初の外国人関取として活躍した高見山大五郎さんは、どんな人なのでしょうか。
力士時代の活動はどの位凄かったのか、引退後は何をしているのか、気になりますね。
今回は、高見山大五郎さんの経歴や家族、国籍などについて調べてみました。
高見山大五郎(渡辺大五郎)の現在は?
あっ!!!高見山!!!
— 岩手朝日テレビ (@IAT_info) September 7, 2023
きょうひる1:00からは『#徹子の部屋』✨
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高見山大五郎さんは現在、相撲業界から離れています。
テレビやイベントなどに出演することはあるものの、タレントとして事務所に所属していいるわけではありません。
普段は穏やかな暮らしをしているそうで、年齢のこともあり無理のないペースでインタビューに応えたりしているのだと思います。
高見山大五郎(渡辺大五郎)が親方を辞めた理由は定年
2009年、高見山大五郎さんは65歳で日本相撲協会を定年退職しました。
親方を務めていた東関部屋は弟子が継いだものの、2021年3月場所に最後の弟子でもある元十両の華王錦さんが引退したことから閉鎖しています。
高見山大五郎(渡辺大五郎)のプロフィールや経歴
50年前、ハワイから来た高見山が切り開いた「外国出身力士」の道。元高見山の渡辺大五郎さんに、いまの思いを聞きました。 https://t.co/JmJCuX8bbg pic.twitter.com/f81vQSARIW
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) March 11, 2017
名前:高見山大五郎
生年月日:1944年6月16日
出身地:アメリカ合衆国
血液型:AB型
身長:192cm
体重:130kg台
1964年にスカウトされたことがきっかけで日本に来日、同年3月場所にて初土俵を踏んだ高見山大五郎さんは、1967年3月場所で新十両に昇進し、初の外国出身外国籍の関取になりました。
さらに1968年の1月場所では新入幕を果たし史上初の外国出身外国籍の幕内力士に、1969年11月場所で小結に昇進すると、1972年7月場所では13勝2敗の好成績で史上初の外国出身力士による幕内最高優勝を遂げています。
1984年5月場所で引退していますが、1968年1月場所に新入幕して以来、16年間97場所にもわたる幕内在位は当時の大相撲最長記録になりました。
2009年10月には第57回菊池寛賞を大相撲関係者としては史上初受賞となり、同年12月にはスポーツ功労者に選ばれています。
高見山大五郎(渡辺大五郎)の出身地はハワイ
高見山大五郎さんは、アメリカ合衆国・ハワイ準州マウイ島出身です。
初めて日本に来日したのは2月の冬の時期だったため、羽田空港で初めて体験する冬の寒さに「いけない。間違ってシベリアに来てしまった」と震え上がってしまったそうですよ。
高見山大五郎(渡辺大五郎)の国籍
高見山大五郎さんは、アメリカ国籍を持っていました。
しかし力士時代の1980年に日本国籍を取得、日本名は「渡辺大五郎」になりました。
この名前は、高見山大五郎さんの奥さんの姓と四股名を合わせたものになっています。
高見山大五郎(渡辺大五郎)の父親と母親
高見山大五郎さんの両親は一般人です。
お父さんは牧場で働いていましたが、高見山大五郎さんが幼い頃に亡くなりました。
お母さんのリリアンさんも現役時代の1976年5月に旅立ちました。
高見山大五郎(渡辺大五郎)の兄弟や姉妹
高見山大五郎さんには、弟さんが2人、妹さんが3人います。
兄弟は一般人のため名前や顔写真は公開されていません。
高見山大五郎(渡辺大五郎)の自宅
高見山大五郎さんの自宅は、東京都墨田区にあります。
元々東関部屋の親方を務めていたためで、部屋が閉鎖した今も住んでいるそうですよ。
高見山大五郎(渡辺大五郎)の年収
高見山大五郎さんの年収は公表されていません。
メディアに出ることはあるものの、現在の活動はほとんどないため年収は数百万円ほどではないかと思われます。
まとめ
スカウトをきっかけに日本の相撲界に入った高見山大五郎さんは、様々な「外国出身力士初の記録」を作ってきました。
今は相撲界から離れていますが、高見山大五郎さんのこれからの人生も素晴らしいものになるよう、見守っていきたいと思います。