日本度代表するチェリストとして知られている堤剛さんは、どんな人なのでしょうか。
チェロを始めはきっかけは何だったのでしょうか。
結婚相手はどんな人なのか、子供はいるのか、気になりますね。
今回は、堤剛さんの経歴や出身学校、家族などについて調べてみました。
堤剛の嫁は堤春恵!
堤剛さんの奥さんは、劇作家の堤春恵さんと言います。
堤春恵さんは、サントリー第2代目社長を務めた実業家の佐治敬三さんの長女として誕生、1988年『鹿鳴館異聞』で文化庁舞台芸術創作奨励賞を、1993年『仮名手本ハムレット』で読売文学賞を受賞しています。
堤剛と堤春恵の馴れ初め
堤剛さんと堤春恵さんの馴れ初めは公表されていません。
交際時期や結婚した年についても情報がなく、分かりませんでした。
堤剛の子供は?娘?息子?
堤剛さんと堤春恵さんの子供は、公表されていませんでした。
ネット上でも全く情報がないため、子供はいないのではないかと噂されています。
堤剛の父親はどんな人?
堤剛さんのお父さんは、当時新橋にあったNHKの東京放送管弦楽団に勤務していました。
名前や顔写真などは公開されていません。
お父さんはコントラバスを弾いていました。
しかしチェリストの大村卯七さんについていたこともあり、本当は自分もチェリストになりたかったとう思いから、初めはヴァイオリンを弾いていた堤剛さんがチェロに転向する際にはすぐに了承してくれたそうです。
堤剛の妹は恵藤久美子
12日(土)2時半からはレクチャー&コンサート「二重奏の面白さと楽しみ」。日本を代表するチェリストでチェリスト・サントリーホール館長の堤剛さんとヴァイオリニストの恵藤久美子さんの共演です。是非!http://t.co/bYvUEo2p … pic.twitter.com/8nSoTSZc
— 朝日カルチャーセンター湘南教室 (@asahiculture_s) January 11, 2013
堤剛さんには、妹さんがいます。
妹さんは、ヴァイオリニストの恵藤久美子さんです。
恵藤久美子さんは第41回日本音楽コンクールで第2位に入賞、1975年から桐五重奏団のセカンドヴァイオリンを10年間、1980年から山形交響楽団の客演コンサートマスターを2年間務めました。
また、桐朋学園大学の特任教授も務めています。
堤剛の母親
堤剛さんのお母さんは、小学校の音楽の先生でした。
お母さんは東京音楽学校(現・東京藝術大学)を卒業後、しばらく声楽家として活動していたことがあったそうです。
お父さんもお母さんも音楽家だったということもあり、堤剛さんはインタビューで「両親からの指導の言葉が、今考えるととても重要であったと思います」と明かしています。
堤剛のプロフィールや経歴
<堤剛>80歳の世界的チェリストが「徹子の部屋」に 現役貫くための努力を告白(MANTANWEB)#Yahooニュース
— Akira (@akiraRX7802) November 16, 2022
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名前:堤剛
生年月日:1942年7月28日
出身地:東京都
血液型:非公開
身長:非公開
所属事務所:KAJIMOTO
両親が音楽家ということで子供の頃に「何かやらせた方がいい」と、堤剛さんはヴァイオリンを始めました。
その後、お父さんがある楽器店に寄るとたまたまチェロがあり、堤剛さんがヴァイオリンをやっているということを知っていた店主から「ヴァイオリンよりチェロの方がいいと言うかもしれないから、よかったらそのチェロを家に持って帰って息子さんに弾かせてみたら?」と言われたそうです。
お父さんはそのチェロを持ち帰り堤剛さんに渡したところ、ヴァイオリンと基本のテクニックが同じということもあり、すらすら弾けたため、堤剛さんはチェロに転向しました。
当時通っていた音楽教室にはチェロ科がなかったため、お父さんからチェロを教わり、1950年に8歳で第1回リサイタルを開きました。
そして桐朋学園子供のための音楽教室、桐朋学園高校音楽科を通じ齋藤秀雄さんに師事、1961年にはアメリカの大学に留学しヤーノシュ・シュタルケルさんに師事しました。
1963年にはミュンヘン国際コンクールで第2位、ブダペストでのカザルス国際コンクールで第1位入賞を果たし、現在に至るまで日本、北米、ヨーロッパ各地、オーストラリア、中南米、アジアなど世界各地で定期的にオーケストラとの協演、リサイタルを行っています。
2020年秋にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団日本公演においてソリストを務め、話題を集めました。
その他、1971年鳥井音楽賞(現サントリー音楽賞)、1973年『ウジェーヌ・イザイ・メダル』、1974年『芸術祭放送大賞』、1980年『芸術祭優秀賞、レコードアカデミー賞』、1987年『モービル音楽賞、N響有馬賞』、1993年『日本藝術院賞』、1998年『中島健蔵音楽賞』などを受賞しています。
2001年より霧島国際音楽祭音楽監督、1988年秋より2006年春までインディアナ大学の教授を務め、2004年4月から2013年3月まで桐朋学園大学学長を務め、現在は特任教授になっています。
2007年9月にはサントリーホール館長に就任、2009年9月よりサントリー芸術財団代表理事を務めているだけではなく、2017年3月からは韓国芸術大学音楽部門の客員教授に就任しました。
堤剛の年収
堤剛さんの年収は公表されていません。
音楽家のギャラは実力によって異なります。
堤剛さんの場合は日本だけではなく海外でも活躍しているので、数千万円以上になるのではないかと思われます。
堤剛の学歴
堤剛さんが通っていた学校について調べてみました。
堤剛の出身高校
堤剛さんは、桐朋高等学校出身です。
偏差値は、70です。
なんとなく続けていたチェロを生涯の仕事にしようと思ったのは中学3年生の時で、高校でもチェリストとしてチェロを弾き続けていました。
堤剛の出身大学
高校卒業後は、インディアナ大学に留学しました。
大学ではヤーノシュ・シュタルケルさんに師事、指導はチェロを弾くのは15分、残りの45分は音楽についての勉強だったそうで、堤剛さんは「(当時は)苦痛だった」と明かしています。
まとめ
ヴァイオリンから音楽を始めた堤剛さんは、チェロと出会ったことがきっかけでチェリストとしての道を歩み始めました。
今では日本だけではなく、海外でも堤剛さんの音楽が支持されています。
これからも世界中の人々に、堤剛さんの音を届けてほしいですね。