俳優として活動しているムロツヨシさんは、映画やドラマだけではなくバラエティー番組にも出演し、自身の話を面白く話してくれますが、家族については多くを語っていません。
その理由は、ムロツヨシさんの生い立ちが明るいものではないからです。
今回は、そんなムロツヨシさんの生い立ちや家族について紹介します。
ムロツヨシの生い立ちが壮絶だった
この後よる10時15分からは『日曜日の初耳学【ムロツヨシが大暴れ!挫折連続の俳優人生&ムロ流〜愛され術】』。@hatsumimigaku
— TBS (@tbs_pr) September 12, 2021
明るさ裏にあった…両親離婚の幼少期&役者をやめようと思った過去&奇跡の朝ドラ抜擢の舞台裏まで全てを語り尽くす▼松丸亮吾がコロナ…#tbs pic.twitter.com/ggbwzQYqKC
ムロツヨシさんは、4歳の時に両親が離婚しました。
お母さんが家を出ていく形になり、ムロツヨシさんと5歳上のお姉さんの親権は大工をしていたお父さんになりました。
ここでお父さんとお姉さんと3人で暮らしていくのかと思いや、お父さんには新しい交際女性がいたことからお姉さんとムロツヨシさんは父方の叔母夫婦の家で育てられることになりました。
そして鮮魚店を営んで忙しい叔母や叔父に代わって、同居していた祖父母が世話をしてくれたそうです。
夏休みなどの長期休暇になると、お父さんと交際女性が暮らす家に遊びにいくこともあったそうですが、一緒に暮らすということはありませんでした。
それから露機が流れムロツヨシさんが小学5~6年のとき、お父さんから「結婚する」との報告を受けました。
それまで交際していた女性ではなく別の女性で、 幼い子供も二人いたそうです。
再婚したお父さんは、ムロツヨシさんと祖父母が暮らしていたアパートの隣室で暮らし始めました。
ムロツヨシさんのおばあちゃんは隣室で暮らしている息子家族を見ているうちにどんどん心が壊れてしまい、お父さんが再び離婚した際にはおばあちゃんだけではなくおじいちゃんや親戚らとお父さんの仲は修復をすることが出来ないほどに険悪になっていました。
ムロツヨシさんは自分を育ててきてくれた親戚にとても恩義を感じていたため、お父さんとは絶縁することを決意、お姉さんもお父さんの勝手な行動に反抗しグレてしまい、家を出て行ってしまいました。
ムロツヨシが本名は?
ムロツヨシ「辛い顔をしても辛さは減らない」 理不尽に耐える父親を熱演 https://t.co/EJanGXoMRO pic.twitter.com/PdlPLPpEbD
— ananweb (@anan_web) September 19, 2021
ムロツヨシさんの本名は公表されていません。
ネット上では「福室剛」という名前が浮上しています。
しかしムロツヨシさんが通っていた学校の卒業アルバムでは名前の部分が切り取られており確認することが出来ず、証拠はありません。
過去にはムロツヨシさんが出演したラジオ番組で本名をうっかり明かしてしまったという情報もありましたが、ラジオを聞いた人以外にはわからないようにするため番組の動画がアップされていないなど、徹底しているようです。
テレビやインタビューなどでは「あまり聞かない苗字」と話していました。
ムロツヨシが本名非公開の理由
ムロツヨシさんは、21歳の頃からこの芸名を使用しています。
ここまでムロツヨシさんが本名をひた隠しにしている理由は、「お母さんのため」だそうです。
4歳の時に別れてしまったお母さんとは連絡を取り合うことがなかったものの、お母さんに新しい家族がいるということは知っており、その新しい家族に迷惑をかけないためにも本名を明かすことはしないそうです。
ムロツヨシの実家
横浜DenAベイスターズのドキュメンタリー映像作品『FOR REAL』シリーズの最新作で、横浜出身の俳優ムロツヨシさんがナレーションを担当!https://t.co/3yiMKQO9JF
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ベイスターズ愛溢れるムロさんならではのナレーションが楽しみ!#横浜DeNAベイスターズ #ベイスターズ #横浜 #FOR REAL pic.twitter.com/VM7pTiOTgC
ムロツヨシさんは、神奈川県横浜市出身です。
実家の詳しい場所は公開されていないためわかりませんでした。
ムロツヨシの生い立ち
1976年1月23日に誕生したムロツヨシさんは、複雑な家庭環境の中でも学校にはきちんと通い、一浪はしたものの東京理科大学理学部数学科に進学しました。
この時は偏差値の高い大学に入ることしか考えていなかったものの、夢を語る同級生たちを目の前にして「彼らみたいに、夢を持つ側の人になりたい」と思うようになったそうです。
その後俳優を目指すために大学を中退して俳優養成所に入所、劇団東京乾電池の研究生だった時期もありました。
そして中央卸売市場やコンサート会場でアルバイトで生活しながら小さな劇団の舞台に出る生活を送るなど下積み時代を経験し、ドラマ『踊る大捜査線シリーズ』をきっかけに映像の世界に入りました。
ムロツヨシの父親
ムロツヨシさんのお父さんは、一般人です。
21歳の時に絶縁してからは、一度も会っていません。
それでも数年前にはいきなり電話が来て「おい、つよし!親父だ、親父!」と、ムロツヨシさんは数十年ぶりにお父さんの声を聴いたことを明かしていました。
お父さんがきっかけで家庭が崩壊してしまったムロツヨシさんですが、お父さんについては恨んでいないそうです。
ただお父さんに会ってしまうと親戚の方が悲しむのではないかという思いがあるため、お父さんに会うことは今後もないのかもしれません。
ムロツヨシの母親
ムロツヨシさんのお母さんは、一般人です。
お母さんとは4歳で離れてしまったこともあり、ムロツヨシさんは「真っ赤な口紅と、実の母の後ろ姿にトランクに服を詰めている記憶はあります」と話しお母さんの顔や声などの特徴は記憶になかったそうです。
長年会うことが出来なかったお母さんですが、ムロツヨシさんが俳優としてブレイクしたことがきっかけとなり、お母さんがムロツヨシさんの事務所に手紙を送り数十年ぶりに再会しました。
ただムロツヨシさんは「できる限りこれ以上、踏み込まないようにと思っています」と話しており、お母さんとの距離が縮まったわけではないようです。
ムロツヨシの兄弟や姉妹
ムロツヨシさんには、お姉さんがいます。
5歳年上で一般人ということ以外は情報がなく、メディアに出たこともありません。
父親の再婚相手の連れ子もいた
ムロツヨシさんのお父さんは、ムロツヨシさんが小学生の時に子連れの女性と再婚しました。
ただこの女性とは別れているため、ムロツヨシさんに異母兄弟がいたのは数年だったようですね。
ムロツヨシさんとお父さんが数年前に電話でやり取りしたという時もお父さんは別の方と再々婚していたそうですが、子供の有無については明かされていません。
まとめ
ドラマや映画では明るいムロツヨシさんですが、生い立ちは決して明るいものではなく、たくさん辛い思いを味わっていました。
今も複雑な思いを抱えているようですが、ムロツヨシさんはたくさんの役者仲間に支えられています。
今後も役者仲間たちと素敵な作品を作り、幸せな時間を過ごしてほしいですね。