フォークシンガーの南こうせつさんの実家は、お寺です。
現在はお兄さんが継いでいるということですが、お寺はどこにあるのでしょうか。
今回は、南こうせつさんの実家や家族について調べてみました。
南こうせつの実家は勝光寺!どこにある?
南こうせつさんの実家は、大分県大分市にある「勝光寺」です。
こちらは、初代能直公が1196年に建立したと伝えられています。
お寺の華南三彩貼花唐草文五耳壷は、大分市指定有形文化財に指定されました。
勝光寺の住職は南こうせつの兄
歌う住職、弟は南こうせつさん…「過去を悩んでも仕方ない未来のことも分からない」 : 読売新聞オンライン https://t.co/XP4Ys3Boe0
— 木村祐治/ KIMURA Yuji (@ykmr75) September 6, 2022
南こうせつさんのお兄さんは、南慧昭(えしょう)さんと言います。
お兄さんは大手食品会社キューピーの関連会社「ヴェルデ」の社長を務め、定年退職後に実家のお寺を継いで住職になりました。
「難しい言葉を並べるだけでは教えは伝わらない」と、自作の歌を披露しながら説く「歌説法」をこれまで全国600か所以上で実施しています。
南こうせつの兄弟
南こうせつさんには、もう一人お兄さんがいました。
南家の次男は光洋さんといい、元々は光洋さんが実家を継ぐ予定だったそうです。
しかし早くに亡くなってしまったことから、お兄さんの慧昭さんが実家を継ぎました。
南こうせつの生い立ち
南こうせつ全然かわらん #徹子の部屋 pic.twitter.com/RrIrnzg9TV
— — (@sgrb_sgrb) September 18, 2019
1949年2月13日に寺の三男坊として誕生した南こうせつさんですが、実家は檀家が少なく生計を立てるのに苦労したため、お父さんの畑づくりを手伝っていました。
南こうせつさんの幼い頃の1950年代から60年代は、寺の本堂で行われる法事は派手で、お経をあげて焼香と、食事が終わると歌謡ショーが始まったそうです。
歌と食べ物はこんなにも人を幸せにするのか、と肌に感じた南こうせつさんは中学時代にギターを始め、高校生になるとさらに洋楽にハマっていきました。
歌手になりたいという思いも芽生えたことから大学入学と共に上京、音楽漬けの日々を送り、1970年にデビューしました。
南こうせつの父親
南こうせつさんのお父さんは、僧侶でした。
名前や顔写真などは公開されていませんが、南こうせつさんは「まじめで笑顔を絶やさない人。例えるなら風のようにそよぐ人だった」と明かしています。
そんなお父さんが亡くなった時、お母さんはお父さんの遺骨に向かって「ほんとは、好きじゃなかった」と衝撃の発言をしたそうです。
南こうせつの母親
南こうせつさんのお母さんは、チエさんと言います。
勉強が出来たというお母さんは、とても厳しい人でした。
南こうせつさんは幼い頃、よく「勉強をしろ」と言われていたそうです。
そんなお母さんは、2014年5月に92歳で亡くなりました。
まとめ
寺の息子として誕生した南こうせつさんは、住職ではなく音楽の道に進みました。
お父さん、お母さん、そして次男のお兄さんはすでに亡くなっていますが、遠くの空で見守ってくれていることを力に、今後も南こうせつさんらしい音楽を作っていってほしいですね。