ドラマや映画、舞台だけでなく、バラエティ番組でも存在感を放ってきた筧利夫さん。
近年はテレビでの露出が減ったこともあり、「病気なの？」「干されたのでは？」といった声がネット上でささやかれることもあるようです。
本当に体調に異変があったのか、それとも別の理由があるのか……気になりますよね。
さらに、現在の所属事務所や年収、出身高校・大学などの経歴についても詳しく知りたいという方は多いはず。
この記事では、筧利夫さんにまつわるさまざまな疑問を丁寧に調査し、信頼できる情報をもとにわかりやすくまとめています。
読み進めるほどに見えてくる、筧利夫さんの知られざる一面をぜひご覧ください。
筧利夫が病気だった
筧利夫さんは、自身が子どもの頃から「夢遊病（ゆめうびょう）」を患っていることを公表しています。
医学的には「睡眠時遊行症」と呼ばれるこの症状は、主に成長期の子どもに見られ、脳が完全に目覚めていない状態で身体だけが動き出してしまうというもの。
意識がないまま歩き回ったり、行動を取ってしまうのが特徴です。
夢遊病の原因については、まだはっきりと解明されていないものの、ストレスや不安、睡眠リズムの乱れなどが引き金になることもあるとされています。
また、一般的には成長とともに自然におさまるケースが多く、大人になってからも続くのは比較的まれなケースと言われています。
筧利夫さんは、具体的な発症年齢こそ語っていませんが、小さな頃から夜中に突然トイレのドアを激しく叩いたり、気がついたら駄菓子屋の店先にいたというエピソードを明かしています。
こうした行動は当時本人にはまったく記憶がなく、後から周囲の人の話で知ったそうです。
さらに、あるインタビューでは「大人になってからも時々ある」と語っており、夜中に目が覚めたと思ったら風呂場のバスタブに腰掛けていたり、シャワールームの蛇口の上に座って用を足そうとしていたこともあったとのこと。
もちろん、これらの行動もまったく覚えていなかったと話していました。
こうした夢遊病の体験を、筧利夫さんは決して隠すことなく、むしろユーモアを交えて語っている点が印象的です。
一般にはあまり知られていないこの症状について、俳優という立場からあえてオープンにすることで、同じ悩みを抱える人たちへの理解や共感を広げているのかもしれませんね。
ただし、夢遊病そのものが原因で「干された」「体調を崩した」といった情報は確認されていません。
近年は舞台を中心に活動の場を移しているため、テレビでの露出が減ったことが「病気説」などにつながっている可能性もあります。
つまり、現在も深刻な病気に苦しんでいるというわけではなく、筧利夫さん自身の言葉からも「症状と上手につき合ってきた」という前向きな姿勢が伝わってきます。
芸能界という不規則な生活リズムの中でも、自分の体調や習慣とうまく折り合いをつけながら、長年にわたり第一線で活躍を続けている筧利夫さん。
その自然体なスタンスに、励まされる方も多いのではないでしょうか。
筧利夫は干されていた？
筧利夫さんについて調べてみると、「干された」というワードが浮上します。
きっかけは、朝の情報番組『ZIP！』のMCを突然降板したことでした。
筧利夫さんは、2011年4月から『ZIP！』の木曜MCを担当していましたが、2014年に降板しました。
特にコメントもなく番組から去ってしまったため、「干されたのでは？」という噂に繋がってしまったようです。
しかし筧利夫さんは番組降板後も俳優としての仕事を続けており、テレビにも出ています。
そのため突然の降板は病気が悪化したからではないかとも言われていますが、この件について筧利夫さんも番組関係者も一切コメントを出していないため真相は不明です。
筧利夫のプロフィールや経歴
Youtube – 『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』押井 守 筧 利夫 真野恵里菜インタビューやっとカッコイイ姿が見せられた！ http://t.co/fzWLUdiTYS pic.twitter.com/bjSmQ7HDWS
— ジャンク動画 (@JunkDoga) May 17, 2015
名前：筧利夫
生年月日：1962年8月10日
出身地：静岡県
血液型：A型
身長：166cm
所属事務所：スタッフ・テン
中学3年生の時の学園祭で演劇部の公演を見たことがきっかけで俳優を目指すようになった筧利夫さんは、大学時代に当時学生劇団だった劇団☆新感線に参加しました。
そして卒業後の1985年に劇団第三舞台に参加し、1987年には第22回 紀伊国屋演劇賞 団体賞、1988年には初日通信大賞 助演男優賞、1992年には第7回 高崎映画祭 最優秀新人賞などを受賞しました。
こちらの劇団には、2011年の解散公演までほぼ全ての作品に参加しています。
そんな筧利夫さんは、1997年から出演した『踊る大捜査線シリーズ』の新城賢太郎役で大きく知名度を上げ、 ドラマ『となりのクレーマー』、『臨月の娘』、『オヤジバトル!』などで主演を務めました。
ドラマや映画、舞台だけではなくバラエティ番組の司会などでも活躍しています。
筧利夫の所属事務所
筧利夫さんは、現在「スタッフ・テン」という芸能事務所に所属しています。
芸歴の長い俳優として知られる筧さんが、なぜこの事務所に所属しているのか気になる方も多いかもしれませんね。
「スタッフ・テン」は、テレビドラマや舞台など幅広いジャンルで活躍する実力派の俳優たちが在籍するプロダクションです。
所属タレントには、舞台を中心に活動する玉木健仁さんや、女優として数々の作品に出演している楊原京子さん、そして俳優・モデルとして知られる金児憲史さんなど、演技力と表現力に定評のある方々が名を連ねています。
この事務所は、派手なタレント展開というよりも、地道に演技の場で活躍する実力派を支える方針を掲げている印象があります。
筧利夫さんが所属していることからも、芸歴や実績を大切にし、俳優としての深みやこだわりを尊重してくれる環境が整っていると感じられますね。
実は筧さんは、以前は「伊藤事務所」に所属していた経歴もあります。
「伊藤事務所」は古くからある芸能プロダクションで、知名度や信頼感のある事務所として知られていましたが、その後に「スタッフ・テン」へと移籍されました。
正確な移籍時期や背景については公表されていないものの、俳優としての活動方針やキャリアステージの変化が影響していたのかもしれません。
また、テレビでの露出が一時期より減ったことから「干されたのでは？」という憶測も出ていましたが、所属事務所を見ても、決して消極的な活動状況ではないことがわかります。
むしろ、舞台やナレーション、地方での活動など、表には出にくいが着実に仕事をこなしている印象です。
事務所の体制や方針によっては、テレビ中心の売り方から舞台・映像作品に重きを置いた展開にシフトするケースもあります。
筧利夫さんの場合も、安定した演技力を武器に、多様な分野で自分らしいスタンスを貫いているのではないでしょうか。
現在の事務所での活動を見ても、無理にメディア露出を増やすのではなく、俳優としての質を大切にしながら、着実にキャリアを積み上げている様子がうかがえます。
ファンとしては、たとえ表舞台に立つ頻度が少なくても、筧さんらしい味わい深い演技が見られることこそが一番うれしいことですよね。
芸能界の中でも信頼を重ねてきた筧利夫さん。
今後も「スタッフ・テン」という落ち着いた環境のもとで、幅広い表現活動を続けてくれることに期待が高まります。
筧利夫の年収
筧利夫さんの年収については、公式な発表はされていません。
芸能人の年収は出演本数や契約条件、メディア露出の内容によって大きく変動するため、明確な金額を知ることは難しいのが実情です。
ただし、筧さんのこれまでの活動実績や出演の傾向から、ある程度の推測は可能です。
まず注目したいのは、筧利夫さんがこれまでに築いてきた長い芸歴です。
舞台出身の俳優としてキャリアをスタートさせた筧さんは、90年代後半から2000年代にかけては連続ドラマや映画、バラエティ番組などにも積極的に出演し、知名度を一気に高めました。
近年は全国ネットのテレビ出演が少なくなった印象もありますが、地方局のドラマや情報番組、舞台などに継続的に出演しており、芸能活動を精力的に続けています。
また、ある舞台関係者によると、ベテラン俳優が出演する全国ツアー型の舞台では、1公演あたり数十万円〜100万円程度のギャラが発生することもあるそうです。
さらに、企業イベントやナレーション、CM出演なども含めれば、表に出ていない仕事も多くこなしている可能性があります。
筧利夫さんは声の仕事でも評価が高く、ナレーターとしての出演歴も豊富ですので、そうした分野でも安定した収入が見込まれていると考えられます。
テレビ出演においても、キー局のドラマやバラエティへの出演が続いていれば、1本あたり数十万円以上のギャラになると言われています。
仮に年間で10本以上のドラマや舞台に関わっているとすれば、それだけでもかなりの額になりますよね。
さらに、筧さんは一時期から地方局での活動を強化していると言われており、地元密着型の仕事や地方文化のPRにも関わる場面が増えているようです。
地方局での仕事はギャラがキー局より低めになる傾向があるものの、回数や継続性を重ねることで安定した収益を得ることができるという話もあります。
こうした情報を総合的に考えると、筧利夫さんの年収は数千万円台（推定で2000万〜4000万円程度）に収まる可能性が高いと見られます。
ただし、これはあくまでも公表された情報や業界関係者の証言をもとにした推測であり、実際の数字はご本人と事務所のみが知るところです。
近年は華やかなテレビ出演よりも、実直に演技と向き合うスタイルを大切にしている筧利夫さん。
その姿勢からも、収入の多寡以上に、表現の幅と仕事への誠実さを重視していることが伝わってきますね。
筧利夫の学歴
筧利夫さんが通っていた学校について調べてみました。
筧利夫の出身小学校
筧利夫さんは、浜松市立佐藤小学校出身です。
幼い頃はオルガン、バイオリンは週に1回自宅に先生が来てレッスン、そろばんは週5回、絵画、書道、剣道は週に2回教室に通い、金曜日の放課後は、そろばん、書道、剣道と習い事のはしごしていました。
高学年になるとサッカー少年団や学習塾へも行くなど、多忙な生活を送っていたそうです。
筧利夫の出身中学
小学校卒業後は、浜松市立丸塚中学校に進学しました。
中学では、バスケットボール部に所属していました。
筧利夫の出身高校
中学校卒業後は、静岡県立浜松東高等学校に進学しました。
筧利夫さんは営業科(現・総合ビジネス科)に在籍、偏差値は44です。
高校でもバスケットボール部に所属し、2年生からベンチ入りしました。
しかし中学の後輩たちが入ってきて、彼らがすぐにレギュラーになったそうです。
筧利夫の出身大学
高校卒業後は、大阪芸術大学に進学しました。
筧利夫さんは芸術学部舞台芸術学科に在籍、偏差値は42です。
大学では役者として劇団に入りながら、少林寺拳法部で副主将を務めていました。
まとめ
中学生の頃から「役者」という夢を持ち、大学時代に劇団に入った筧利夫さんは、今も夢遊病と闘っています。
これからも自分の身体を第一に、俳優業を続けていってほしいですね。