漫才コンビ「さや香」は、テンポの良い掛け合いと勢いある話しぶりで人気を集めています。
知名度が上がるにつれて注目も高まり、最近では「不仲なのでは?」という噂まで出るようになりました。
仲の良さそうな舞台上の姿を見ていると意外に感じますが、裏側を知りたくなるのも自然なことです。
さらに、ひときわ印象的なコンビ名「さや香」に込められた意味や、磨き上げられたネタの魅力、同じ時代を走る同期芸人たちとの関係性なども気になるところ。
たとえばテレビや劇場で彼らを見かけたとき、背景を少し知っているだけで笑いの味わい方がぐっと広がります。
さや香は不仲で仲が悪い?
芸人コンビで長く活動していると、四六時中一緒にいる時間が多くなり、適度な距離感が大切になるものです。
お笑い界でも「舞台では息ぴったりだけど、プライベートではあまり仲良くない」というコンビは珍しくありません。
その流れで「さや香も不仲なのでは?」という噂がネット上で語られるようになりました。
その一因とされるのが、石井さんの結婚式に新山さんが招待されなかったというエピソードです。
石井さん自身は「順当に呼んでいったら相方が入らなかった」と説明しており、意図的に除外したというよりも、親族や古くからの友人を優先した結果だったと考えるほうが自然でしょう。
ただ、相方が結婚式に呼ばれなかったという事実だけが切り取られ、不仲説として広がってしまったようです。
さらに2021年放送の関西テレビ「かまいたちの机上の空論城」では、2人が激しく言い合う場面がありました。
お酒を飲んでいたことも影響し、険悪な雰囲気に見えたことから「本当に仲が悪いのでは」と受け取った視聴者もいたようです。
ただ一方で、SNSでは「お笑いに対する本気の議論をぶつけ合っているだけ」との声も多く、単なるケンカではなく芸に対する真剣さが表に出ただけだと捉えるファンも少なくありません。
ちなみに、さや香は2014年の結成以来、漫才コンテストでの快進撃やテレビ出演を通じて8年以上コンビを続けています。
これだけ長い時間を共に歩んでいれば、意見の衝突や距離感のズレはあって当然で、それを一概に「不仲」と決めつけるのは早計でしょう。
むしろ、互いに遠慮せず意見を言い合える関係だからこそ、現在の勢いにつながっているとも考えられます。
実際に、石井さんはインタビューで「新山といると一番ネタのことを話せる」と語っており(吉本興業公式プロフィールより)、相方としての信頼は変わらず強いことが分かります。
こうした背景を踏まえると、不仲説は話題性が先行した噂に近く、現在もコンビとして前進し続けていることは間違いないでしょう。
さや香は歌やリズムネタ、見せ算など多彩!
さや香は”しゃべくり漫才”のイメージが強いですが、実はリズム感や身体表現を生かしたネタも数多く手がけています。
コンビそろって運動神経が良いことから、音楽に合わせた動きやダンスを盛り込むスタイルが定番になっており、AKB48さんの『ヘビーローテーション』やマイケル・ジャクソンさんの『スリラー』を別の歌に置き換えて披露するなど、独自のパフォーマンスで注目を集めてきました。
ネタとしては異例なほどキレのあるダンスが見られるのも、彼らの強みです。
2020年には『歌ネタ王決定戦』で優勝を果たし、幅広い観客層に実力を知らしめました。
決勝ではきつねさん、アイロンヘッドさん、うしろシティさんといった実力派が並ぶなかでの戴冠で、SNS上でも「歌と笑いを融合させた完成度が抜群」と高く評価されていました。
特に石井さんは大学時代にダンスサークルに所属していた経験を持ち、そのスキルを生かしたギャグやリズムネタを得意としています。
さらに2023年のM-1グランプリ最終決戦では「見せ算」というネタを披露しました。
これは新山さんが独特な発想で計算を展開するスタイルで、挑戦的ではありましたが難解さゆえに審査員からの評価は伸び悩み、後に『アメトーーク!』で”スベり芸”として取り上げられる一幕もありました。
ただし、ファンの間では「攻めた発想こそさや香らしい」と肯定的に受け取る声も多く、挑戦的な姿勢は高く評価されています。
実はこうした多彩なネタ構成は、単なるバリエーションの多さではなく、芸人としてのスタンスにも通じています。
歌・ダンス・計算という一見異なる要素を取り込みながら「舞台で何を表現できるか」を常に模索しているのがさや香の魅力です。
今後もリズムネタや新しいジャンルへの挑戦が期待されており、彼らの漫才は単なる掛け合いにとどまらない”総合エンターテインメント”として進化を続けていくでしょう。
さや香のネタはつまらない?評判は?
数々の賞レースでも結果を残している『さや香』ですが、一部で「面白くない」「つまらない」と言われていました。
誰しも万人受けすることは難しいと思いますが、つまらないと言われている理由は一体何なのでしょうか。
ネット上で調べみたところ、ネタを理解するのが難しい内容だったためつまらないと言われていたことや、「大きな声がうるさい」などの声があがっていました。
中でも『からあげ』という漫才が少し癖があったようで、意味不明という声があがっています。
またネタではなくロケがつまらないという厳しい声もあがっていました。
明確な理由がなくなんとなく「つまらない」とコメントしている方も多いように見受けられましたが、批判されているのは本当に一部で、どちらかというとさや香はかなり評価が高かったです。
ダンスネタだけでなく正統派漫才も披露されているさや香は、ボケとツッコミを入れ替えながら漫才をする技術やネタ構成も評価されていました。
王道なしゃべくり漫才の技術をこれからも更に磨いていかれることでしょう!
さや香のコンビ名の由来
「さや香」という名前を聞くと、まず女性の名前を連想する人が多いはずです。
そのため「どちらかの彼女の名前では?」といった憶測も出ていましたが、実際の由来はまったく違いました。
きっかけを作ったのは、かつて「スーパーノヴァ」というコンビで活動していた橋本拓也さんです。
橋本さんが石井さんと新山さんに「ひらがな+漢字一文字の女の子の名前って珍しいし印象に残るのでは?」と提案し、2人がその響きを気に入ったことで「さや香」というコンビ名が誕生しました。
ちなみに、コンビ名の由来に”身近な女性の存在”が関わっているという噂はSNS上でたびたび語られていますが、本人たちは公の場で否定しており、公式な説明も橋本さんのアイデア説に統一されています。
ファンの間でも「覚えやすいしセンスがいい」と評判で、M-1グランプリやテレビ番組で紹介される際にも強い印象を残す要素になっているようです。
芸人にとってコンビ名は看板ともいえる存在です。
たとえば「ナインティナイン」や「チュートリアル」のように響きの良さで印象を残す名前もあれば、「霜降り明星」のようにストーリー性を持つものもあります。
その中で「さや香」は、”女性の名前っぽさ”と”他に似た例が少ない独自性”の両方を兼ね備えており、覚えやすさと意外性が絶妙にマッチしたネーミングといえるでしょう。
今後さらに知名度が広がれば、コンビ名そのものが一種のブランドとして定着していく可能性も高いです。
さや香の同期
さや香は、NSC大阪校の34期生で、同期だった石井さんと新山さんがコンビを組んでいます。
同期には、エンペラー、蛙亭、隣人がいました。
過去に同期芸人が劇場で集合してライブをされていたようですね。
また過去に同期芸人でエピソードトークをされていましたが、新山さんはNSCにあまりちゃんと通っていなかったことを明かし、特に他の2人と接点がないことも明かしています。
NSCを卒業するためには出席日数があればいいそうなので、全部の授業に出席する必要はないということでした。
既に実績がある芸人、まだ知名度が低い芸人など様々ですが、同期芸人同士で切磋琢磨しながら活動をされているのでしょうか!
まとめ
今回はさや香のネタや評判、同期などについてご紹介しました。
知名度が上がるといろんな評価を受けるようになるため、さや香もきっと今世間からの知名度が上がっている大事な時期なのかもしれませんね。
これからもさや香の活躍に注目していきたいと思います。
これからのさや香の活躍にも注目していきましょう!
