端正な顔立ちと落ち着いた雰囲気で、長年にわたって幅広い世代から支持を集める俳優・竹野内豊さん。
ドラマや映画ではどんな役柄も自然に演じきる一方で、プライベートについてはほとんど語らないため、その素顔に興味を持つ人も多いですよね。
そんな竹野内豊さんに「実家がお金持ちらしい」という噂があるのをご存じでしょうか。
たしかに上品な立ち居振る舞いや穏やかな話し方には、育ちの良さを感じる瞬間があります。
そこで今回は、竹野内さんのお父さんやお母さん、そして兄弟との関係にまつわるエピソードをたどりながら、どんな家庭で育ったのかを探ってみました。
家族とのつながりを知ることで、スクリーンの向こう側にある”人としての竹野内豊さん”の一面が見えてくるかもしれません。
竹野内豊の実家はお金持ち？
竹野内豊さんは、両親と姉1人の4人家族で育ちました。
幼少期は転勤が多く、東京都調布市や豊島区、そして埼玉県所沢市など、関東圏を中心に引っ越しを繰り返していたそうです。
その後、家族の拠点は所沢市に落ち着き、芸能活動が忙しくなってからも、竹野内さんは頻繁に実家へ帰って家族と時間を過ごしていたといいます。
家族とのつながりをとても大切にしていたことが伝わりますね。
そんな竹野内さんは、ご両親のために都内の高級住宅街に自宅を建てたことでも知られています。
実家の押し入れの1番奥からでてきた、竹野内豊7人も！記憶にない。。。 pic.twitter.com/dPADA6NGOo
— るん (@pinpipip) May 24, 2020
週刊誌「女性セブン」などの報道によると、3階建ての白い外観が印象的な豪邸で、価格はおよそ4億〜5億円とも言われています。
庭やテラスには緑があふれ、屋上にも植栽が施された自然豊かな住まいで、まるで”都会のオアシス”のような空間だとか。
独身でありながら、家族への思いやりを形にした住まいという点が、竹野内さんらしい優しさを感じさせます。
一方で、この豪邸を建てた直後、お父さんが体調を崩され、長く住むことができなかったとも伝えられています。
竹野内さんはその後もお母さんを支えながら、家族を気遣う日々を送っているそうです。
SNSでも「親思いで素敵」「家族を大切にしているところが魅力」といった声が多く見られます。
華やかな芸能界にいながらも、家族との絆を何よりも大切にする姿勢──それこそが、竹野内豊さんの品格を支える原点なのかもしれません。
竹野内豊の父親
竹野内豊さんのお父さんは、2014年8月に肺がんのため73歳で亡くなられました。
竹野内さんが都内にご両親のための家を建てた直後のことで、新居に暮らせたのはわずか4か月ほどだったそうです。
もしかすると、病気の発覚をきっかけに「少しでも快適に過ごしてほしい」という思いから、建築を急いだのかもしれません。
お父さんは元自衛官で、家庭ではとても厳格な性格だったといわれています。
幼い頃の竹野内さんは外で活発に遊ぶのが好きでしたが、お父さんの前では自然と背筋を伸ばして大人しくしていたとか。
そうした厳しさの中にも、息子への深い愛情があったことがうかがえますね。
当初、お父さんは竹野内さんの芸能界入りに強く反対していたそうです。
「芸能界は厳しい世界だから」と心配する気持ちからだったといわれています。
しかしデビュー後、俳優として活躍する息子の姿を見て徐々に考えが変わり、次第に応援するように。
やがて家族の中でも一番の”芸能通”になっていたというエピソードも残っています。
最期の時には、竹野内さんをはじめ家族全員が立ち会い、手を握りながら見送ることができたそうです。
お父さんの厳しさも優しさも、すべてが竹野内さんの人間的な深みにつながっている──そんな温かい家族の絆を感じさせるエピソードです。
竹野内豊の母親
竹野内豊さんが芸能界に入るきっかけを作ったのは、お母さんとお姉さんだったそうです。
高校生の頃、竹野内さん本人の知らないうちに、お母さんとお姉さんがモデル事務所へ履歴書を送ったことがすべての始まりでした。
最初は戸惑いながらも、撮影の現場で徐々にモデルの仕事に興味を持ち、そこから俳優としての道が開かれていきます。
うちの親異常に竹野内豊が好きで、ドラマとかちょっとでも出てたら見るんだけど、お父さんが「やっぱいい男だよな〜俺あの人になら抱かれてもいい」って言ってて流石にガチ目に引いた pic.twitter.com/3RuEmIOFUf
— ばみゅ「「「お久しぶりでございます」」」 (@17_min_seun) April 21, 2016
つまり現在の活躍の裏には、家族の後押しと深い愛情があったのですね。
お父さんが厳格な性格だった一方で、お母さんは明るく柔らかい人柄だったそうです。
芸能界入りを反対するお父さんと竹野内さんの間に立ち、理解者として支え続けたのもお母さんでした。
撮影の合間に実家へ顔を出したり、今でも頻繁に電話をして近況を話したりと、親子の関係はとても良好。
竹野内さんにとってお母さんは、いつまでも心の拠り所のような存在なのかもしれません。
また、SNS上でも「竹野内豊さんが出ているドラマを親が欠かさず見ている」といった声が多く、お母さん世代を中心に圧倒的な支持を集めています。
息子としても俳優としても、多くの人に愛される竹野内さん。
その原点には、温かく背中を押してくれたお母さんの存在があるといえるでしょう。
竹野内豊の兄弟
竹野内豊さんには、2歳年上のお姉さんが1人います。
すでに結婚されていて、息子さんと娘さんを持つお母さんでもあります。
竹野内さんとは昔からとても仲が良く、今でも頻繁に連絡を取り合うほどの姉弟関係だそうです。
お姉さんの子どもたち、つまり竹野内さんの甥っ子と姪っ子は、彼のことを親しみを込めて「ゆたか」と呼んでいるそうで、「ゆたか、頑張ってね!」と声をかけてくれるのが何よりの励みなのだとか。
トップ俳優として多忙な日々を送る中でも、家族とのつながりをとても大切にしている姿が目に浮かびますね。
また、お姉さんは以前、竹野内さんに「今のあなたは何も変わらなくていい」とメッセージを送ったといいます。
この言葉には、弟をありのまま受け止め、いつも見守っている温かさが感じられます。
竹野内さんもインタビューで「一番大切な時間は家族と過ごす時間」と語っており、家族が彼にとって心の支えになっていることがわかります(出典:週刊女性PRIME)。
お母さんとお姉さんは、今でも率直な意見をくれる大切な存在だそうです。
厳しさの中に愛情がある家庭で育ったからこそ、竹野内さんの穏やかで誠実な人柄が形づくられたのかもしれません。
家族の絆が、俳優としての深みや人間的な魅力に繋がっていると感じますね。
まとめ
家族を大切にする姿勢が、竹野内豊さんの穏やかで誠実な人柄を形づくってきたのかもしれません。
お父さんの厳しさと優しさ、お母さんやお姉さんの温かい支え、そして甥っ子や姪っ子との微笑ましい関係――そのどれもが、彼の中に深く息づいています。
俳優としての表現に人間味があふれているのも、こうした家族との絆が根底にあるからこそでしょう。
仕事の成功だけでなく、日常の中で家族と過ごす時間を何よりも大切にしてきた竹野内さん。
その温かい原点を知ると、これからの作品にもより一層、心を込めて向き合っていることが伝わってきます。
今後の活動を見守りながら、家族を想う優しい一面にも引き続き注目していきたいですね。