中越典子さんといえば、透明感のある演技と気品あふれる雰囲気で、多くの作品に出演してきた実力派の女優です。
俳優・永井大さんとの結婚でも知られていますが、そもそもどんな学生時代を送り、どんな経歴を歩んできたのでしょうか。
出身高校や大学、所属事務所や年収といったプロフィール面にも注目が集まっていますが、意外と知られていない一面も多いようです。
今回は、中越典子さんの学歴から年齢・本名・所属事務所・年収まで、気になる情報をまとめてご紹介していきます。
中越典子の学歴
中越典子さんは、3人姉妹の末っ子として佐賀県佐賀市で生まれ育ちました。
幼い頃はよく絵を描いていたそうですが、どのような学生時代を過ごしていたのでしょうか。
出身学校についてご紹介していきましょう。
中越典子の出身小学校
小学校は佐賀市立神野小学校に通っていました。
小学校時代、喘息もちだった中越典子さんは、小学校高学年から丈夫な身体になっていったそうです。
中越典子の出身中学
中学は佐賀市立成章中学校に通っていました。
当時、器械体操部に所属していたほか、中越典子さんは絵を描くのが好きだったそうです。
中越典子の出身高校
高校は佐賀県立佐賀北高等学校に通っていました。
芸術クラスで、油絵を専攻していた中越典子さんは、当時画家になりたいと思っていたようです。
そのためこの頃は芸能界を目指そうとは思っていなかったようですが、のちに絵画の授業で、模写のためキレイに撮ってくれた写真がきっかけで興味を持ち始めることとなりました。
中越典子の出身大学
高校卒業後、美大を目指そうとしたところ両親に反対されてしまい諦めた中越典子さんは、東京デザイン専門学校の工芸アクセサリー科に進学しました。
専門学校に通うため、地元の佐賀県から上京した中越典子さんは、当時美容室でカットモデルのアルバイトをしていたそうです。
そこで長かった髪を切りショートカットになった時、初めて本格的な撮影を経験しました。
その写真が雑誌で掲載されることになり、芸能界に興味を持ち始めることになっています。
中越典子のプロフィールや経歴
生年月日:1979年12月31日
出身地:佐賀県
血液型:O型
身長:163cm
趣味:映画鑑賞、陶芸特技絵画・シルバーアクセサリー作り
中越典子さんは雑誌で見つけたオーディションに応募後、芸能界入りをされています。
高校時代から芸能界に興味を持ち始めた中越典子さんは、当時モデルになることが夢でした。
そして中越典子さんが19歳だった頃、モデルとしてファッション雑誌『ViVi』で活動を始めます。
「ViVi」といえば、ローラさん、谷まりあさん、藤田ニコルさんなど現在多忙面で大活躍されている方達ばかりで「モデルの登竜門」とも言われており、 きっと中越典子さんも期待の新人モデルだったのでしょう。
そして、約1年後の1999年にはドラマ『天国のKiss』で女優活動もスタートします。
奥菜恵さんが主演を務めるドラマで、中越さんは女子高校生役を演じていました。
その後、タレント活動もスタートし、バラエティ番組『王様のブランチ』で出演します。
そんな中、中越典子さんが一番注目されるきっかけとなったのは、NHK連続テレビ小説『こころ』のヒロインに抜擢されたことです。
老若男女問わず人気がある朝ドラに出演することは、多くの人たちに知ってもらうことが出来ます。
以降、木村拓哉さん主演の大人気ドラマ「プライド」、ほかにも「警視庁捜査一課9係」「必殺仕事人」「4姉妹探偵団」など数々のドラマや映画などで活躍されてきました。
プライベートでは現在、2人のお子さんの子育てをされているため、以前よりテレビでの露出が少なくなっていますが、少しずつ芸能活動に復帰されています。
復帰後、どのような活動をされるのか楽しみですね!
中越典子の本名
中越典子さんは、芸能活動を始めた当初から本名である「中越典子」の名前で出演を続けており、芸名を使っていない珍しいタイプの女優です。
名前の印象や響きが美しく覚えやすいこともあり、本名そのままで活動していたことに気づかない人もいるかもしれません。
プライベートでは、2014年に俳優の永井大さんと結婚されており、戸籍上の現在の姓は「永井」になっています。
そのため、現在の本名は「永井典子」さんと考えられます。
ただし芸能活動においては、結婚後も変わらず「中越典子」の名前で出演を続けており、旧姓のまま広く親しまれています。
「中越」という名字は全国的にもやや珍しく、特に佐賀県や福岡県など九州地方に多く見られる傾向があります。
中越典子さん自身も佐賀県佐賀市の出身であるため、地域的なつながりを感じさせる名字でもあります。
なお、「中越典子」という名前が本名であるという情報は、過去のインタビューや各種メディアの報道に基づいて広く認知されていますが、公式サイトなどに明記されているわけではありません。
そのため、正確性を期すなら「本名とされている」「本名として知られている」といった表現にとどめておくのが適切かもしれません。
中越典子の所属事務所
中越典子さんは、東京・渋谷区に本社を構える芸能事務所「株式会社キューブ」に所属しています。
この事務所は、1997年設立の比較的新しいプロダクションながら、実力派俳優やアーティストが多く在籍していることで知られています。
所属タレントには、藤木直人さん、古田新太さん、生瀬勝久さん、松下洸平さん、加藤諒さんなど、舞台・ドラマ・映画・音楽と幅広いジャンルで活躍する方が多数。
特に舞台俳優の育成やプロデュースに強く、演劇色の濃い作品にも多く関わっています。
キューブの特徴としては、俳優個人の表現力を大切にし、出演作の選定や演技指導などにおいても”本人の資質を伸ばす”ことに力を入れている点が挙げられます。
大手プロダクションに比べるとタレント数は少なめですが、その分一人ひとりへのマネジメントが丁寧で、長期的に活動を支えるスタイルが魅力です。
中越典子さんも、テレビドラマだけでなく舞台やナレーションなど活動の幅を広げており、キューブ所属俳優としての多才さが活かされている印象です。
また、事務所の方針とも相性が良く、息の長い女優活動を続けている理由の一つともいえそうです。
キューブに関しては、所属タレントの演技力や安定感を高く評価する声も多く、「地味だけど堅実な実力派集団」との評判も。
SNSやレビューでも「作品に安心感がある」「俳優がみんなうまい」といった感想が多く見られます。
目立つ派手さはないものの、演技や表現の質に重きを置く芸能事務所として、一定の信頼を築いている存在です。
中越典子の年収
永井大さんとの結婚後、中越典子さんは2人のお子さんを出産され、しばらくの間は家庭を優先する形で仕事をセーブされていました。
しかし近年は徐々にドラマやナレーションなどの仕事に復帰し、女優として再び注目を集めています。
家事や育児との両立を図りながら、柔軟な形で芸能活動を再開されている様子がうかがえます。
年収については公式な発表がないため、あくまで推測の域を出ませんが、全盛期とされる2000年代前半には、連続ドラマへの主演やCM契約などもあり、推定で年収8000万円近くに達していたと一部では見られているようです。
テレビドラマを中心に安定して出演されていた時期には、少なくとも2000万円前後はあったのではないかと考えられています。
現在は子育てと並行して活動されているため、かつてのような露出の多さはありませんが、近年の出演歴をみると『警視庁アウトサイダー』『にんげんこわい(WOWOW)』など、評価の高い作品にも参加されており、女優としてのポジションを確実に取り戻しつつあります。
ナレーション業なども含め、年収は安定している可能性が高く、家庭を支えながら堅実にキャリアを築いている印象です。
なお、俳優・女優の年収は出演料だけでなく、CM契約・舞台出演・ナレーション・書籍出版・イベント登壇など多岐にわたる収入源が関係しており、単年度ごとの仕事量や契約内容によって大きく変動します。
中越典子さんのように安定した実績と演技力を持つ女優であれば、今後も生活とのバランスを取りながら継続的に出演機会を得られることが期待されます。
まとめ
今回は中越典子さんの学歴や、経歴などについてご紹介しました。
NHKの朝ドラに出演後、数々の作品に出演されてきた中越典子さんは、もともとモデルとして活動されていたことが分かりました。
これからも中越典子さんの更なる活躍に期待していきましょう。
