100m自由形で日本人初となる47秒台を記録した競泳選手・中村克さんは、どんな人なのでしょうか。
どこの学校に通い、いつから水泳を始めたのでしょうか。
今回は、中村克さんの経歴や出身学校、家族について調べてみました。
中村克の学歴
中村克さんが通っていた学校について調べてみました。
中村克の出身小学校
中村克さんは、調布市立多摩川小学校に進学しました。
5年生で水泳を始めるまで、サッカーや柔道、卓球など色々なスポーツをしていたそうです。
中村克の出身中学
小学校卒業後は、調布市立第五中学校に進学しました。
1年生の時に本格的に水泳の練習を始めました。
そして2年生の時に足立区立第十四中学校に転校しています。
3年生の時の全国中学校水泳競技大会の400mリレーで2位になりました。
中村克の出身高校
中学校卒業後は、武蔵野高等学校に進学しました。
偏差値は、41~45です。
2年生の時にインターハイの50m自由形で優勝、3年生の時に2連覇を達成しました。
また100m自由形でも2位になりました。
中村克の出身大学
高校卒業後は、早稲田大学に進学しました。
中村克さんはスポーツ科学部に在籍、偏差値は65~71です。
2年生の時に学生選手権で400mメドレーリレーでアンカーを担当、2番手でバトンを受け取るとトップを追い抜き優勝、同種目早稲田大学4年ぶりの金メダル獲得に貢献しています。
また東アジア競技大会では男子400mメドレーリレーで金メダルを獲得しました。
3年生では日本選手権の50mと100m自由形で3位、ジャパンオープンでは50m自由形と100m自由形でどちらも3位入賞を果たしました。
パンパシフィック選手権の100m自由形では6位だったものの、初の48秒台となる48秒96を記録、400mメドレーリレーではチームの2位に貢献、さらに学生選手権では50mと100m自由形で2冠を達成しました。
4年生の時には日本選手権の100mで48秒78を記録し初優勝、ジャパンオープンの100m自由形では2009年の高速水着時代に藤井拓郎さんが記録した48秒49を0秒08上回る48秒41の日本新記録を樹立して優勝しています。
中村克のプロフィールや経歴
久しぶりの投稿!とある1日の映像です!【密着】CM撮影の裏側 https://t.co/Uolbriz5ex @YouTubeより pic.twitter.com/tSUqGvUrgd
— Katsumi Nakamura/中村克 (@katsumohi21) March 8, 2020
名前:中村克
生年月日:1994年2月21日
出身地:東京都
血液型:B型
身長:183cm
2016年の日本選手権で100m自由形で自身の日本記録を更新する48秒25で優勝して、400メートルリレーの2016年リオデジャネイロオリンピック代表に選出された中村克さんは、同オリンピック同リレー予選レースにおいて、第一泳者として47秒99の日本記録を樹立、日本人として初めて47秒台を記録しました。
2018年2月のきららカップ2018の50メートル自由形では21秒87の日本記録を樹立、コナミオープンでは100m自由形で自身の日本記録を0秒12更新する47秒87で優勝しています。
この記録により、2018年度の世界ランキングは2位になりました。
アジア大会などの代表選考会を兼ねた日本選手権に出場した際には100m自由形で48秒22のタイムで優勝、50m自由形でも22秒12の記録で優勝しました。
パンパシフィック選手権400mメドレーリレーでは銀メダルを獲得、400mフリーリレーでは日本新記録となる3分12秒54で4着に入り、トップのアメリカが失格となったため繰り上げで銅メダルを獲得しています。
さらにアジア競技大会では400mフリーリレーで金メダル(タイム3分12秒68)、50m自由形(タイム22秒20)と100m自由形(タイム48秒72)で銀メダルとなりました。
2019年の世界選手権では混合400mフリーリレーで3分24秒67の日本新記録、2021年の東京オリンピック2020では競泳男子400メートルリレーに、男子400mメドレーリレーでは決勝に進出、6位に終わったものの3分29秒91のタイムを出し、日本新記録・アジア新記録を更新しました。
ISLのスキンズレースの50m自由形では日本人として初優勝、2022年の日本選手権では男子100m自由形で8連覇を達成しています。
2023年世界選手権では400mメドレーリレーに出場し3分32秒52のタイムで銅メダル、400mフリーリレーでも銅メダルを獲得しました。
中村克の所属やスポンサー
中村克さんは、「イトマン東進」に所属しています。
他にも「スウィン大宮」、「ポリバレント株式会社」に在籍しています。
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中村克の年収
中村克さんの年収は公表されていません。
社会人選手の年収は400万円程度と言われています。
中村克さんの競泳選手としての活躍っぷり、イケメンさからモデルなどの活動も行っているという点から数百万円ほどになるのではないかと思われます。
中村克の実家
中村克さんは、東京都調布市で誕生しました。
中学2年生のときに足立区に引っ越していることから、現在の実家の場所は足立区内ではないかと思われます。
中村克の生い立ち
1994年2月21日に誕生した中村克さんは、元々水遊びが好きだったこと、水泳をやっていたお母さんが交通事故に遭い泳ぐことが出来なくなってしまったことから小学5年生の時に水泳を始めました。
中学1年生からは本格的な練習を始め、「自由形で1番になれば競泳界で1番速い人になれる」という考えから自由形を選びました。
大学に入ったばかりの頃は記録が伸びず、「もう泳ぎたくない」と水に入ってもすぐに上がったり、練習に行っても泳がないで帰っちゃうこともあったそうです。
次第に水泳自体がつまらなくなってしまったものの、「昔はあんなに楽しかったのに、何でこんな風になっちゃったんだろう」と楽しい水泳をするために考え、今できることを続けた結果、記録を出せるようになりました。
中村克の父親
中村克さんのお父さんは、中村昇さんと言います。
お父さんは中村克さんが通っていた足立区の中学校の近くで居酒屋を経営していました。
しかし2020年頃に新型コロナウイルスの影響で閉店しています。
中村克の母親
中村克さんのお母さんは、中村律子さんと言います。
お母さんは、ライフセービングをやっていました。
しかし事故の影響で今は出来なくなってしまいました。
中村克の兄弟や姉妹
中村克さんには、お姉さんとお兄さんがいます。
二人とも一般人で、名前や顔写真などは公開されていません。
まとめ
お母さんのために小学生の時に水泳を始めた中村克さんは、オリンピックや世界大会などで代表選手になり、結果を残しています。
これからも日本の新しい記録を作っていけるよう、頑張ってほしいですね。