ドラマや映画だけではなくバラエティー番組でも活躍し、「ひとり甲子園」や「ひとり警察24時」などの持ちネタも持っている柳沢慎吾さんは、どんな人なのでしょうか。
何がきっかけで芸能界に入り、俳優として活動することになったのでしょうか。
今回は、柳沢慎吾さんの経歴や持ちネタ、事務所などについて調べてみました。
柳沢慎吾と若山富三郎の関係は?
非常に限定的ですが、「名奉行遠山の金さん」の若山富三郎と柳沢慎吾 #出てくると嬉しくなる俳優 pic.twitter.com/thHsdtXt6i
— maggot brain (@yossan050) January 22, 2022
柳沢慎吾さんと若山富三郎さんは、役者仲間でした。
撮影ではとても厳しかったものの若山富三郎さんにとても可愛がってもらっていたそうで、柳沢慎吾さんは今でも度々若山富三郎さんとのエピソードを明かしています。
若山富三郎が遠山の金さんで激怒?
柳沢慎吾さんは、若山富三郎さんと『名奉行 遠山の金さん』で共演しました。
この時、いい加減な挨拶をした柳沢慎吾さんに若山富三郎さんが激怒し、「やなぎざわじんごぉ~!後で俺の部屋へ来い!」と呼びつけたそうです。
さらに撮影中、刀の持ち方など時代劇作法にうるさい若山富三郎さんの口出しで撮影が進まないことにイラついた監督が、柳沢慎吾さんに「セリフの『ジジイ』の前に『クソ』つけて!」と強要し、柳沢慎吾さんはその通りに「うるせえこのクソジジイ、お前引っこんでろ!」と言いました。
若山富三郎さんは「やなぎざわじんごぉ~!お前今セリフ2つくらい増えたろ」とすぐに気づき、録音機材で自ら聴き直して激怒、詰め寄られて怯えきった柳沢慎吾さんは「監督から言えって言われたんです」と必死に弁明すると、若山富三郎さんは監督にも激怒しました。
柳沢慎吾さんはこの話を、若山富三郎さんの「やなぎざわじんごぉ~!」を真似てテレビで披露しています。
柳沢慎吾と若山富三郎の風呂事件
柳沢慎吾さんの拠点は東京ですが、撮影のために地方に行くこともあります。
京都撮影所で仕事をしていたある日、柳沢慎吾さんは自分の出番が終わったため撮影所にあるお風呂に入りました。
その後控室に戻ると、外からは 「誰じゃ!!儂より先に風呂を入った奴は」と若山富三郎さんの声が聞こえたそうです。
この撮影所では当時「若山富三郎さんが一番風呂」という暗黙のルールがあったものの、東京から来た柳沢慎吾さんやスタッフにはそれが伝わっていませんでした。
若山富三郎さんは柳沢慎吾さんが先に入ったことを知り、「またあいつか!」と言ったそうですよ。
柳沢慎吾の交友関係がすごい
深海側に京本政樹がいるなら艦娘側に柳沢慎吾をだな pic.twitter.com/xkWaEsMtK1
— 権藤 (@gondoh_rice) July 3, 2019
柳沢慎吾さんは、俳優の京本政樹さんと親友です。
二人は『HOTEL』で共演して以来「兄弟」と呼び合う仲で、バラエティー番組『火曜サプライズ』では「京さま・慎ちゃん 都バスで飛ばすぜぃ!」というコーナーも持っていました。
同じく共演をきっかけに、中井貴一さんや時任三郎さんとも親しくしています。
また『ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!』で「ふぞろいの林檎たち」のパロディを行った際に南原清隆さんが柳沢慎吾さん役を務めたことをきっかけに、ウッチャンナンチャンとも親しい間柄になったそうです。
柳沢慎吾のネタやものまねレパートリー
柳沢慎吾さんの持ちネタの1つは、「ひとり甲子園」です。
元々高校野球のファンである柳沢慎吾さんは、高校野球の選手、応援、観客、実況、解説、阪神園芸の整備士などを演じています。
2015年8月9日の横浜スタジアムの始球式に登場した際には、球を投げるまでひとり甲子園を延々と演じ続け投げた後も横浜高校の校歌を歌い、試合開始時間が8分遅れ「日本一長い始球式」と話題になりました。
「アーアーアー」とサイレンを模した高音を発しながら、指を上に向けた手をクルクルと赤色灯のイメージで回して登場する「ひとり警視庁24時」も、柳沢慎吾さんの有名なネタの1つです。
タバコのラッピングのビニール部分を使い警察無線の割れた音質を再現しつつ、警察官の緊迫したやり取りのものまねをしています。
こちらはドラマで共演した際、木根尚登さんのアドバイスがきっかけで始めたそうですよ。
他にも箱根駅伝終了後に放送されるドキュメンタリーの再現をした「ひとり箱根駅伝」、ドラマ内および予告編の一人芝居をする「ひとり火曜サスペンス」、堺正章さんや山城新伍さんのものまねもレパートリーに入っています。
柳沢慎吾のプロフィールや経歴
【柳沢慎吾】本日7/5発売!光文社「FLASH」(7/19号)巻末企画“寄港めし”にてインタビューが掲載されます。
— ハート・レイ (@Hc6680) July 5, 2022
是非ご覧ください!https://t.co/4FG9E29xR7
ほんとーに美味しいんです。鰻☺️#FLASH#寄港めし#柳沢慎吾 pic.twitter.com/eUOjMbYSCe
名前:柳沢慎吾
生年月日:1962年3月6日
出身地:神奈川県
血液型:AB型
身長:165cm
所属事務所:ハート・レイ
幼い頃からテレビの世界に憧れを抱いていた柳沢慎吾さんは、素人時代からお笑いコンビ「てっちゃんしんちゃん」を組んで『TVジョッキー』などに出演しており、1987年の『ぎんざNOW!』の「素人コメディアン道場」で第19代チャンピオンになったことで正式に芸能界デビューを果たしました。
コンビを組んでいた相方が別の道に進んだことをきっかけに俳優業に進出し、『ふぞろいの林檎たち』などで俳優としての地位を確立しました。
1989年の『仁義なき花の芸能界全部乗っ取らせていただきますスペシャル』内の「芸能人ねるとんコーナー(ねるとん紅鮭団)」で言い放った「あばよ!」の決めゼリフが大ブレイクし、柳沢慎吾さんの名をさらに広めました。
俳優としては、『翔んだライバル』、『一休さん・喝!』、『一休ピン中!』などで主演を務めています。
柳沢慎吾の所属事務所
柳沢慎吾さんは、「ハート・レイ」に所属しています。
こちらの事務所には、綱浜直子さん、飯島直子さん、白石美帆さんらも在籍しています。
柳沢慎吾の年収
柳沢慎吾さんの年収は公表されていません。
俳優として、タレントとして今もテレビの世界で活躍し、明るいキャラクターはイベントなどでも引っ張りだこです。
芸歴も長く、年収は数千万円以上だと噂されています。
まとめ
柳沢慎吾さんのネタはそのものに詳しくない人でも笑ってしまい、何度でも見たくなる面白さがあります。
そのため何十年も多くの方に親しまれているのだと思います。
これからも柳沢慎吾さんらしく、活躍し続けてほしいですね。