「モリクミさん」といえば、明るくパワフルなキャラクターでおなじみのタレント・森公美子さん。
バラエティ番組での軽快なトークの裏側には、実は“由緒ある旅館”の家に生まれたという意外な一面があることをご存じでしたか？
この記事では、そんな森公美子さんの実家やご家族について詳しくご紹介します。
お父さんやお母さんの人物像、兄弟との関係性など、ご本人の素顔に少し近づけるようなエピソードも交えてお届けしています。
「実家が旅館って本当？」「裕福な家庭だったの？」といった疑問をお持ちの方にも、きっと参考になるはずです。
森公美子の実家は旅館でお金持ちだった
【番組告知】シアタークリエ8月公演 ミュージカル『ゴースト』でオダ・メイ役を演じる森公美子さんが、4/17(火)ひる12:00〜放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」にゲスト出演決定！です。どうぞお楽しみに！！https://t.co/x2lO0MAOkIhttps://t.co/B032y09MmD pic.twitter.com/KMQim2gYf5
— 東宝演劇部 (@toho_stage) April 15, 2018
森公美子さんの出身地は宮城県仙台市で、実家はなんと旅館を営んでいたそうです。
しかもその旅館は、ただの宿ではありません。
かつて美空ひばりさんや長嶋茂雄さん、江利チエミさん、雪村いづみさんといった昭和を代表するスターたちが宿泊したという、由緒ある格式高い旅館だったことが伝えられています。
さらに、旧日本プロレスが仙台で興行を行っていた時代には、ジャイアント馬場さんやアントニオ猪木さんといったプロレス界のレジェンドたちが常宿として利用していたとのこと。
森さん自身も幼い頃からそうした著名人と自然に接していた環境にありました。
ごく普通の家庭ではなかなか考えられない貴重な経験が、感受性の豊かな幼少期に積み重ねられていたのです。
実家が旅館というだけでも特別感がありますが、森さんの家庭は経済的にも非常に恵まれていた様子です。
インタビューでは、日常の延長線上に「ラーメンを食べに九州へ」「象の生態を見にケニアへ」といったスケールの大きい旅行があったことを語っており、お父さんの教育方針として“見て学ぶ”体験を大切にしていたことがうかがえます。
さらに、習い事の多さにも注目です。ピアノや油絵など芸術的な分野を中心に、1週間の予定が埋まってしまうほど多彩なレッスンをこなしていたとのこと。
これは一般的な家庭環境ではなかなか実現が難しいスケジュールですし、森さんが持つ多面的な才能や表現力の土台は、こうした幼少期の経験によって築かれていったのかもしれません。
ちなみに、こうした背景を知ると、森公美子さんの「明るさ」や「舞台映えする存在感」には、生まれ育った環境から自然に身についた“本物のお嬢様気質”が根底にあるようにも感じられます。
幼い頃から文化や芸術に触れ、人との出会いを大切にしてきた森さんだからこそ、多くの人に愛される存在になったのかもしれませんね。
実家の森末旅館があった場所は？
70年前に撮影された警察予備隊の隊員たち。
— 中井かんいち (@ichikawakon) March 22, 2020
1950年（昭和25年）12月10日に仙台駅前で撮影されたカラー写真。
撮影者の詳細は不明。
どこかのキャンプ（駐屯地）に移動中なのだろうか？
ちなみに、写真内の看板の「森末旅館」は森公美子の実家である。
引用元は本ツイートのスレッドを参照。 pic.twitter.com/3K9JBgzK5h
森公美子さんの実家は、かつて仙台市内に存在した老舗旅館「森末旅館」でした。
この旅館は明治元年創業という非常に長い歴史を持ち、地域でも格式ある宿として知られていたそうです。
所在地は、宮城県仙台市青葉区星陵町。
現在では住宅街となっているこのエリアに、かつては2000坪という広大な敷地を持つ旅館が建っていました。
歴史のある建物だけに、地元の人々の記憶にも深く残っているようです。
ただ、森末旅館は現在すでに閉館しています。
旅館としての営業終了後は、ホテル業として「ホテルニューモリスエ」や「ホテルセントキャッスル」などに名称を変え、時代の変化に応じてスタイルを変えながら運営されてきました。
こうした変遷からも、森公美子さんのご実家が、単なる旅館にとどまらず地域のニーズに応え続けていたことがうかがえます。
しかし最終的には宿泊施設としての営業も終了し、現在その跡地にはマンションが建てられているとのことです。
今では建物としての面影は残っていないかもしれませんが、その場所が森公美子さんの原点であり、数多くの著名人が訪れた歴史の舞台だったことを知ると、街並みの見え方も少し変わってくるかもしれませんね。
ちなみに、明治時代から続いた旅館が現代の住宅街へと姿を変えたという点では、仙台という都市が歩んできた発展の歴史とも重なります。
そうした背景も踏まえると、森末旅館は単なる“芸能人の実家”という枠を超え、地域の記憶に深く根づいた存在だったと言えるでしょう。
森公美子の生い立ち
1959年7月22日に誕生した森公美子さんは、お父さんがアメリカンポップスが好き、祖父母が詩吟をやっていたことから音楽に囲まれた生活を送っていました。
そのため幼い頃から歌が好きで、当時人気だった芸能雑誌『月刊平凡』の付録の歌本が毎号楽しみで、それを見てコードを覚え、小学生のときにはピアノでヒット曲の弾き語りを披露していたそうです。
そして中学生の時にハワイでジャズ歌手・サラ・ヴォーンさんの歌声を聞き音楽の世界を目指すようになり、留学などを経て1982年に『修道女アンジェリカ』でオペラデビューしました。
森公美子の父親
森公美子さんのお父さんは、森達夫さんというお名前で、出身地は青森県だと伝えられています。
旅館「森末旅館」を家業としながら、ご家族の教育にも深く関わっていた方だったそうです。
森達夫さんは、森公美子さんが舞台『ラ・マンチャの男』に出演していた時期に、心筋梗塞により58歳という若さで亡くなっています。
突然の訃報だったようですが、あるインタビューによると、森さんはお父さんが倒れる夢を見て、すぐにお母さんへ電話をかけたと語っていました。
そのとき、お父さんはゴルフ場にいて、まさにその場所で体調を崩していたということです。
その後、入院を経て3日後に他界されました。
このように、ご本人が不思議な予知夢のような体験をしたことも印象的ですが、お父さんが普段から大切にしていた考え方も語られています。
それは「思ったときにすぐ行動しろ」という信念。
行動力を重視する姿勢は、舞台や音楽といった世界で幅広く活躍する森公美子さんの原動力にもなっているように思えます。
ちなみに、お父さんは教育面でもユニークな方で、森さんを“体験を通じて学ばせる”ことを重視していたそうです。
過去のトーク番組では、「ラーメンを食べに九州へ行った」「象を見にケニアに行った」など、スケールの大きな家族旅行が思い出として語られたことがあります。
このような行動的で愛情深い教育方針が、森さんの豊かな表現力やおおらかな人柄に繋がっているのかもしれません。
ご自身のルーツを語る際には、森公美子さんはお父さんの存在をとても大切にしている印象があります。
時には厳しく、しかし愛情をもって育ててくれた父親の教えが、今も森さんの中にしっかりと根づいていることが伝わってきます。
森公美子の母親
森公美子さんのお母さんは、森信子さんというお名前で、宮城県出身の方です。
2019年に87歳で亡くなられたことが報じられており、森さんにとって大切な存在だったことがうかがえます。
森信子さんは、家族の中でもとくに個性的で印象的な人物だったようです。
あるインタビューでは、森公美子さんが「お母さんは、やることすべてがユニークだった」と語っており、その言葉からも自由な発想や明るい性格が感じ取れます。
ちなみに、森さんの家庭は非常に教育熱心で、お父さんの行動力とともに、お母さんの柔軟さや発想力が、森さんの芸術的な感性や表現力を育んだ背景にあるとも考えられます。
芸能界で活躍しながらも、根っこには“自由でのびのびとした家庭の空気”がある──そんな印象を受ける方も多いのではないでしょうか。
また、森さんはテレビなどでお母さんとのエピソードを度々披露しており、舞台でのトークやバラエティでも母とのユニークなやりとりをネタにすることが少なくありません。
亡くなられた後も、森さんの語りの中にたびたび登場する存在であり、それだけ深い絆と愛情があったことが伝わってきます。
こうして振り返ると、森信子さんは「ただの母親」という枠を超えた、森公美子さんの人格形成に大きな影響を与えたキーパーソンだったと言えそうです。
芸能界でひときわ個性を放つ森さんの背景には、愛情に満ちたご両親の存在がしっかりと根を張っていたことがわかります。
森公美子の兄弟や姉妹
森公美子さんには、兄弟が二人います。
上にお兄さん、下に弟さんがいて、森さんは三人きょうだいの真ん中にあたります。
ただし、お二人とも芸能活動などは行っておらず、あくまで一般の方です。
そのため、名前や顔写真、職業といった詳細な情報は一切公開されていません。
プライバシーに配慮し、メディアにも登場していないようです。
森公美子さんは自身の家族について語ることは多い一方で、兄弟に関してはあまり触れていません。
とはいえ、子どもの頃は大家族のような環境で、にぎやかに育ったことがうかがえるエピソードもたびたび紹介されています。
実家の森末旅館が多くの著名人の宿泊先だったこともあり、幼少期から人の出入りが多い家庭で育った森さんにとって、きょうだいの存在も自然と暮らしの一部になっていたのかもしれません。
ちなみに、森さんのように表現豊かでユーモアのある人柄は、家庭環境やきょうだいとの関係性とも無縁ではないでしょう。
にぎやかな家族に囲まれながら育った経験が、舞台やテレビ番組での活躍につながっていると考えると、ご兄弟の存在も間接的に大きな影響を与えていた可能性があります。
公の場で語られることが少ないため、具体的な人物像は明かされていないものの、「家族を大切にする」森公美子さんの姿勢からは、ご兄弟との良好な関係が続いていることもうかがえます。
今後、何かの機会に少しでも言及があれば、また新たな一面が見えてくるかもしれません。
まとめ
森公美子さんの明るくユーモアあふれるキャラクターの裏には、歴史ある旅館を営む実家の存在と、個性豊かなお父さん・お母さんの影響があったことがよくわかりました。
幼少期から文化や人とのふれあいに恵まれた環境で育ち、ご家族との温かな絆が今の魅力的な人柄につながっているのだと感じます。
詳しくは語られていない部分もありますが、ご兄弟との関係も含めて、森さんのルーツには多くの愛情とユーモアが詰まっているようです。
そうした背景を知ることで、舞台やテレビで見せる姿にも、より深みを感じられた方も多いのではないでしょうか。
森公美子さんが今後も、たくさんの人を笑顔にしながら、自分らしく輝き続けていかれることを応援したいですね。
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