元力士で現在は解説やスポーツキャスターを務めている舞の海秀平さんは、いつから相撲を始めたのでしょうか。
どんな家庭で育ち、どこの学校に通っていたのでしょうか。
今回は、舞の海秀平さんの経歴や出身学校、家族について調べてみました。
舞の海秀平のプロフィールや経歴
紙面【インタビュー】あの人に迫る。大相撲解説者 舞の海 秀平。スピードと技で、大型力士を倒せ。ほか 詳しくは本日(2月15日付)東京新聞朝刊にて。 pic.twitter.com/3pYUkLNvQ7
— ぐるり東京 オフィシャル (@tokyohotweb) February 14, 2015
名前：舞の海秀平
生年月日：1968年2月17日
出身地：青森県
血液型：B型
身長：169cm
所属事務所：有限会社舞の海カンパニー
大学卒業後に山形県の高校教師に内定していた舞の海秀平さんは、大学4年の1月に後輩が亡くなったことがきっかけで『本当に自分がやりたいことは何か？』を考え、力士になることを決意しました。
しかし当時の身長が169cmだった舞の海秀平さんは、日本相撲協会の新弟子検査合格基準（当時は172cm以上）に達しなかったため、不合格になってしまいました。
そこで目溢しを期待して当時角界のNo.2であった9代出羽海が師匠を務める出羽海部屋への入門を選び、手術でシリコーンを頭に埋め身長を一時的に高くして合格を掴んだのです。
1990年5月場所に本名である「長尾」の四股名で初土俵を踏むと十両に昇進、1991年11月場所の曙戦でみせた「三所攻め」、1992年1月場所の貴闘力戦でみせた「居反り・襷反り」など、四十八手を駆使した取り口を見せ、相撲界を盛り上げました。
1999年11月場所で現役を引退、タレントに転身し『NHK大相撲中継』の専属解説、スポーツコメンテーターとして『FNNスーパーニュース』のスポーツキャスター、旅番組のレポーター、俳優活動、各種講演とマルチに活動しています。
2000年、2001年には帝京大学の非常勤講師も務めました。
舞の海秀平の現役時代の最高位
舞の海秀平さんの現役時代の最高位は、「東小結」です。
関取時代は「平成の牛若丸」、「技のデパート」とも呼ばれていました。
舞の海秀平は親方にならない？
舞の海秀平さんは、現役を引退してから相撲界には残らず芸能界に入りました。
親方として後進の指導をする事を考えたものの、ちょうど引退した頃は年寄名跡（日本相撲協会の役員になったり、相撲部屋を作り弟子を養成するために必要な資格）の籍が余っていなかったため、親方になることが出来なかったのだそうです。
当時の師匠・出羽海親方(元横綱・佐田の山さん)からは「大相撲界を中で支える人間も大事だが、外から支える人間も大切だ。お前だったら出来る」と言われ、相撲界から離れました。
舞の海秀平の本名
舞の海秀平さんの本名は、「長尾秀平 (ながお しゅうへい)」さんと言います。
「舞の海」という名前は、郷里の舞戸町と部屋の出羽海に因みつけられました。
舞の海秀平の所属事務所
舞の海秀平さんは、「有限会社舞の海カンパニー」に所属しています。
こちらは舞の海秀平さんの個人事務所で、他に在籍しているタレントはいません。
舞の海秀平の年収
舞の海秀平さんの年収は公表されていません。
現役を引退してからはテレビだけではなくイベントや講演会にも参加しており、年収は数千万円以上になるのではないかと思われます。
舞の海秀平の学歴
舞の海秀平さんが通っていた学校について調べてみました。
舞の海秀平の出身小学校
出身小学校は公表されていません。
小学生の頃から相撲をやっており、校内相撲大会では常に優勝していました。
ただ舞の海秀平さんは、当時相撲より野球の方が好きだったそうですよ。
舞の海秀平の出身中学
小学校卒業後は、鰺ヶ沢第一中学校に進学しました。
こちらの学校は、2011年3月31日に鰺ヶ沢第二中学校と統合し、閉校しました。
中学では相撲部に入ったものの、周りの体が大きくなり勝てなくなっていたため、「相撲は、向いていないかな」と感じていたそうです。
しかし顧問の先生が辞めさせてくれなかったことから、相撲を続けていました。
舞の海秀平の出身高校
中学卒業後は、青森県立木造高等学校に進学しました。
偏差値は、55です。
高校でも相撲部に入っていました。
舞の海秀平さん曰く「高校入ってからは人生で一番の地獄」で、毎日疲れきった体でそのまま倒れるように寝る生活を送っていました。
負けることが悔しくて頑張っていたらメキメキと強くなっていき、3年生の最後の全国大会で準優勝しています。
舞の海秀平の出身大学
高校卒業後は、日本大学に進学しました。
舞の海秀平さんは経済学部に在籍、偏差値は50～52.5です。
大学でも相撲部に入り、身体を大きくするために朝はどんぶり飯5杯、昼は学食の定食2人前、合宿所に戻る途中の立ち食いそば店でうどん1杯、夜は再びどんぶり飯を5杯、寝る前には牛丼や弁当を詰め込むという食生活を送っていました。
その結果、入学時には70kg未満だった体重が4年生の時には90kgになりました。
舞の海秀平の実家や生い立ち
1968年2月17日生まれの舞の海秀平さんは、青森県西津軽郡鰺ヶ沢町舞戸町出身です。
実家は元々毛糸店を営んでいましたが、編み物をする人が少なくなり、婦人服と毛糸を扱うお店になり、最後は婦人服だけを扱っていました。
幼い頃の舞の海秀平さんはやんちゃで、勉強嫌いで相撲と野球が大好きな子だったそうです。
地元が神社の境内や小学校の校庭には土俵があるほど相撲が盛んな場所だったこともあり、自然と相撲を始めました。
お父さんも相撲が好きで、一緒にテレビで相撲を見ては翌日に学校の休み時間や放課後に再現していたそうですよ。
舞の海秀平の父親と母親
舞の海秀平さんの両親は一般人です。
名前や顔写真などは公開されていません。
実家はお店をやっていましたが、お父さんは子供に継がせようという気持ちはなく、「家のことはいいから、全国どこでも、世界中どこでも飛び立って、自分が一生懸命打ち込めるものをやりなさい」という教えだったそうです。
お母さんは舞の海秀平さんの相撲入りを反対していたため、舞の海秀平さんはお母さんと絶縁して相撲界に入りました。
舞の海秀平の兄弟や姉妹
舞の海秀平さんには、お兄さんとお姉さんがいます。
二人とも一般人のため、情報はありませんでした。
まとめ
元々は教師になるつもりだったという舞の海秀平さんでしたが、幼い頃からやってきた相撲を1番に考え、力士になりました。
現役時代はうまくいかなかったことも多かったですが、これからも舞の海秀平さんらしく相撲界を盛り上げていってほしいと思います。