ふわっとした雰囲気と独特な世界観で、今やテレビやSNSでも見かけない日はないほど人気を集めているあのちゃん。
かつてはアイドルグループ「ゆるめるモ!」のメンバーとして活動していたことをご存じでしょうか?
その脱退理由や、現在の所属事務所、気になる本名の噂、さらには年収まで――「ミステリアスな魅力の裏側をもっと知りたい!」という声にお応えして、今回はあのちゃんにまつわる情報を幅広く調べてみました。
ファンの方はもちろん、最近気になり始めたという方もぜひチェックしてみてください。
きっと新たな一面が見えてくるはずです。
あのちゃんの本名や由来
あのちゃんって、不思議な魅力があって気になりますよね。
ゆるい雰囲気や独特な存在感がある一方で、どこかミステリアス。
そんなあのちゃんをもっと知りたくなったとき、まず気になるのが「本名って何なんだろう?」というところではないでしょうか。
実は、あのちゃんの本名は公式には公表されていません。本人もインタビューなどであえて詳しく語らず、プライベートな部分はしっかり線を引いているようです。
ですが、ファンの間では「清水彩乃(しみず あやの)」という名前が有力とされています。
フォローありがとう!HR最新号1ページ目で、スクバの別カラー紹介してるよっ☆ちぇけら pic.twitter.com/Trgwv26PTs
— 制服改革 (@seihukukaikaku) September 7, 2013
その根拠となっているのが、2013年に発行された雑誌『HR』のスナップ企画。
制服ブランドを紹介する特集ページに、あのちゃんと思われる人物が掲載されていて、そのときの名前が「清水彩乃」になっていたんです。
当時の写真は今でもX(旧Twitter)などで拡散されており、見た目や雰囲気が現在のあのちゃんと一致していることから、同一人物と見る声が多数。
もちろん、あくまで過去の資料からの推測ではありますが、「彩乃」という名前の響きから「“あの”という芸名に繋がっているのでは?」という見方も強まっています。
この芸名「あの」には、覚えやすくて個性的というだけでなく、なんとも言えない“余白”のような魅力がありますよね。
「あの人」「あの子」といった、名前を明かさない存在のようにも感じられますし、実際にあのちゃんのキャラクターともぴったり重なって見えます。
意図的に本名を隠すことで、視聴者にとってのイメージや空気感を保っているのかもしれません。
また、名前の由来を深掘りすることで見えてくるのは、彼女がいかに“名前で自分を定義されたくない”と考えているかという姿勢です。
過去には人付き合いが苦手だったことや、引きこもっていた時期があったとも明かしていて、その背景を考えると、芸名で活動することにも意味があるのではと感じさせられます。
つまり、「あのちゃん」という名前には、ただの呼びやすさやかわいさ以上に、自分らしさや表現へのこだわりが詰まっているんです。
情報が少ないからこそ、「名前」ひとつ取っても深読みしたくなる――それが、あのちゃんの魅力でもありますね。
あのちゃんがゆるめるモを脱退した理由
あのちゃんは、2013年に3期生として「ゆるめるモ!」メンバーになりましたが、2019年9月30日にこの日をもって「ゆるめるモ!」を脱退すると発表し、ファンに大きな衝撃が走りました。
多くのアイドルはグループから離れる時は「卒業」という言葉を使っており、ゆるめるモ!内でも「卒業」という言葉を使い離れたメンバーもいますが、あのちゃんは「卒業」ではなく、「脱退」という言葉を使っていたため「何故?」という声も多く聞かれました。
ネット上では「ゆるめるモ!のメンバーが不仲だったから」、「SUPER EIGHTの錦戸亮さんのファンだったから一緒に脱退したかった(錦戸亮さんは2019年9月30日にジャニーズ事務所を退社、グループを脱退)」、「グループにいる意味がないと思ったから」などの噂は多くあります。
あのちゃんは脱退発表時からその理由についてはっきりとは明言しなかったため、様々な噂が出てしまったようです。
しかし2022年11月、あのちゃんは自身のSNSで「見てる先のものが全く違くて本当に精神的に狂っておかしくなっちゃって、それを相談する相手は一人もいなかった」、「期待や頼ってもらうことばかりでどんどん気持ちは追い込まれていって結果的に破滅しただけです」と明かしました。
グループの方針にストレスを抱えていたあのちゃんは、当時「もっとおっきくするための提案も却下されて ぼくはとにかく引っ張っていかなきゃで、悔しい思いをしながら続けてた」と、かなり精神的に追い詰められていたそうです。
あのちゃんのプロフィールや経歴
【MEDIA】
— あの STAFF (@ano_staff) May 10, 2023
5/14(日) 14:00〜放送📺
日本テレビ「歌のシン・トップテン」にあのちゃんがスタジオゲストとして出演! pic.twitter.com/lYBxfLVmdW
名前:あの
生年月日:9月4日
血液型:A型
身長:165cm
趣味:音楽を聴くこと、寝ること、ぼーっとすること
所属事務所:TOY’S FACTORY
あのちゃんは、2013年9月にアイドルグループ「ゆるめるモ!」へ第3期メンバーとして加入し、芸能活動をスタートさせました。
しふぉんさん、ようなぴさん、ゆいざらすさん、ちーぼうさんとともに新体制としてグループに加わり、個性あふれる存在感で注目を集めていきます。
「ゆるめるモ!」に応募した理由については、過去のインタビューで「ネットで見かけた公式サイトに惹かれた」と語っており、音楽好きなあのちゃんにとって、「ゆるくてバンドっぽい雰囲気」がぴったりだったようです。
オーディション自体にはあまり乗り気ではなかったものの、プロデューサーの熱意に心を動かされ、挑戦を決意したとのこと。その結果、見事合格を果たし、グループの一員として活動を開始しました。
「ゆるめるモ!」は、2012年に結成されたアイドルグループで、名前には「退屈な世の中を“ゆるめる”」というメッセージと、「You’ll melt more!(あなたをもっとトロけさせたい)」という二重の意味が込められています。
結成当初から既存のアイドル像にとらわれない独自路線を打ち出し、サブカル好きな層を中心に支持を広げてきました。
2014年にはLIQUIDROOMで初のワンマンライブを開催し、チケットは即完売。1000人を超える動員を記録し、グループの知名度は一気に拡大していきます。
このステージであのちゃんはギターを披露し、見た目の可愛らしさだけでなく、その演奏スタイルやステージでの空気感にも多くのファンが魅了されたと言われています。
アイドル活動と並行して、あのちゃんはモデルや女優としても活躍の場を広げていきました。
たとえば、アートイベント「トーキョーヒロイン展」ではモデルとして登場し、独自の世界観を表現。
さらに、人気麻雀漫画を原作にした『咲-Saki-』シリーズでドラマと映画に出演し、女優としての第一歩を踏み出しました。
その後も『ゆうべはお楽しみでしたね』や『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』などの作品に出演し、演技の経験を積み重ねていきます。
2019年には、写真家・川島小鳥さんによる初の写真集『ANOther』を出版。
透明感と独特の空気を感じさせるビジュアルが話題となりました。
そして、2019年9月30日には、「ゆるめるモ!」を卒業。
当時のコメントでは「今後は自分で考え、自分のやり方で創作や表現をしていきたい」という思いを明かしており、アイドルという枠を超えて、より自由な活動を志していたことがわかります。
その意志を形にしたのが、2021年に結成されたバンド「I’s(アイズ)」です。
あのちゃんはギター&ボーカルを担当し、アーティストとしての本格的なキャリアを歩み始めました。
2022年にはデジタルシングル「AIDA」でメジャーデビューを果たし、音楽性にも注目が集まっています。
今では、バラエティ番組やCM出演などでも見かける機会が増え、唯一無二の存在感で幅広い層に支持されているあのちゃん。
アイドル出身という枠を超え、アーティスト、女優、モデル、そしてタレントとして、それぞれのフィールドで独自のスタイルを貫き続けている姿勢は、多くの共感を呼んでいます。
あのちゃんの所属事務所
あのちゃんは現在、音楽レーベル「TOY’S FACTORY(トイズファクトリー)」に所属しています。
トイズファクトリーといえば、Mr.ChildrenやBUMP OF CHICKENなど実力派アーティストが多数在籍していることで知られる大手レーベル。
そんな中で、あのちゃんも2022年にソロアーティストとしてメジャーデビューを果たし、ギターとボーカルを担当するバンド「I’s(アイズ)」の活動もスタートさせました。
一方、芸能事務所という意味では、これまで明確なマネジメント所属先が示されてきたわけではなく、あくまで“音楽レーベルとの契約”という形での活動が中心のようです。
アイドル時代の「ゆるめるモ!」時代も、芸能事務所には所属せず、レーベル「You’ll Records」のみの契約だったと見られています。
このような経緯から、あのちゃんは比較的自由度の高い活動スタイルを選んでいるようにも感じられますね。
テレビ出演やCM起用が続く今でも、独特の世界観や表現スタイルを失わない背景には、こうした柔軟なマネジメント環境があるのかもしれません。
また、SNSやYouTubeなども本人主体で発信している様子が見られ、「自分のペースで活動したい」という意思を大切にしているのが伝わってきます。
決まった枠にとらわれない動き方も、あのちゃんの魅力の一部として多くのファンに受け入れられているようです。
芸能界では、所属事務所によってタレントの活動範囲や露出機会が左右されることも少なくありませんが、あのちゃんはその枠から少し距離を置き、セルフプロデュースに近い形でキャリアを築いている印象です。
この点は、今後の活動の自由度や発信の独自性にもつながっていくと考えられます。
あのちゃんの年収
あのちゃんの具体的な年収は、公的には明かされていません。
ただし、現在の活動内容や露出の多さを考慮すると、かなり高い水準であることが推測されています。
まず注目すべきは、アーティストとしての活動の幅広さです。
ソロ活動に加えて、自身がギター&ボーカルを務めるバンド「I’s(アイズ)」でも楽曲を多数リリースしており、その多くで作詞や作曲にも関わっています。
作詞作曲のクレジットがある場合、CD・配信売上やカラオケでの使用によって印税収入が入るため、単なるパフォーマーとしての活動よりも、収益面では優位なポジションにあるといえるでしょう。
音楽活動に加えて、近年はテレビのバラエティ番組にも多数出演しており、地上波・ネット番組問わず引っ張りだこの状態です。
独特な話し方や存在感で注目を集め、バラエティやトーク番組への出演が定着したことで、出演料も安定して発生していると考えられます。
さらに、2023年以降はCMへの出演も増えており、大手企業のプロモーションにも登場しています。
たとえば、化粧品ブランドや通信サービスのCMに起用された際にはSNS上でも話題になりましたよね。
CM出演料は一般的に1本あたり数百万円~1000万円を超えるケースもあるため、1本でも契約があれば年収に大きく貢献する可能性があります。
これに加えて、写真集やグッズ販売、イベント出演などの収入源もあり、ファン層の広がりとともに収益の柱も着実に増えているといえそうです。
特に、Z世代を中心とした支持が厚く、SNSでの拡散力や影響力を持つあのちゃんの存在は、企業にとっても魅力的な広告モデルとして映っているはずです。
こうした複数の収入源を考慮すると、芸能関係者の間では「少なくとも年収1000万円は超えているのでは」という声が上がっており、中には2000万円台に達しているのではと推測する意見もあるほどです。
もちろん、実際の収入は契約内容やマネジメント体制にも左右されるため一概には言えませんが、作詞作曲による印税+テレビ出演料+CM契約+音源配信などを組み合わせたトータルの収入は、一般的なアイドルとは一線を画す規模であることは間違いなさそうですね。
今後さらに活動の幅が広がれば、音楽フェスや海外展開なども視野に入るかもしれません。
そうなると、年収面もさらにスケールアップしていく可能性があります。
まとめ
元「ゆるめるモ!」として活動していたあのちゃんは、アイドル卒業後も独自の感性を武器に、音楽・テレビ・モデルと幅広い分野で注目を集め続けています。
本名や芸名の由来にはミステリアスな一面もあり、自由なスタンスで活動を展開している姿に惹かれる方も多いのではないでしょうか。
現在は作詞作曲も手がける音楽アーティストとしての顔を持ち、バンド活動やCM出演など、活躍の場はさらに広がっています。
事務所や収入に関する情報も含めて、多角的に見ていくことで、あのちゃんという存在の奥深さがより伝わってきたかと思います。
今後もどんな表現を見せてくれるのか楽しみですね。
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