2024年に初土俵からの史上最速優勝者となった力士の尊富士さんは、どんな人なのでしょうか。
学生時代に通っていた学校はどこなのでしょうか。
今回は、尊富士さんの経歴や出身学校などについて調べてみました。
尊富士の読み方
尊富士さんの四股名は、「尊富士 弥輝也 (たけるふじ みきや)」さんと言います。
「尊富士」は「尊」は地位の高い人という意味から転じて高い地位を目指すという意味で、「富士」は師匠(9代伊勢ヶ濱親方)の現役時代の四股名「旭富士」に由来し、9代伊勢ヶ濱親方が命名しました。
尊富士の本名は?
尊富士さんの本名は「石岡 弥輝也 (いしおか みきや)」さんと言います。
本名の由来については情報がなくわかりませんでした。
尊富士の学歴
尊富士さんが通っていた学校について調べてみました。
尊富士の出身小学校
尊富士さんは、五所川原市立金木小学校出身です。
わんぱく相撲全国大会では、4年生の時に個人ベスト8と団体優勝、5年生の時に個人3位になりました。
尊富士の出身中学
小学校卒業後は、つがる市立木造中学校に進学しました。
相撲部に所属し、3年時に全国都道府県中学生大会個人3位、全中個人ベスト8、白鵬杯団体優勝・個人3位に輝いています。
尊富士の出身高校
中学校卒業後は、鳥取城北高等学校に進学しました。
偏差値は、40~61です。
高校でも相撲部に所属、1年生の時に金沢大会で個人8強入りするも、2年生の金沢大会で左膝前十字靱帯を断裂しました。
それでも3年生の時には全国高校総体個人3位、選抜高校相撲宇佐大会個人3位になりました。
尊富士の出身大学
高校卒業後は、日本大学に進学しました。
尊富士さんは法学部政治経済学科に在籍、偏差値は50~52.5です。
大学でも相撲部に所属し、全日本大学選抜金沢大会準優勝、全国学生体重別大会135キロ未満級準優勝、全国学生選手権団体優勝、全国学生選手権団体優勝、全国学生相撲個人体重別選手権大会無差別級16強入りという結果を残しました。
尊富士のプロフィールや経歴
尊富士「記録よりも記憶に残る力士になりたい」
— すけさん (@SUKESAN97531) March 20, 2024
惚れた pic.twitter.com/GxveYnsEEo
名前:尊富士弥輝也
生年月日:1999年4月9日
出身地:青森県
血液型:A型
身長:184cm
体重:143kg
2022年8月に伊勢ヶ濱部屋に入門することを公表した尊富士さんは、2022年9月場所で前相撲から初土俵を踏み、2022年11月場所では初めて番付に名前が載り、6番相撲で幕内経験者の旭大星さんを破るなど7戦全勝で序ノ口優勝を、続く2023年1月場所も7戦全勝で序二段優勝を果たしました。
2024年1月場所では新十両昇進が決定、この場所の十両で唯一となる中日勝ち越しを決めており、新十両中日勝ち越しは1場所15日制定着となった1949年以降史上8人目となり、14日目には千代栄戦で押し出しにより12勝目を挙げて千秋楽を待たず十両優勝が決定しました。
そして千秋楽も勝利したため翌3月場所で新入幕となり、初土俵から所要9場所での新入幕は年6場所制となった1958年以降の初土俵としては常幸龍さんと並ぶ史上最速タイのスピード出世、新十両から1場所通過は史上7人目の記録です。
同年3月場所は個人優勝制度の正式導入後としては初となる新入幕優勝を遂げるとともに殊勲賞、敢闘賞、技能賞の三賞も同時に受賞、同一場所で三賞すべて受賞するのは2000年11月の琴光喜さん以来約24年ぶり6人目、新入幕力士では1973年5月の大錦さん以来約51年ぶり2人目になりました。
尊富士は伊勢ヶ濱部屋所属
千秋楽の正面解説は伊勢ヶ濱親方
— リボン🎀 (@colorful4heart) March 24, 2024
解説が楽しみ😃#sumo pic.twitter.com/HOLs5BGD0X
尊富士さんは、伊勢ヶ濱親方(第63代目横綱の旭富士)が務める伊勢ヶ濱部屋に在籍しています。
こちらには十両の陸奥北海さん、幕内の安壮富士さん、関脇の安美錦さん、横綱の日馬富士さん、関脇の宝富士さんらもいます。
尊富士の化粧まわし
金木出身、尊富士✨
— 秋食堂 (@e3RtZdZZn2xH8dh) March 11, 2024
芦野公園の桜のトンネルと津軽鉄道の化粧まわし🤗
芦野公園でも、遊んでいたもんね☺️
金木から応援してます👏#尊富士 #芦野公園 pic.twitter.com/Gh0l5NYMKx
2024年から尊富士さんの化粧まわしは、「日本のさくら名所100選」にも選ばれている五所川原市の芦野公園内を「ストーブ列車」で知られる津軽鉄道の車両が走るデザインのものになりました。
こちらは「ミワ電工」が贈呈したものだそうです。
尊富士の年収
相撲界の月収は、横綱が300万、大関が250万、関脇と小結が180万、前頭が140万、十両が110万円となっています。
尊富士さんは前頭のため、月収は140万円、年収にすると1680万円になりますね。
まとめ
幼い頃から相撲をやっていた尊富士さんですが、学生時代は怪我でいい結果を残せなかったこともありました。
それでも相撲を続け、相撲ファンから高く支持されています。
今後も尊富士さんの活躍を応援していきたいと思います。