最近ではバラエティ番組だけでなく、朝ドラや大河ドラマなど幅広いジャンルで存在感を放っているファーストサマーウイカさん。
歯切れのいいトークや独特のキャラクターで人気を集めていますが、その裏にある意外な経歴や学生時代の姿が気になる方も多いのではないでしょうか。
とくに、芸能界デビューまでの道のりや出身高校・大学に関する情報、さらに話題になった英語力の秘密などは、ファンならずとも知りたくなるポイントです。
どんな経験を重ねて今のスタイルを築いてきたのか。
この記事では、ファーストサマーウイカさんの学歴や経歴、そして気になる年収の推定まで、幅広く掘り下げていきます。
ファーストサマーウイカの学歴
ファーストサマーウイカさんの学歴は、芸能活動の原点ともいえる経験が随所に詰まっており、彼女の多才な魅力の背景を探るうえでも興味深いものとなっています。
小学校から高校までは大阪市内で過ごし、大学には進学せずに芸能の世界へと飛び込みました。
それぞれの学校時代で、音楽や表現に触れた体験が、現在のマルチな活動につながっているようです。
ファーストサマーウイカの出身小学校
ファーストサマーウイカさんは、大阪市立鯰江東小学校出身です。
ただし、小学校時代には家庭の都合で3度の転校を経験しており、鯰江東小学校は卒業校であって、入学当初は別の学校に通っていたようです。
幼い頃から環境の変化に順応する力が求められた中で、「声優になりたい」という夢を卒業文集に書いていたというエピソードも残っています。
この頃から、芸能や表現の世界に興味を持ち始めていたことがうかがえます。
ファーストサマーウイカの出身中学
小学校卒業後は、大阪市立鯰江中学校に進学しました。
中学時代は吹奏楽部に所属し、打楽器(パーカッション)を担当。
ここでリズム楽器の楽しさに目覚めたことが、のちにバンドでドラムを始めるきっかけとなったそうです。
実際に本人も後のインタビューで「中学の吹奏楽部がドラムの原点」と語っており、音楽との本格的な出会いはこの時期にあったといえるでしょう。
ファーストサマーウイカの出身高校
中学校卒業後は、大阪府立芦間高等学校に進学しました。
芦間高校は総合学科を設置しており、幅広い分野の学びができる学校として知られています。
偏差値はおおよそ52で、文武両道を目指す生徒も多い環境です。
ファーストサマーウイカさんはこの高校でロックバンド活動に力を入れ、「BUMP OF CHICKEN」や「ASIAN KUNG-FU GENERATION」などの楽曲をコピーしていたと語っています。
人前で演奏する機会も多く、表現者としての基礎を築いた時期といえるでしょう。
ファーストサマーウイカの出身大学
高校卒業後は大学には進学せず、俳優の道を志して地元・大阪の劇団「レトルト内閣」に入団。
すぐに舞台に立つ経験を重ね、女優としてのスキルを磨いていきました。
また一時期、声優への夢を諦めきれず、専門学校にも1年間だけ通っていたことがあるそうです。
ただし、最終的にはその専門学校も中退し、現場経験を重視する道を選んでいます。
芸能界入りまでの経緯に「学歴」よりも「実践」を重んじた姿勢が見えてくるエピソードといえるでしょう。
ファーストサマーウイカは英語がペラペラ!
ファーストサマーウイカさんは大阪府出身で、幼少期に海外で生活していたわけではありませんが、流暢な英語を話せることで知られています。
とくに話題となったのが、ハリウッド映画『ジュマンジ/ネクスト・レベル』のプレミアイベントでのワンシーン。
現地でレッドカーペットに登場し、ハリウッド俳優たちに対して堂々と英語でインタビューする姿がYouTubeで公開されると、「あの英語力はどこで身につけたの?」とネット上で大きな反響を呼びました。
実際の英語インタビュー動画では、ウイカさんが緊張しながらも明確な発音で質問を投げかけ、相手のリアクションに臨機応変に応じている様子が確認できます。
言葉だけでなく、ユーモアやリアクションの間合いも含めた“通じる英語”をしっかり体現していた点が印象的です。
この英語力は、バラエティ番組『無理ゲーEnglish!🇺🇸』(読売テレビ・2020年)への出演をきっかけに飛躍的に伸びたものです。
この企画では、「英語初心者がネイティブと対等に話すまでに成長できるか?」をテーマに、5つの英語レッスンに挑戦。
ウイカさんはそのすべての課題をクリアし、最終的に現地ロサンゼルスでの実地インタビューという“卒業試験”に臨むことになります。
同番組内でのウイカさんの学習姿勢やコメントからは、短期間ながら相当な努力を重ねた様子が伝わってきます。
番組の総仕上げとして公開されたYouTube動画でも、語学への熱意と、表現者としてのプロ意識がにじみ出ています。
英語力そのものはネイティブ並みというより、限られた時間で実践的なコミュニケーションを身につけた“伝える力”が際立っており、ファーストサマーウイカさんらしい地頭の良さと本番の強さが大いに発揮された結果だといえるでしょう。
近年では英語を話すシーンがテレビ出演でも見られるようになり、バイリンガルタレントとしての一面にも注目が集まっています。
ファーストサマーウイカのプロフィールや経歴
昭和の日🌻
— ファーストサマーウイカ (@FirstSummerUika) April 29, 2023
📷 by Yusei Fukuyama pic.twitter.com/iZrYhFb2kq
名前:ファーストサマーウイカ
生年月日:1990年6月4日
出身地:大阪府
血液型:B型
身長:161cm
所属事務所:キューブ
ファーストサマーウイカさんは、2009年に劇団「レトルト内閣」のオーディションに合格し、舞台『哀願ソワレ 〜ハーフビューティな彼女に愛の薔薇一票〜』で女優デビューを果たしました。
関西を拠点に演劇活動をスタートさせましたが、「一度は東京で勝負したい」との思いから、2013年に仕事のあてもないまま上京。
環境が整わない中でも自ら行動する姿勢が、彼女の本質をよく表しています。
その後、アイドルグループ「BiS(新生アイドル研究会)」のメンバーに加入。
解散後は元BiSのプー・ルイさんらとともに結成された「BILLIE IDLE®」で音楽活動を継続しながら、舞台や映像作品にも出演するようになります。
2017年にはドラマ『沈黙法廷』(WOWOW)で連続ドラマ初出演を果たし、地上波以外でも着実にキャリアを重ねていきました。
転機となったのは2019年、バラエティ番組『女が女に怒る夜』(日本テレビ)への出演です。
歯に衣着せぬ発言と、関西仕込みのテンポの良いトークが話題を呼び、一気にバラエティ番組での注目度が上昇。
「次世代バラエティクイーン」として、以降は情報番組やCMにも多数出演し、メディア露出が一気に拡大しました。
さらに演技の分野でも評価を高め、2021年のNHK連続テレビ小説『おちょやん』では大阪の女性活動家・ミカ本役を熱演。
2024年にはNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演するなど、バラエティの枠を超えた活躍を見せています。
演技・音楽・トークと多方面で結果を出してきたファーストサマーウイカさんの経歴には、常に「自ら動いてチャンスをつかむ」という強い意志が感じられます。
BiSでのアイドル時代
アイドルという分野に特別な関心があったわけではなかったというファーストサマーウイカさんですが、上京後に「BiS」の追加メンバー募集を偶然知り、「これは何かの縁だ」と直感して応募。
2013年5月26日から正式メンバーとして活動を開始しました。
BiSは当時、“破天荒系アイドル”として異色の存在感を放っており、ライブでの激しいパフォーマンスや独自路線の楽曲が話題を呼んでいました。
ウイカさん自身も「BiSのような個性的な活動はむしろ自分に合っていた」と振り返っており、グループでは存在感あるキャラクターで人気を集めたのです。
2014年7月8日の横浜アリーナ公演をもってBiSが解散した後も、「今の自分があるのはBiS、そしてプー・ルイさんやマネージャーの渡辺淳之介さんのおかげ」と公言しています。
この経験が、以後の表現活動の原点となったことは間違いありません。
ラジオでも人気
ファーストサマーウイカさんはテレビだけでなく、ラジオパーソナリティとしても高い評価を受けています。
2019年には、ニッポン放送『オールナイトニッポン0(ZERO)』の一夜限りのパーソナリティに起用され、独自の語り口とテンポの良いトークが「深夜ラジオ界に新風を巻き起こした」としてリスナーの間で話題になりました。
その後、好評を受けて2020年4月からはレギュラー枠「月曜オールナイトニッポン0」として正式にパーソナリティを務めることに。
会見では「人を傷つけずに笑える、品のない話もどんどんしていきたい」と語り、下ネタや自虐ネタも含めた軽快なトークで、深夜ラジオらしい自由な空気感を生み出しました。
SNS上では「頭の回転が早い」「言葉選びが絶妙」「深夜のウイカは最高」など称賛の声も多く、現在では“ラジオの顔”としての地位も確立しています。
ファーストサマーウイカの所属事務所
ファーストサマーウイカさんが所属している芸能事務所は「株式会社キューブ」です。
キューブは、俳優・タレント・ミュージシャン・声優など多ジャンルのアーティストをマネジメントしている大手芸能事務所で、舞台や映像作品に強いことでも知られています。
入江雅人さん、白洲迅さん、中越典子さん、奥村佳恵さんなど、実力派の俳優・女優が多数在籍しており、演技とバラエティの両輪で活躍できるタレントの育成に力を入れている点も特徴です。
ウイカさんがテレビやCM、ナレーションなどメディア出演の幅を急速に広げた背景には、このキューブの手厚いマネジメントがあったことが大きいと考えられます。
特に彼女はバラエティ番組でのトークスキルや個性が際立っており、キャスティングの面でも柔軟かつ戦略的な展開がなされてきました。
一方で、ウイカさんは現在も、俳優活動の原点ともいえる劇団「レトルト内閣」の一員でもあります。
もともと2009年にこの劇団で女優としてデビューしており、舞台で培った表現力や演技の深みは、テレビや映像作品でも随所に活かされています。
レトルト内閣は主に大阪を拠点に活動している小劇団で、脚本・演出の質の高さから熱心なファン層を持つ存在です。
このように、キューブと劇団レトルト内閣の両軸で活動を続けていることは、ファーストサマーウイカさんの“多面的な魅力”と“地に足のついた表現者としての姿勢”を象徴しているともいえます。
エンタメの表舞台だけでなく、裏方との連携を重視しながら丁寧にキャリアを築いている姿勢に共感を寄せるファンも少なくありません。
ファーストサマーウイカの年収
ファーストサマーウイカさんの年収については、公式に公表されているわけではありません。
ただし、現在の活動状況やメディア露出の多さを踏まえると、かなりの収入があると見られています。
ウイカさんは女優・タレント・アーティストとしてマルチに活躍しており、テレビ番組のレギュラー出演やCM、舞台・ドラマへの出演も含めて、幅広いジャンルで収入源を持っています。
とくに2020年以降はバラエティ番組での出演が急増し、『オールナイトニッポン0』のパーソナリティなど、冠番組を持つ機会も得ています。
一般的に、売れっ子タレントのテレビ出演1本あたりのギャラは数十万円〜100万円程度と言われており、CM1本あたりでは数百万円単位になるケースもあります。
ウイカさんは2021年以降、複数の企業CMにも起用されており、たとえばライオンやUNIQLOなど大手企業とのタイアップも報じられています。
これらを踏まえると、CM契約料だけでも相当な額に上る可能性があります。
また、NHK連続テレビ小説『おちょやん』や大河ドラマ『光る君へ』といった公共放送の主要作品にも出演しており、俳優としての実績もしっかり築かれています。
NHKの出演料自体は民放に比べて高額ではないとされる一方で、信用力や仕事の幅を広げる上での価値は高く、次の仕事へつながる起点にもなっています。
これらの要素を総合的に考えると、ファーストサマーウイカさんの年収は少なくとも数千万円規模、メディア露出の多い年には1億円前後に達している可能性も十分にあると見られています。
SNSや週刊誌などでも「バラエティ番組の新女王」といった表現で紹介されることが多く、業界内での評価の高さもそのまま収入面に反映されていると考えられます。
ただし、あくまで推定の域を出ない情報であるため、正確な金額については今後の本人の発言や公的な報道を待つ必要があります。
まとめ
芸能界の中でも異色の経歴を持ち、多才な活躍を見せているファーストサマーウイカさん。
高校時代に培った音楽経験や、劇団時代の演技力、さらには独自のトークセンスや英語力など、ひとつひとつの積み重ねが現在のマルチな活躍につながっていることが伝わってきました。
順風満帆に見える一方で、アイドル活動やオーディション時代には数多くの試練もあったようです。
それでも一歩ずつ実力をつけながら、今や朝ドラや大河にも出演する実力派へと成長を遂げました。
どんな舞台でも全力で向き合う姿勢に、共感を覚える方も多いのではないでしょうか。
今後も、ファーストサマーウイカさんのさらなる飛躍から目が離せません。
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