2013年5月場所に初土俵を踏み、2022年11月場所で幕内最高優勝を果たした阿炎さんですが、過去には自身の不祥事が大きなニュースになったこともありました。
阿炎さんは何をやってしまったのでしょうか。
今回は、阿炎さんの不祥事、性格について調べてみました。
阿炎が起こした不祥事の内容がやばい?
「アビちゃん」
— ほずみHOZUMI (@hozumimasashi) February 5, 2023
(阿炎政虎) pic.twitter.com/j2uBSfxbCx
阿炎さんは、これまでに数回の不祥事を起こしています。
過去の不祥事について、調べてみました。
阿炎が起こした不祥事①動画が炎上
阿炎と若元春の動画が炎上?インスタでまた相撲力士の暴力行為か? https://t.co/4qHVMZRCZl pic.twitter.com/SYNPwFSn4y
— ホッパーマガジン (@hoppermagazine2) November 4, 2019
1つ目は、阿炎さんのInstagramの動画です。
2019年11月の九州場所前、阿炎さんは当時解説していた自身のInstagramに、若元春さんの手足をテープで縛った動画を投稿、その動画の中には「仕返し!わら」という文字が入り、複数の笑い声も入っていました。
これは阿炎さんが本気で若元春さんをイジメていたという動画ではなく、普段から仲の良い二人がふざけてやっていただけのものでしたが、Twitterですぐに拡散され大きな問題になりました。
その理由は、相撲界では何度も暴行事件が話題になっているからです。
阿炎さんと若元春さんの好意は不謹慎とみなされ、二人は反省文を提出し謝罪しました。
しかし騒動がここで終わったわけではありません。
2020年2月には炎上騒ぎを受けて角界で初めてSNS研修会が開かれましたが、研修会終了後に感想を聞かれた阿炎さんが「爆睡してた。寝てたし、何も聞いてねーし」と発言したのです。
この言葉に相撲協会の幹部は激怒、ネット上でも「全然反省してないね」という声が聞かれていました。
阿炎さんのこの行動や言動があったことから、相撲界では個人のSNS開設を禁止しています。
阿炎が起こした不祥事②キャバクラ通い
2つ目は、阿炎さんのキャバクラ通いです。
2020年から、世界的に新型コロナウイルスが流行し、日本では多くの行動が制限されました。
それは相撲界も同じで、相撲協会は新型コロナウイルス感染対策のガイドラインを作成、力士は外出自粛を求められていたのです。
しかし阿炎さんは2020年7月場所中と場所前の計4回、キャバクラに通っていたことが発覚しました。
また最初は回数を少なく報告し、同席していた幕下以下の力士に出入りした回数について口裏合わせを指示していたことも分かっています。
このことから阿炎さんは引退届を提出するも、協会内外で阿炎の現役続行を望む声が多かったことから、採決の結果引退届は未受理となり、出場停止3場所と5カ月50%の報酬減額の処分になりました。
阿炎の性格
<本日番付発表:一月場所14日初日→https://t.co/yyLltyLBd9 >新入幕の阿炎は、師匠の錣山親方とともに会見。「場所までに体重をあと五キロ増やして、三賞ふたつ取りたいです!」#sumo pic.twitter.com/7Gve5IVbSt
— 日本相撲協会公式 (@sumokyokai) December 26, 2017
阿炎さんは、幼い頃は兄弟の中でいちばんやさしく、幼稚園時代にはお母さんがドラマを見て泣いているともらい泣きすることもあったそうです。
学生時代は相撲ではなく「家業を継ぐ」という思いもあり、親方の入門の誘いも断っていました。
しかし親方からの「親孝行になる」という言葉に押されて力士になり、インタビューでは「お母さんに早く伝えたい」と切り上げたこともありました。
相撲界ではやんちゃな性格で、自由奔放な発言をするイメージが強い阿炎さんですが、とても家族思いで優しい心を持った方です。
まとめ
一度は引退を逃れられた阿炎さんですが、引退届は捨てられたわけではなく、「今後、程度を問わず協会に迷惑をかける行為を行った場合には預かっている引退届を受理する」という約束ものとで預かりになっています。
力士としてまだまだ活躍できる阿炎さんなので、不祥事をこれ以上起こさないよう、自分の行動にはしっかりと責任をもって相撲と向き合ってほしいですね。