放駒部屋所属の力士・一山本さんは、元公務員です。
どこの学校に通い、何故相撲界に入ったのでしょうか。
今回は、一山本さんの経歴や出身学校などについて調べてみました。
一山本は元公務員の力士!
一山本さんは、大学卒業後に北海道の福島町役場に就職しました。
教育委員会に配属され、地元で子供たちに相撲を指導するという生活を送っていました。
公務員になることは元々夢であったとは言え力士への憧れもあり、指導していた子供たちの頑張りを見て「もう一回挑戦してみよう」と、相撲の世界に入ることを決めたそうです。
相撲界では新弟子検査の対象が23歳未満と定められていましたが、2016年に25歳未満に緩和されたため、一山本さんは23歳2ヶ月で新弟子検査を受けることが出来たのでした。
一山本の学歴
一山本さんが通っていた学校について調べてみました。
一山本の出身小学校
一山本さんは、岩内町立岩内東小学校出身です。
2年生の時にお母さんに勧められて相撲を始めました。
一山本の出身中学
小学校卒業後は、岩内町立岩内第一中学校に進学しました。
中学在学中に全国中学校相撲選手権大会の北海道予選に出場したものの、後の幕内力士・矢後さんに敗れたため全国大会進出を逃してしまいました。
このことがきっかけで、一山本さんは相撲を続ける決意をしたそうです。
一山本の出身高校
中学校卒業後は、大野農業高等学校に進学しました。
偏差値は、42~43です。
高校時代は高校総体で32強に入りました。
一山本の出身大学
高校卒業後は、中央大学に進学しました。
一山本さんは商学部商業・貿易学科に在籍、偏差値は55~57.5です。
相撲部に入り、4年生の時には全国学生相撲選手権大会で個人16強に入っています。
一山本のプロフィールや経歴
中央大を卒業後、地元の北海道福島町役場に就職した一山本。教育委員会で勤めながら、地元のスポーツ少年団で子どもたちに相撲を教えていました。「地元に元気を与えたい」と意気込んでいます。(写真はいずれも日本相撲協会提供です) pic.twitter.com/XW0epSvzhR
— 朝日新聞 大相撲担当 (@asahi_osumo) June 21, 2021
名前:一山本
生年月日:1993年10月1日
出身地:北海道
血液型:B型
身長:187cm
体重:146kg
二所ノ関部屋に入門した一山本さんは、2017年1月場所で初土俵を踏み、初めて番付に名前が載った翌3月場所は、7戦全勝で序ノ口優勝になりました。
同年9月場所で幕下に昇進し、2019年5月場所で再び東幕下3枚目まで番付を上げると5勝2敗と勝ち越して十両昇進の有力候補になり、翌7月場所での新十両昇進が決定しました。
2021年7月場所は東前頭17枚目となり、新弟子検査の年齢制限緩和措置を受けた力士としては史上初の新入幕となるも11月場所は十両陥落、13勝2敗で自身初の十両優勝を果たしています。
2023年11月場所は自己最速となる9日目に勝ち越しを決め敢闘賞を獲得、受賞の際には「トロフィーは一生の宝物にしたい」とコメントし、2024年1月場所は自己最高位を東前頭7枚目まで更新しました。
一山本の本名や四股名の由来
一山本さんの本名は、「山本 大生 (やまもと だいき)」さんです。
四股名は一山本さんを大相撲に勧誘した中央大学相撲部OB会長(当時)の元幕下・神光さんが『「一山本」は9画が縁起が良い』と命名してくれたそうですよ。
一山本の化粧まわし
一山本の化粧まわし、北海道岩内町のキャラクターの「たら丸」が描かれている。 pic.twitter.com/0RLEEfJhAC
— みおまん (@mionoumi) May 22, 2021
一山本さんの化粧まわしは、多数あります。
北海道岩内町のキャラクターの「たら丸」が描かれているものもあり、ネット上では「かわいい」と話題になっていました。
一山本の年収
相撲界の月収は、横綱が300万、大関が250万、関脇と小結が180万、前頭が140万、十両が110万円です。
一山本さんは現在東前頭11枚目なので、年収は1000万円越えになると思われます。
まとめ
一山本さんは今後の目標について「子供たちに夢を与えられるような、人気のあるお相撲さんになりたい」と話していました。
今後も一山本さんの活躍に注目していきたいですね。