ベテラン俳優の近藤芳正さんは、何故役者になろうと思ったのでしょうか。
どんな家庭で育ち、どこの学校に通っていたのでしょうか。
今回は、近藤芳正さんの経歴や出身学校、家族について調べてみました。
近藤芳正の若い頃はどんな感じだった?
#NHK #中学生日記 出てた頃の写真に 出逢った!
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40年以上前 pic.twitter.com/kkA6DdwZkV
近藤芳正さんは15歳の時に『中学生日記』でデビューしました。
当時から役者になることしか考えておらず、「とにかく東京へ」という思いが強くありました。
しかし『中学生日記』で先生役を務めていた湯浅実さんが「しっかり準備をしてからでも遅くはない」と悟し、1年間指導を行ってくれたそうです。
その後上京し青年座の研究生になり、生活のためにホテルで皿洗いのアルバイトを始めました。
そこで「彼が将来を有望視されている若手演出家だ」と紹介された人が、自分の隣で一緒に皿洗いをしている状況に「とんでもなく厳しい世界だ」と絶望感が重くのしかかったそうです。
研究所を卒業した後も特定の劇団に所属することなくフラフラしていた近藤芳正さんは、劇団七曜日のオーディションには合格したものの、「アルバイトをしながらお芝居をする」という生活は変わりませんでした。
そして28歳の時「30歳を過ぎてもアルバイトをしながら役者を続けるのか」と自問した結果、「もう役者は辞めよう」という結論に至りました。
ただ「悔いだけは残したくない」という気持ちがあったため、いろいろな舞台を観て歩き面白いと感じた劇団に出演を直談判した結果三谷幸喜さんの作品に出演、役者を辞めることなく今に至っています。
近藤芳正の代表作
窪田将治監督最新作『野良犬はダンスを踊る』出演/近藤芳正 加藤慶祐 鈴木勝吾/久保田秀敏 山田ジェームス武 倉貫匡弘/川瀬陽太 柳憂怜 草野康太/山本宗介 橘美緒 中島愛里 潮美華/柳英里紗/木下ほうか 10月10日公開 pic.twitter.com/INlll1fWvU
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近藤芳正さんの代表作は、2015年の映画『野良犬はダンスを踊る』です。
この作品で近藤芳正さんは映画初主演を果たしました。
そしてモントリオール世界映画祭の「フォーカス・オン・ワールド・シネマ」部門に選出されています。
近藤芳正のプロフィールや経歴
今日から お世話になります。#ブギウギ #山下達夫 pic.twitter.com/nIaE8YcknL
— 近藤芳正 (@goensai) December 21, 2023
名前:近藤芳正
生年月日:1961年8月13日
出身地:愛知県
血液型:AB型
身長:171cm
所属事務所:松竹エンタテインメント
15歳でデビューした近藤芳正さんは、高校卒業後に文学座の養成所のオーディションを受験、「ここに入れば何とかなるだろう」という理由だったそうですが結果は不合格でした。
翌年東京に上京し湯浅実さんが所属する劇団青年座の研究所に2年間入所、劇団七曜日へ入団するも俳優として注目されることはありませんでした。
しかし1991年の三谷幸喜さん脚本の映画『12人の優しい日本人』への出演を契機に東京サンシャインボーイズの舞台への客演が続き、劇団員ではなかったもののレギュラー出演していました。
さらに1996年には西村雅彦さんとの二人芝居作品『笑の大学』で、読売演劇大賞最優秀作品賞を受賞するなど徐々に知名度を上げ、ドラマにも多数出演しています。
2001年には劇団ダンダンブエノを、2009年にはソロプロジェクト バンダ・ラ・コンチャンを立ち上げました。
近藤芳正の所属事務所
近藤芳正さんは、「松竹エンタテインメント」に所属しています。
こちらの事務所には、片岡愛之助さんや尾上松也さん、森口瑤子さんらも在籍しています。
近藤芳正の年収
近藤芳正さんの年収は公表されていません。
主演ではなく脇役での参加が多い近藤芳正さんですが、これまでに多くの作品に出演していることから年収は数千万円以上になるのではないかと思われます。
近藤芳正の学歴
近藤芳正さんが通っていた学校について調べてみました。
近藤芳正の出身小学校
出身小学校は公表されていません。
ネット上では「名古屋市立稲西小学校ではないか」と噂されています。
近藤芳正の出身中学
小学校卒業後は、名古屋市立汐路中学校に進学しました。
中学時代は肥満児で、体重は75㎏もあったそうですよ。
そんな近藤芳正さんは絵を描くことも好きだったことからお父さんに「児童劇団に入団したい」、「油絵の絵の具を買ってほしい」という2つのお願いをしたそうです。
しかしお父さんから「一つにしなさい」と言われたため、悩んだ末に選んだのが児童劇団でした。
近藤芳正さんは「この時絵を選んでいれば、今とは違った道を歩んでいたかもしれない」と明かしていました。
近藤芳正の出身高校
中学卒業後は、立花高等学校(現・日本福祉大学付属高等学校)に進学しました。
現在の偏差値は、49です。
近藤芳正さんが通っていた時には学園総合移転計画のまっただ中で、名古屋市昭和区にあった仮校舎はプレハブ造りで「夏は暑く冬は寒い」という状況だったそうです。
すでに役者になると決めていたため「何のために行くのかな」と思いながら通っており、授業後はテレビ局のスタジオで過ごす毎日が続き、勉強にはあまり興味を持てなかったそうですが、留年や中退することなく卒業しました。
近藤芳正の出身大学
高校卒業後は、進学していません。
近藤芳正さんは「高校を卒業したら東京へ行こう」と決めていたと明かしており、進学は考えていませんでした。
近藤芳正の実家や生い立ち
1961年8月13日に誕生した近藤芳正さんは、愛知県名古屋市瑞穂区出身です。
実家の詳しい場所は公開されていません。
小学生の時に学芸会で『夕鶴』の与ひょう役に選ばれ演じたところ先生たち周囲の大人に評判が良かったため、演技に興味を持ったそうです。
そして『中学生日記』の出演をきっかけに将来の道を役者に決めました。
近藤芳正の父親と母親
近藤芳正さんの両親は一般人です。
名前や顔写真、職業は公開されていません。
近藤芳正さんがドラマ『中学生日記』に出演していた時に両親は離婚しており、インタビューでは「(撮影のおかげで)自分の寂しさは軽減されました。自分はここに行けば必要とされているんだという場所があったというのは、すごく大きく影響していますね」と話しています。
近藤芳正の兄弟や姉妹
近藤芳正さんは、一人っ子で兄弟はいません。
幼い頃から一人遊びをしていたため、一人芝居も肌に合っていたそうです。
まとめ
10代でデビューした近藤芳正さんは、アルバイト生活が続き「役者を諦めよう」と思ってしまったこともありました。
しかし「後悔しないように」という思いが近藤芳正さんを俳優への道へと導き、今の活動に繋がっています。
今後も近藤芳正さんの活躍を応援していきたいと思います。