女優・モデルとして活躍していた加藤ローサさんは、しばらく表舞台から姿を消していたため「どこへ行ってしまったの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
現在は再び活動を始めて注目を集めていますが、彼女の学歴や事務所、さらには年収についても気になりますよね。
中学や高校時代から芸能界入りまでの経歴、どのような事務所に所属しているのか、また、モデルや女優業を再開している現在の年収についても気になるです。
今回は、加藤ローサさんの出身校や事務所の情報を整理し、過去から現在にかけての彼女の活動の変遷について詳しく調べました。
加藤ローサの学歴
加藤ローサさんは、鹿児島県鹿児島市で育ちました。
どんな学生生活を送っていたのでしょうか?
加藤ローサさんが通っていた学校について調べてみました。
加藤ローサの出身中学
加藤ローサさんは、鹿児島市立皇徳寺中学校出身です。
こちらの学校には「AKB48」のメンバーである柏木由紀さんも通っていたそうで、柏木由紀さんは先輩である加藤ローサさんについて「代々語り継がれるほどの美少女だった」と明かしていました。
他に、女優の上白石萌音さん・上白石萌歌さんなど、多くの著名人を輩出しています。
また中学時代の加藤ローサさんは「ぼーっと、ずーっと、だらーっと生きてるだけだった」とし、国語の先生に「あなたは死んだ魚のような目をしていますね」とよく言われていたそうです。
加藤ローサの出身高校
中学校卒業後は、鹿児島県立鹿児島西高等学校に進学しました。
こちらの学校は、甲陵高等学校と統合したため、2012年3月に閉校しており、現在は明桜館高等学校となっています。
高校1年生の時、横浜に住む従姉妹の勧めでオーディションを受け、モデルとしてデビューされました。
また、同じく高校1年生の時に長崎ハウステンボスで開催された「志村けんの花嫁コンテスト」に参加し、グランプリを受賞されています。
加藤ローサの出身大学
加藤ローサさんには、専修大学経済学部に進学されました。
高校1年生のときに横浜に住む従姉妹の誘いでオーディションを受け、モデルとしてデビューされたことが芸能界入りのきっかけです。
大学在学中に芸能活動を本格化させ、2004年にはリクルートの結婚情報誌『ゼクシィ』のCM出演で注目を集めました。
その後、女優としても活躍の幅を広げられています。
加藤ローサが消えていたと言われる理由
ネット上では「加藤ローサさんが消えた」と話題にされることがありました。
2000年代前半から中盤にかけては、ドラマや映画、CM、バラエティ番組など幅広い分野で活躍されていた加藤ローサさんですが、2011年頃からテレビやメディアへの露出が減少しています。
理由のひとつとされているのが、2011年6月22日にサッカー日本代表の松井大輔さんと結婚されたことです。
同年12月には第一子となる長男を出産し、家庭を最優先するため、2013年には所属していた芸能事務所との契約も終了。
以降は育児に専念され、一時的に芸能活動を休止していました。
その後、2014年には育児雑誌『nina’s』の表紙に次男とともに登場したことで、少しずつ活動を再開。
しかし以前のような連続ドラマのレギュラー出演や大型CMの契約など、継続的な露出は控えめだったため、視聴者の印象としては「テレビで見かけなくなった=消えた」という受け止め方につながったと考えられます。
とはいえ、実際には完全な引退ではなく、現在も不定期ながらテレビドラマやCM出演を継続されています。
たとえば、2022年にはフジテレビ系ドラマ『恋なんて、本気でやってどうするの?』に出演し、変わらぬ美貌と自然体の演技が話題となりました。
また、子育てと両立しながら無理のないペースで芸能活動を続けているという点からも、ブランクを経て新たなスタイルで活躍されていることがわかります。
こうした背景を踏まえると、「消えた」という言葉よりも「生活の優先順位が変わった」と表現したほうが、現在の加藤ローサさんの姿により近いかもしれません。
加藤ローサのプロフィールや経歴
生年月日:1985年6月22日
出身地:神奈川県生まれ、鹿児島県育ち
血液型:A型
身長:160cm
所属事務所:T.PERSONAL
加藤ローサさんは高校1年生のとき、従姉妹の誘いで受けたオーディションがきっかけでファッションモデルとしてデビューしました。
当時は「進路に迷って何もやる気が起きなかった」時期だったそうですが、「少しでも楽しいことを見つけたい」と思い挑戦したとご本人が語っています。
その後、2004年に高校を卒業し上京。
4月からNHK教育『イタリア語会話』にレギュラー出演し、タレントとして本格的に活動を始めました。
2005年には映画『東京タワー Tokyo Tower』でスクリーンデビューし、同年公開の『いちばんきれいな水』で映画初主演を務めました。
さらに、テレビドラマ『女帝』(2007年)で連続ドラマ初主演を果たすなど、女優としての存在感が徐々に強まっていきました。
モデルやCMを通じて「透明感がある」「ハーフモデルの代表格」として広く認知され、ファッションやビジュアル面でも高評価を得ています。
出身は鹿児島県鹿児島市で、イタリア人の父親と日本人の母親のもと日本とイタリアのハーフとして育ちました。
幼少期を神奈川県横浜市で過ごした経験もあり、国際的なバックグラウンドが独特の魅力となっています。
近年は、子育てと並行して”自分ファースト”なスタイルでファッションにも積極的に取り組まれています。
2025年6月発売の雑誌『STORY』2025年6月号には、初めてファッション企画に登場し、40代の新たなライフスタイルとして”Happyカラー”を取り入れた装いが紹介されました。
その爽やかで明るいコーディネートは、同号の読者にも大きな共感を呼びました。
さらに、2025年6月22日に40歳を迎えたことを公式Instagramで報告し、フォロワーから「40歳には見えない」「ずっと変わらず美しい」といったコメントが多数寄せられました。
こうした投稿からは、プライベートでも前向きに年齢を重ねている様子がうかがえます。
また、Instagramでは日常のファッションや子育ての様子、季節の気候を楽しむ姿などを定期的に発信しており、2025年7月1日には「毎日暑すぎる~夏は長そうだ…」とつぶやくなど自然体の投稿も人気を集めています。
さらに7月21日付けのリール投稿では、軽快な動画でファンを楽しませています。
こうして振り返ると、加藤ローサさんはモデル・女優としての基盤を築いた後、結婚・出産を経てライフステージを変化させながらも、現在はファッション・メディア出演・SNS発信を通して、自分らしいペースで活動を続けています。
情報発信のスタイルにも変化が見られ、”自然体で年齢を重ねる”という姿勢に共感の声が広がりつつあります。
『ゼクシィ』のCMで注目に!
加藤ローサさんが一躍注目を集めたきっかけは、2004年に出演した結婚情報誌『ゼクシィ』のCMでした。
当時、透明感のある笑顔とナチュラルな雰囲気で多くの視聴者の心をつかみ、「あのCMの女の子は誰?」と話題に。
今でこそ”ゼクシィガール”は若手女優の登竜門とも言われていますが、その流れを決定づけた存在のひとりが加藤ローサさんでした。
このCM出演は、もともと雑誌の撮影の合間にオーディションを受けたことがきっかけだったそうです。
ただし、当時のエピソードにはちょっとしたハプニングもありました。
衣装の指定として「白の胸元が開いた服」があったにもかかわらず、加藤ローサさんはうっかり黒のタートルネックで会場に向かってしまったそうです。
その場で慌てたスタッフが白い服を買いに走り、無事に撮影に臨むことができたというエピソードは、今では彼女の初々しさを象徴する逸話として語られています。
CM本編では、ウェディングドレス姿で無言のまま振り返るワンシーンだけで強烈な印象を残し、「あの透明感は誰にも真似できない」との声が続出。
加藤ローサさん自身もこの出演が転機になったことを後にインタビューで明かしており、その後の女優・モデルとしての活動にも大きく影響を与えた作品となりました。
なお、当時のCM動画はYouTubeの公式アーカイブ等でも視聴可能で、いま見返してもその清潔感と初々しさには新鮮な魅力があります(参考:YouTube ゼクシィCM 2004年版)。
広告業界の関係者からは「人柄が滲み出るような表情」「瞬間の表現力がずば抜けていた」と評されたこともあり、加藤ローサさんが”時代を象徴するCM美女”とされるのも納得のブレイクエピソードです。
加藤ローサの所属事務所
加藤ローサさんは、2013年6月に大手芸能事務所「研音」を退社した後、活動方針を大きく転換されました。
退所の背景には、出産と育児を優先したいという強い意向があり、当時は芸能活動を一時休止して家庭に軸足を移していた時期でもあります。
その後、再び芸能活動を再開するにあたり、夫である元サッカー日本代表・松井大輔さんが代表を務めるマネジメント会社「T.PERSONAL(ティー・パーソナル)」に所属されました。
T.PERSONAL株式会社は、アスリートやタレントのマネジメント業務のほか、スポーツと芸能を横断したメディア支援・イベント企画・ライフスタイルプロデュースなども行う総合マネジメント企業です。
公式サイトの会社概要では、加藤ローサさんをはじめ、松井大輔さん本人も所属タレントとして紹介されており、二人三脚で活動の幅を広げている様子がうかがえます。
このように、T.PERSONALでは家庭と仕事を両立させやすい環境が整えられており、加藤ローサさんの現在のスタイルに合ったマネジメント体制が築かれていることが特徴です。
近年はテレビ出演やファッション誌への登場に加え、Instagramを通じた情報発信も活発に行っており、事務所としても本人の意志を尊重した柔軟なサポートがなされていることが伝わってきます。
従来の芸能事務所とは一線を画すこのスタイルは、結婚・出産後も自然体で活動を続ける加藤ローサさんの今の生き方を支える大きな基盤となっているようです。
加藤ローサの年収
加藤ローサさんは、2004年に結婚情報誌『ゼクシィ』のCMで注目を集め、その後、女優やモデルとして多方面で活躍されました。
2011年にサッカー選手の松井大輔さんと結婚し、育児のため一時芸能活動を休止されましたが、近年再び活動を再開されています。
具体的な年収については公表されておらず、正確な数字を知ることは難しい状況です。
ただし、2024年11月8日から放送開始のドラマ『きみの継ぐ香りは』(TOKYO MX)で主演を務めるなど、再び注目を集めていることから、出演料や関連する収入が増加している可能性があります。
また、加藤ローサさんは現在、夫の松井大輔さんと同じ事務所であるT.PERSONALに所属しており、芸能活動を継続されています。
このような活動状況から、年収は以前と比較して増加傾向にあると推測されますが、具体的な金額を明示する情報は確認できません。
芸能人の年収は出演作品や契約内容、メディアへの露出頻度など多くの要因によって変動します。
そのため、加藤ローサさんの年収も今後の活動内容や出演作品によって変わっていくと考えられます。
まとめ
加藤ローサさんは、透明感のある笑顔と穏やかな雰囲気で2000年代に一躍人気を集めた女優の一人です。
結婚・出産を機にメディアへの露出は減ったものの、それは「芸能界から消えた」というよりも、家庭を優先した自然なライフステージの変化だったことがわかります。
現在は、家庭と仕事を無理なく両立できる環境のもと、自分らしいペースで活動を続けており、ファッション誌やテレビドラマで見かける機会も少しずつ増えています。
出身校や所属事務所の情報を通じて見えてきたのは、華やかな表舞台の裏にあるしなやかな選択の積み重ね。
芸能活動のスタイルが変化しても、多くのファンが変わらず応援し続けているというのも納得です。
これからも、自然体で年齢を重ねながら輝き続ける加藤ローサさんの姿に注目していきたいですね。




