話題のドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』に出演中の俳優・尾美としのりさんは、幼稚園の頃から子役として活動していました。
尾美としのりさんは、なぜ子役に挑戦したのでしょうか。
また、子役として活動しながら、どんな学校生活を送っていたのかも気になるところですね。
そこで今回は、尾美としのりさんの学歴や経歴、実家や家族についても調べていきたいと思います。
尾美としのりの学歴
尾美としのりさんは、東京都目黒区出身で都会っ子です。
幼稚園の頃に劇団『ひまわり』に入って子役としての活動を始めましたが、子役をしながらどんな学校生活を送っていたのでしょうか。
成長するにつれ、俳優の仕事に対しての考えはどう変化したのかも気になりますね。
尾美としのりの出身小学校
尾美としのりさんは、東京都目黒区立中目黒小学校に通っていました。
幼稚園の頃から劇団でレッスンを受けていた尾美としのりさんは、小学生になると子役として頭角を現し、映画やドラマに出演しています。
子供らしく放課後に遊ぶこともあったと思いますが、仕事に行かなければならないこともあったはず。
そう考えると、尾美としのりさんは幼いながら、仕事に対する固い意志を持って臨んでいたのでしょう。
尾美としのりの出身中学
尾美としのりさんは、東京都目黒区立第二中学校に通っていました。
同校は2006年に近隣中学と統合され、目黒区立中央中学校となっています。
尾美としのりさんは子役として活動しており、部活には入っていません。
中学時代には、映画『火の鳥』やNHK大河ドラマ『草燃える』に出演するなど、順調なキャリアを築いています。
俳優業が忙しく、学校行事を欠席することもあったのではないでしょうか。
尾美としのりの出身高校
尾美としのりさんは、東京都立大学付属高等学校の定時制に通っていました。
同校の定時制課程は、2005年に廃止となっています。
尾美としのりさんが定時制課程に進学した理由は、芸能活動を優先するため。
高校生になってから演技力がさらに磨かれ、様々な映画やドラマに出演して活躍しました。
多忙な日々の合間を縫って勉強に励み、きっちりと3年間で高校を卒業しています。
また、高校時代はプロレスラーに憧れており、筋トレをしていたそうです。
尾美としのりの出身大学
尾美としのりさんは大学に進学していません。
小中高と俳優としてキャリアを築いていた尾美としのりさんは、俳優業に専念する道を選びました。
高校時代、飛躍的に仕事が増えた尾美としのりさんは、進学したとしても大学に通える日が限られてくることから、あえて進学しない選択をしたのではないでしょうか。
大学は単位が取れないと卒業できませんし、勉強と仕事の両立は大変厳しい道のりだったのだと思います。
俳優業が上手くいかなかった際の保険として大学進学を考えることもできますが、尾美としのりさんはすでに俳優としての基盤が完成していたことも、進学しなかった理由のひとつとして考えられます。
尾美としのりの子役時代
実写版『火の鳥』市川崑監督作品観了。
— 亀岡慎一 吉祥寺ブラウニーズ (@ShintaKameoka) July 24, 2022
今観ると出演俳優が豪華過ぎて驚いた。
尾美としのりが良い演技してたけど子役時代あまり見かけた記憶がないなぁ。#火の鳥 pic.twitter.com/b05DTE8P7C
尾美としのりさんは、子役として数多くの映画やドラマに出演しています。
なぜ子役になったのか気になるところですが、幼稚園に通っていた時に友人がCM撮影で欠席したことを聞き、自分もテレビに出てみたいと母親にねだったことから始まりました。
母親は尾美としのりさんを劇団『ひまわり』に通わせ、小学生になるとドラマ『少年探偵団』や『グッドバイ・ママ』に出演しています。
中学生の頃には、映画『火の鳥』やNHK大河ドラマ『草燃える』に出演し、経験を積みました。
そして高校2年の時に映画『転校生』に女優の小林聡美さんとW主演という形で出演し、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。
高校生で有名な映画賞を受賞するほどの活躍を見せた尾美としのりさんは、俳優としての将来が確約された時期でもあったのかもしれません。
それゆえ、同年代の子たちと比べて『何で自分は遊ばないで仕事をしているんだろう』と悩んだこともあったのかなと想像できます。
しかし、その時に尾美としのりさんが真面目に俳優の仕事に向き合っていたことが、その後の成功に繋がったのではないでしょうか。
尾美としのりの若い頃
「転校生」
— Indiana (@Indy1935) November 28, 2024
2024年12月10日(火)6時55分より
日本映画専門チャンネルにて放送!
尾美としのり/小林聡美/佐藤允/樹木希林/宍戸錠/入江若葉/志穂美悦子
監督 大林宣彦 pic.twitter.com/yRdzl1GwuH
尾美としのりさんは幼少期から子役として活躍していましたが、若い頃は俳優を辞めたいと思ったこともあったそうです。
若いからこそ、別の道に進んでみたいと思う気持ちが出てくるというのも理解できますよね。
しかし、前述した通り映画『転校生』での演技が高く評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞しています。
映画『転校生』は、高校生の男女が入れ替わってしまうというストーリーで、尾美としのりさんは中身が女の子という難しい役を演じました。
当時の尾美としのりさんは、まだあどけなさが残る少年でしたが、演技力は大人顔負けだったことがわかります。
20代になるとあどけなさは徐々になくなり、爽やかな青年となった尾美としのりさん。
正統派なイケメンというポジションではないものの、ナチュラルさが尾美としのりさんの魅力だったのではないでしょうか。
また、若い頃から太りやすい体質で、学生時代からダイエットをしていました。
昔はなんと3日で8kgの減量に成功したこともあるそうで、尾美としのりさんはかなりストイックなところもあるのかもしれませんね。
尾美としのりの代表作
尾美としのりさんは、大河ドラマでは「草燃える」の北条泰時をはじめとして足利利氏(北条時宗)、平維綱(平清盛)、榊原康政(おんな城主直虎)、土岐頼芸(麒麟がくる)と錚々たる武士を演じているわけだが、やはり「鬼平犯科帳」の木村忠吾が最大のインパクトなのであった。 pic.twitter.com/JNthc6kpEB
— Vatanabeus (@nabe1975) March 9, 2025
尾美としのりさんは数えきれないほどの映画やドラマに出演しているので、代表作を年代ごとにセレクトしてみたいと思います。
まず尾美としのりさんの青春時代の代表作は、やはり映画『転校生』や『時をかける少女』、『さびしんぼう』が代表的です。
どれも大林宣彦監督の作品で、監督は尾美としのりさんの魅力の出し方をわかっていたのではないでしょうか。
そして青年期の代表作は、時代劇ドラマ『鬼平犯科帳』だと言えます。
鬼平犯科帳では家臣の木村忠吾役を演じており、このドラマに出演していたことで、奥さんの父親に認められたというエピソードも有名。
そう考えると尾美としのりさんにとって『鬼平犯科帳』は思い出深い作品かもしれません。
その後、2000年代~2010年代は温かみのある演技やコミカルな演技で存在感が増していきました。
NHK連続テレビ小説『あまちゃん』はヒロインの父親役を演じ、尾美としのりさんの新たな魅力をアピールできたと言えます。
2025年のNHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に平沢常富(通称 朋誠堂 喜三二)役で出演しているのですが、江戸・吉原をこよなく愛する戯作者といった役柄を魅力たっぷりに演じました。
ドラマ初期はわずかな出演のみで、『オーミーを探せ』とSNSで話題になったほど。
尾美としのりさんはこれからも安定した演技で、さらに代表作を増やし続けてくれそうです。
尾美としのりのプロフィールや経歴
尾美としのりさんの「べらぼう」インタビュー。
— Vatanabeus (@nabe1975) March 24, 2025
時代劇を演じられる際は実際に褌を締めているそうで、「鬼平犯科帳」の中村吉右衛門さんから学んだのだとか。「べらぼう」でも長谷川平蔵とどこかで絡んでほしい。 https://t.co/1K5F02Zrch
名前:尾美としのり
生年月日:1965年12月7日 60歳
血液型:B型
身長:175cm
出身地:東京都
尾美としのりさんは、1978年に市川崑監督の映画『火の鳥』で本格的に俳優デビューを果たしました。
幼少期から劇団『ひまわり』で演技のレッスンを受け、高校時代にアカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、早い時期から頭角を現しています。
名作と言えるドラマに出演していることが多く、記憶に残る演技でバイプレーヤーとしての地位を確立しました。
尾美としのりの本名
尾美としのりさんの本名は『尾美利徳』です。
『利徳』だと堅いイメージになってしまうとのことで、『としのり』とひらがな表記にしたとのこと。
確かに漢字よりもひらがなの方が柔らかい雰囲気が感じられ、親しみやすさが増していますよね。
しかし、本名だと歴史上の人物のようで、渋さを感じました。
ちなみに尾美としのりさんは、奥さんから『尾美くん』と呼ばれています。
尾美としのりの所属事務所
尾美としのりさんは、2020年9月からホリプロ・ブッキング・エージェンシーに所属しています。
ホリプロ・ブッキング・エージェンシーは、ホリプログループの事務所のひとつ。
芸能界でホリプロはかなりの影響力を持ち、超有名芸能人たちが所属していることでも有名です。
尾美としのりさんはホリプロ・ブッキング・エージェンシーに移籍後、以前よりさらに出演作が豊富になった印象を受けました。
本人の実力はもちろん、事務所の力も長く活躍する上では大事なのかもしれません。
尾美としのりの年収
尾美としのりさんは年収を公表していませんが、安定して稼いでいるのは確実でしょう。
なぜなら、年間何本もの映画やドラマに出演しているので、結構な出演料を得ていることが予想できるからです。
尾美としのりさんは主演ではないものの、キャリアや知名度からして1話あたり50~100万円ほどの出演料を得ているのではないでしょうか。
あくまで予想ですが、尾美としのりさんの年収は2000万円をはるかに超えているかもしれません。
尾美としのりの実家
今日のメレンゲ〜に、尾美としのりさん。
— tera-chan (@tera_HKmovie) May 26, 2018
地元・目黒区某所のスターですよ。👍👍👍
大昔にスカイラインGTSを近所の駐車場に停めてらっしゃったのをお見かけしたことが……🙇♂️🙇♀️ pic.twitter.com/I6hckX9Yax
尾美としのりさんの実家は東京都目黒区にある可能性が高いです。
詳しい場所は公表されていませんが、通っていた小学校が目黒区立中目黒小学校なので、その付近に実家があるのではないでしょうか。
実家が目黒にあったことで、幼少期は活動しやすかったのかなと思いました。
未成年の間は両親の送り迎えが必要ですし、交通の便が良いというのは、家族もサポートしやすい環境だったと言えます。
尾美としのりの父親
尾美としのりさんの父親は一般人のため、名前や職業は公表されていません。
調べてみると、父親は中華料理人だという情報を見つけました。
尾美としのりさんはプロが使用する調理器具を持っているそうで、父親の影響を強く受けているのではないでしょうか。
また、中目黒にある『宝来』という中華屋が尾美としのりさんの行きつけなのだそう。
きっと幼少期から父親の作った中華料理を食べていて、中華が大好きになったのかもしれませんね。
尾美としのりの母親
尾美としのりさんの母親は一般人のため、名前や職業は公表されていません。
幼稚園生だった尾美としのりさんは、母親に『テレビに出てみたい』と言ったことをきっかけに、劇団『ひまわり』に通い始めました。
母親は子供がやりたいと思ったことをやらせてあげる教育方針だったのではないでしょうか。
結果的に尾美としのりさんは俳優として大成功を収めていますし、母親への親孝行にもなりました。
映画やドラマで活躍する尾美としのりさんの姿を見て、母親はとても嬉しく思ったはずです。
尾美としのりの兄弟や姉妹
尾美としのりさんには兄と妹がいますが、職業や名前、年齢差は不明です。
兄は調理師免許を持っているという情報があり、父親の背中を追って料理人となった可能性があります。
妹に関しては情報がなく、プライバシー保護の観点から、尾美としのりさんは家族のことを積極的に語ることはしないのかもしれませんね。
兄弟が有名俳優なのは誇らしいことですし、兄と妹は尾美としのりさんの活躍を喜んでいるでしょう。
まとめ
尾美としのりさんは幼稚園の頃に劇団『ひまわり』に入り、幼少期から子役として活躍しています。
高校2年の時には、映画『転校生』で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞するなど、若い頃から才能を発揮していました。
数多くの作品に出演しており、それぞれで違った印象を残しているのがすごいと思います。
今後も尾美としのりさんが出演する映画やドラマの公開や放映が続くので、どんな演技をしてくれるのか楽しみですね。
これからも尾美としのりさんのさらなる飛躍を祈っています。






