「ザ・ギースって、どこか独特な空気感がクセになる…」そう感じたことはありませんか?
キングオブコントの常連として知られる実力派ですが、ネタの面白さだけでなく、2人の経歴やバックグラウンドにも注目が集まっています。
たとえば、どんな高校や大学で青春時代を過ごしてきたのか。
芸人として歩み始める前の意外な経歴や、それぞれの個性がどうネタに反映されているのかなど、気になるポイントは盛りだくさん。
この記事では、ザ・ギースのお二人のプロフィールを深掘りしつつ、ネタの評判やファンからの声にも触れながら、その魅力に迫っていきます。
ザ・ギースのプロフィールや経歴
ザ・ギースは2004年に結成されたお笑いコンビで、独自の世界観を持つシュール系コントを武器に、多くのコントファンから根強い支持を集めています。
特に「キングオブコント」では、2008年・2015年・2018年・2020年と4度にわたって決勝進出を果たしており、その実力は折り紙つきです。
そんな2人の簡単なプロフィールをご紹介します。
名前:尾関 高文(おぜき たかふみ)
生年月日:1977年8月6日(2020年現在43歳)
立ち位置:主に右
身長:190㎝
出身地:広島県東広島市
所属事務所:ASH&Dコーポレーション
名前:高佐 一慈(たかさ くにかず)
生年月日:1980年9月2日(2020年現在40歳)
出身地:北海道函館市
立ち位置:主に左
身長:174㎝
所属事務所:ASH&Dコーポレーション
ツッコミ担当の尾関高文さんは、広島県東広島市の出身で身長は190cm。
大の広島カープファンとしても知られています。
相方の高佐一慈さんは北海道函館市出身で、落ち着いた佇まいと整ったルックスから、女性ファンも多い存在です。
所属事務所は「ASH&Dコーポレーション」。
おふたりとも、憧れていたシティボーイズが在籍していたことをきっかけに、この事務所に所属したそうです。
テレビ番組『爆笑オンエアバトル』などへの出演を通じて知名度を高めたザ・ギース。
コンビとしての活動に加えて、個々の特技や活動にも注目が集まっています。
高佐一慈はハープがすごい?
事務所ライブで披露されたハープ高佐の完成形です。#にちようチャップリン pic.twitter.com/27Z0aWnJ8y
— みka (@neuron28) September 14, 2019
高佐さんには、芸人としてはやや異色ともいえる「ハープ演奏」という特技があります。
実際に、ピン芸人日本一を決める『R-1グランプリ』にも出場しており、その中でハープを活かしたネタで観客を沸かせました。
このハープ芸は「ハープ高佐」あるいは「アポロン高佐」としても知られており、しばしば「にちようチャップリン」などの番組や事務所ライブでも披露されています。
その演奏とネタの融合は、見る人を独特な笑いの世界に引き込む魅力があります。
また高佐さんはYouTubeチャンネル『タカサ大喜利倶楽部』を開設し、ゲストを迎えて毎週大喜利を行う動画も公開中。
編集や演出も自身で手がけているそうで、表現者としてのこだわりが随所に感じられます。
さらに、私生活では2019年に一般女性と結婚したことを公表。イケメン芸人として注目を集める一方で、家庭も大切にする姿勢が伝わってきます。
尾関高文はキャラ弁が話題に
今日は娘の描いてくれた「ぞう」をお弁当に。そぼろのせいで「土の上に1匹でたたずむぞう」みたいになってしまった! pic.twitter.com/yyP8tIKvTF
— ザ・ギース尾関 (@geeseojeck) April 25, 2019
一方、尾関さんの特技として広く知られるのが「キャラ弁作り」です。
2人の娘さんのために毎朝作っているお弁当がSNS上で大きな話題を呼んでおり、その完成度の高さに驚く声も多く寄せられています。
きっかけは、「芸人の妻は大変だろうから、自分がやれることを」と始めたお弁当作りだったそうですが、ある日娘さんが描いた絵をもとに「これをお弁当にして」とお願いされたことで、独自のキャラ弁スタイルが誕生しました。
キングオブコント 準決勝。一方的にに事務所のメンバーが応援してくれているお弁当を作ったのでがんばります。 pic.twitter.com/D5yJeUQC4Z
— ザ・ギース尾関 (@geeseojeck) September 3, 2020
なかには、まるでアート作品のように再現度の高いお弁当もあり、そのセンスと技術はプロ顔負け。
しかも、料理経験が豊富だったわけではなく、あくまで試行錯誤を重ねて生まれた技術なのだとか。
まさに「愛情の賜物」と言えるでしょう。
こうした家庭でのエピソードをSNSで発信する尾関さんの姿には、芸人としてだけでなく、父親としての一面も垣間見え、ファンからも温かい反響が寄せられています。
ザ・ギースの学歴
超ステキなDMが届いたーーーっ!
コレ、1枚ずつ書いてくださってるんですかっ!?
ありがたすぎる✨✨✨
めちゃくちゃ嬉しいっ!!
もちろん、行きたいっ!!
いや、行くっ!!!!#ザギース #自由律 pic.twitter.com/ILp7oDqvXk— ひお (@hioiaia) January 23, 2020
シュールで知的な笑いが特徴のザ・ギース。
そのユニークな世界観は、ふたりの学歴や学生時代の経験とも無関係ではなさそうです。
お互いに進学校を卒業しており、ネタの構成力や言葉の選び方からも、バックグラウンドに教養の深さがにじみ出ています。
ザ・ギースの出身高校
高佐一慈さんは、北海道の名門・函館ラ・サール高校を卒業されています。
この学校は全国でも有数の進学校で、医歯薬系や理工系を目指す学生が数多く在籍することで知られています。
実際、高佐さんも理系の進路を志し、そのまま大学では理工学部に進学されたという経歴があります。
一方、尾関高文さんは千葉県立柏南高等学校のご出身。
県内でも中堅〜上位に位置づけられる高校で、学業だけでなく部活動も盛んな環境にあります。
おふたりとも異なる地域の高校に通っていましたが、それぞれにしっかりとした学力基盤のある環境で青春時代を過ごしていたことがわかります。
シュールなネタや複雑な設定を活かした構成力の高さは、こうした学生時代の学びや思考の積み重ねによって培われたものかもしれません。
ザ・ギースの出身大学
大学もまた、おふたりの個性がよく表れている学歴です。
高佐さんは、函館ラ・サール高校の指定校推薦で早稲田大学理工学部に進学されました。
ただし、大学は中退されています。進学後にお笑いの道へと気持ちが傾いたことで、方向転換を決断されたのかもしれません。
この件については、「高佐さんの中退で母校の推薦枠がなくなった」との笑い話がネット上で語られることもありますが、あくまでファンの間で語られるエピソードのひとつ。真偽は不明ながら、それほどインパクトのある経歴だということでしょう。
尾関さんは明治大学商学部を卒業されています。
在学中からお笑いサークルに所属しており、その活動が後のザ・ギース結成につながっています。
芸人として活動を本格化させながらも、しっかりと卒業までやり遂げている点には誠実さや堅実さを感じます。
こうした高学歴コンビという一面は、ネタの裏にあるロジカルな構成や知的なボケ・ツッコミにも反映されているように思えます。
学歴そのものを売りにすることは少ないザ・ギースですが、その背景を知ることで、より深く彼らの世界観を楽しめるはずです。
ザ・ギースのネタや評判
ザ・ギースのコントには、他の芸人にはない独自の“間”と“空気感”があります。
派手な演出や大きな声に頼らず、じわじわと笑いが込み上げてくるような構成が多く、見る側の想像力や観察眼をくすぐるスタイルが印象的です。
なかでも代表作として知られるのは「カブトムシ」や「裁判コント」など。
予想外の展開や理不尽なやりとりがクセになると、コント好きの間では以前から評価されてきました。
あえて“スベるような空気”を作り出して笑いにつなげる手法や、セリフの言い回しの妙も彼らならではの魅力です。
「キングオブコント」の決勝常連という肩書きだけでなく、ネタの完成度や構成力にも高い評価が寄せられており、業界内でも「芸人が選ぶ好きなコント師」として名前が挙がることも少なくありません。
YouTubeやSNSで過去のライブ映像を視聴した方からは、「何度見ても笑える」「後から思い出し笑いが止まらない」といった感想も寄せられています。
また、ネタの内容に合わせて緻密に演技を変える力も評価されています。
高佐一慈さんの淡々とした演技と、尾関高文さんの独特な“ズレ感”が組み合わさることで、シンプルな設定にも不思議な深みが生まれているのです。
さらに、テレビや劇場だけでなく、配信ライブやYouTubeチャンネルでも多くのネタを披露しており、そこではより実験的でニッチな世界観のコントに挑戦している姿も見ることができます。
万人受けよりも“ハマる人にはとことんハマる”という立ち位置で、コアなファン層を着実に築いている印象です。
SNS上でも、「ザ・ギースのネタは癖になる」「自分の中でお笑いの価値観が変わった」といった声があがっており、芸人としての評価はもちろん、“作品としてのコント”を楽しむ層からも高く支持されていることがわかります。
このように、ザ・ギースのネタは単に笑わせるだけでなく、構成力・演技力・空気作りといった芸人としての総合力が詰まっており、観れば観るほど味わい深くなる魅力があります。
何気ない日常の一コマをシュールに切り取ったコントの数々は、今日もまたどこかで誰かのツボを刺激しているようです。
まとめ
ザ・ギースのおふたりについて改めて振り返ってみると、知性と個性がにじみ出る経歴と、そこから生まれる独特のネタの世界観が、長年にわたって多くの人を魅了してきた理由なのかもしれません。
高校・大学での経験や、ピンでの活動など、それぞれのバックグラウンドを活かしながらも、コンビとして息の合ったやりとりを見せてくれる姿に、思わず惹き込まれた方も多いのではないでしょうか。
これからも、舞台や映像作品を通して、ザ・ギースらしい唯一無二の笑いを届けてくれることに期待が高まります。
気になるネタや動画があれば、ぜひYouTubeや公式SNSもチェックしてみてくださいね。
シェアや保存も歓迎です。
ご家族や友人とも、この面白さをぜひ共有してみてはいかがでしょうか。
