ゴルファーとして活動している笹生優花さんは、どんな人なのでしょうか。
どこの高校や大学に通っていたのでしょうか。
現在の国籍はどこなのでしょうか。
今回は、笹生優花さんの経歴や出身学校、国籍、賞金額などについて調べてみました。
笹生優花の国籍は二重国籍?
全米女子オープン選手権で笹生優花が3年ぶり2度目の優勝(時事)https://t.co/xyyN5ZtV1N pic.twitter.com/LjBoKiSCdG
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笹生優花さんは、フィリピンと日本のハーフです。
フィリピンで誕生したため、フィリピンと日本の二重国籍でした。
しかし日本の法律では二重国籍が認められておらず、22歳までにどちらかの国籍を選ばなければいけません。
笹生優花さんは2021年8月のうちに日本国籍を選ぶ手続きを完了しており、同年11月に自ら日本国籍を選択したと公表しています。
ただ笹生優花さんにとっては「書類などの外側が変わるだけ」とし、「日本を代表しても、半分はフィリピン人。それはずっと変わりません。ずっとフィリピンが大好き」とフィリピンへの思いも明かしています。
笹生優花の学歴
笹生優花さんが通っていた学校について調べてみました。
笹生優花の出身小学校
笹生優花さんは、品川区立戸越小学校に入学しました。
3年生になる時にゴルファーになるためフィリピンに移住、現地の学校に転校しました。
笹生優花の出身中学
小学校卒業後は、HARVARD SCHOOL OF LAGUNAに進学しました。
在学中の2016年には「ワールドジュニアガールズ選手権」で優勝しています。
笹生優花の出身高校
中学校卒業後は、代々木高等学校に進学しました。
こちらの学校は通信制のため偏差値はありません。
笹生優花さんはアスリートゴルフコースに在籍していました。
笹生優花の出身大学
高校卒業後は、進学していません。
アメリカのジョージア大学への進学が内定していたものの、進学はしなかったそうです。
笹生優花のプロフィールや経歴
全米女子オープン選手権2勝目を挙げ、パリ五輪に出場する笹生優花が殺虫剤大手のアース製薬と所属契約(時事)https://t.co/zZWc8UREPf pic.twitter.com/wXl0k1WcHX
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名前:笹生優花
生年月日:2001年6月20日
出身地:フィリピン
血液型:B型
身長:166cm
8歳の時にゴルフを始めた笹生優花さんは、早くからフィリピン国内や各国のジュニアやアマチュアの大会に出場し、フィリピンのアマチュア代表チームに選出されていました。
2015年には日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)ツアーの「サントリーレディースオープン」において同ツアー初出場を果たし、以降5年連続でアマチュアとして出場しています。
2017年に韓国女子プロゴルフ協会(KLPGA)ツアーメジャー大会「韓国女子オープン」において同ツアー初出場すると、2018年には「アジアパシフィック女子アマチュア選手権」で2位タイ、インドネシアのジャカルタで開催された「アジア競技大会」にフィリピン代表として出場し、団体・個人共に金メダルを獲得しました。
2019年の台湾女子プロゴルフ協会(TLPGA)と女子フィリピンゴルフツアー(LPGT)共催のツアー競技「The Country Club Ladies Invitational」ではアマチュアながらプロツアーで2位となり、「女子ジュニアPGA選手権」では優勝しています。
同年JLPGA最終プロテスト進出を果たし18位タイで合格、2020年1月1日付でJLPGAに入会し92期生になると、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントで優勝、女子ゴルフで初の21世紀生まれの優勝者になりました。
続くニトリレディスゴルフトーナメントでも優勝、日本女子と全米女子プロゴルフ(LPGA)ツアーの試合に掛け持ち出場する形になり、LPGA公式戦である全米女子オープンではLPGAツアー初優勝をメジャー大会制覇で飾りました。
同大会の優勝者としては朴仁妃さんと並ぶ19歳11ヶ月17日での史上最年少優勝で、日本人女子ゴルファーとしては樋口久子さん、渋野日向子さんに次ぐ史上3人目、またフィリピン国籍登録選手の女子ゴルファーとしては史上初のLPGAメジャー大会制覇という記録を作っています。
2021年の東京オリンピックにはフィリピン代表で出場、2024年の全米女子オープンで2度目の優勝を果たすと、日本国籍登録選手として初の全米女子オープン制覇、史上3人目の女子メジャー制覇になりました。
笹生優花の所属やスポンサー
笹生優花さんは、「アース製薬」に所属しています。
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今後の活躍次第ではさらに有名企業のスポンサーがつくかもしれません。
笹生優花のこれまでの賞金遍歴
笹生優花さんの現時点(2024年8月)での生涯獲得賞金は、111,077,742円です。
初優勝した2021年大会で獲得した優勝賞金は100万ドル(約1億1000万円 当時のレートが1ドル110円)、2024年の全米女子オープンの優勝賞金は240万ドル(約3億7680万円)でした。
笹生優花の年収
笹生優花さんの年収は公表されていません。
女子プロゴルファーの平均年収は約4000万円と言われていますが、笹生優花さんはスポンサーも多いため平均以上ではないかと言われています。
まとめ
フィリピンの選手として戦ってきた笹生優花さんは、2022年に日本の選手になりました。
これからもゴルファーとしていい成績を残していけるよう、応援していきたいですね。