態になってしまったのです。

 

中国建国70周年を迎えるにあたり、中国は香港や台湾などの支配を強めて、中国統一をしたというアピールをしたいがために躍起になっているとも言われています。

 

反政府デモとの衝突で警察が実弾を発砲し、18歳の男性が至近距離で撃たれた。約4カ月にわたる抗議運動で実弾による負傷者が出たのは初めて。1日の衝突では警官隊は実弾6発のほか、1400弾を超える催涙弾、約900弾のゴム弾を発射。100人を超える負傷者が出た。

引用元:ニューズウィーク

 

緊急状況規則条例(緊急法)する以前から既にかなりの法律的に緩和させているとも言えますね。

本来市民の安全を守るための警察が市民を抑圧するためのものになっており、世界から批判が出てくるのも仕方ありません。

 

このままどこまで行くのか終わりが見えない状態ですが、緊急状況規則条例(緊急法)が発動して強制的に鎮圧するというのは、果たしてどうなるのでしょうか。

 

10月7日追記 覆面防止法で13人逮捕

 

緊急状況規則条例(緊急法)を発動して作られた「抗議活動のマスクなどの顔を隠すものの着用禁止」いわゆる「覆面防止法」の違反で、10月6日に行われたデモ活動で、13人の逮捕者がいたという報道がありました。

香港市民の決意は固く、覆面防止法を提示されても、意に介さずマスクをしてデモに参加してるという状況です。

 

ここから香港政府はどんな強制力のある法律を作るのか、先が見えない状態が依然として続いてしまいそうです。

 

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