バカリズムさんはお笑いだけでなく、ナレーターや脚本家なども手掛けていて、自分や他人を客観的に見ることができ、独特の世界観を持っています。
しかし、そういったバカリズムさんの独創性や洞察力はいつ育まれたものなのでしょうか。
今回は、バカリズムさんの学歴や両親のことを調べました。
バカリズムの学歴
バカリズムさんは小・中・高と地元福岡県の学校を卒業しています。
バカリズムさんは小・中・高時代はどんな人生を歩んできたのでしょうか。
バカリズムの出身小学校
バカリズムさんの出身小学校は、地元福岡県『田川市立田川小学校』です。
小学校時代は地元の野球チームに所属していました。
バカリズムさんの出身小学校は派閥闘争や権力闘争が目立つような小学校だったそうです。
当時、バカリズムさんはすこし乱暴な性格でした。
その性格のせいで一度クラスの権力者ともめたことがあり、クラス全員から口を聞いてもらえなくなったことがありました。
その時のことをバカリズムさんは次のように語っています。
「みんなは僕と喋りたい喋りたくないじゃなくて、喋るなという命令を受けていて、殴られないために喋らないだけだから、しょうがないな、と思いました。その子が俺のことを嫌いじゃないならまあいいやって感じですよね。そういうことがけっこうあったんで、『こいつ今何考えてんだろ』とは思うようになりました」
バカリズムさんは小学校の派閥闘争のなかで他人の心理を読むことを学んだ様です。
バカリズムの出身中学
バカリズムさんの出身中学校は福岡県の『田川市立中央中学校』です。
中学校時代は野球部に所属していて、3年間丸刈りで過ごしました。
当時は補欠でしたが、練習はハードで夜暗くなるまで練習をしていた様です。
クラスのみんなを笑わせることが好きで、クラスのムードメーカーとして人気者だったバカリズムさん。
当時のバカリズムさんは奥手で女の子と話をすることが苦手な性格だったそうです。
バカリズムの出身高校
バカリズムさんの出身高校は福岡県にある『私立飯塚高等学校』です。
高校でも野球部に所属しています。
しかし、2年生の夏に骨折してしまい、選手をサポートする裏方に回されてしまい、試合に出られなくなるかもしれないという危機感を持ったバカリズムさんは、筋トレを懸命に行ってことでチームで一番パワーがつき、代打で使われるようになりました。
そして、高校3年生の夏には甲子園福岡県予選でスタメン出場を果たします。
野球に取り組む一方、やんちゃな一面もありました。
バカリズムさんは自分がヤンキーだったことは否定していますが、切れやすいところもあり、喧嘩をすることはたびたびあったようです。
レンガで頭を割られたこともあったのだとか。
バカリズムさんをレンガで殴った相手は、同郷のバイキングの小峠英二さんの知人だったことが上京してから判明します。
バカリズムの出身大学
バカリズムさんは大学には進学せずに、専門学校の『日本映画学校』に進学しました。
この学校は漫才の授業がカリキュラムに組み込まれており、ウッチャンナンチャンや出川哲郎さんを輩出したことでも知られており、ウッチャンナンチャンに憧れて入学を決めたそうです。
当時、バカリズムさんは、松下敏弘さんとコンビで活動していました。
結成当初は「キクラゲ」という芸名で活動していましたが、後に「バカリズム」に改名しています。
「検索した時にややこしくならないようにあえてこの世にない名前にした」とバカリズムさん自身が名付け、コンビを解消してバカリズムさんが名前を受け継いだのです。
バカリズムの実家は田川市の弁当屋?
バカリズムさんの実家は『田川給食センター』というお弁当屋を営んでいました。
祖父の代から引き継いだのが、バカリズムさんのお父さんの雅(ただし)さんです。
地元の学校や役所などに配達することが多かった様です。
お父さんの雅さんが40歳の時に、廃業しました。
バカリズムの生い立ち
福岡県田川市で生まれたバカリズムさん。
小学校時代は乱暴な性格が目立ち、あまり同級生から好かれていませんでした。
中学に入ると野球部に所属し、部活に精を出します。
高校生の時にはやんちゃな性格が再び顔をだし、他校の生徒と喧嘩することもしばしばありました。
その後、お笑い芸人を目指して上京。
ウッチャンナンチャンや出川哲郎などを輩出している日本映画学校に入学します。
2005年まではコンビで活躍していました。
ピン芸人になったバカリズムさんは『R-1グランプリ決勝進出』『IPPOMMグランプリ優勝』など好成績を残しています。
2019年には、元でんぱ組.incの夢眠ねむさんと結婚し、公私ともに充実した生活を送っています。
バカリズムの父親
バカリズムさんのお父さんは雅(ただし)さんです。
お父さんからは、どんなことがあっても諦めないことを教え込まれました。
「絶対にまけるな」がお父さんの口癖だったようです。
特に喧嘩においては、負けを認めない限りは負けにならないというのがお父さんの信条でした。
バカリズムさんもお父さんの教えを守り、どれだけボロボロにされても負けは認めなかった様です。
バカリズムさんが中学生の時にお父さんは亡くなってしまいますが、お父さんの教えはバカリズムさんの中で今も生きづけています。
バカリズムの母親
お母さんは、主基子(しゅきこ)さんです。
「絶対にギャンブルはするな」とお母さんに口をすっぱくなるほど言われ、その背景には資産家の家に生まれながら、ギャンブルにはまったお母さんの父親であるおじいさんへの想いがありました。
おじいさんは財産税法が交付されたことで、重税とギャンブルで多額の借金を抱えてしまいます。
そのことがきっかけで両親が離婚をし、貧しい生活を送るはめになってしまいました。
過去の苦い過去が「絶対にギャンブルはするな」と言う言葉に表れているのでしょう。
バカリズムの兄弟や姉妹
バカリズムさんには妹さんが一人います。
本人曰く妹さんはバカリズムさんに似ているらしく、とても仲が良いようです。
しかし、妹さんの情報はほとんど出回っておりません。
まとめ
バカリズムさんの実家は、かつてお弁当屋を営んでいた両親と妹の4人家族です。
中学生の時にお父さんの雅さんが他界し、お母さんの手基子さんが女手一つでバカリズムさんと妹さんを育てました。
その背景には雅さんの「絶対に負けるな」という教えや主基子さんの「絶対にギャンブルはするな」という言葉が響いている様です。
バカリズムさんの独特の世界観はもともと備わっていたものではなく、生活していくうえで徐々に育まれてきたものだということを知りました。
それゆえ才能をいかんなく発揮するバカリズムさんのパワーは、人を魅了する力があるのではないでしょうか。