アイドル戦国時代と言われた頃からすると、アイドルブームは少し落ち着いたような印象があります。
しかし、それでもアイドルと呼ばれる人たちは今も多くいて、次から次に新しいアイドルグループがデビューしては消えるということを繰り返しています。
そんなアイドルの中で、かなりのインパクトを与えるグループがあります。
BiSHはそんなアイドルグループの代表的な存在だと言えます。
BiSHといえば、過激な表現のMVや過酷な企画を行ったり、いわゆる炎上商法のような形でグループを盛り上げたグループだと言えます。
BiSHという名前を聞いて「BiS」というアイドルグループがいたのではないかと思う人もいると思います。
BiSのグループ名が変わってBiSHになったなんて思っている人もいるようですが、この2つのグループは別々に存在しているグループでそれぞれが活動しています。
ということで、今回は間違えそうなややこしいBiSHとBiSのグループの違いや関係性についてお伝えします!
BiSHとはどんなグループなのか
BiSHは「楽器を持たないアイドル」というコンセプトのアイドルグループです。
グループ名のBiSHは「Brand-new idol SHiT」の略で、日本語でいうと「新生クソアイドル」という意味なのです。
こんなコンセプトとグループ名なら過激な表現なのも納得できてしまうかもしれませんね。
そしてこのグループ結成は、所属事務所の社長である渡辺淳之介さんが「BiSをもう一度始める」と言い出したことがキッカケなのです。
渡辺淳之介さんは、BiSのマネージメントを担当していた人でもあり、BiSHはBiSがなかったら生まれていないグループだとも言えるのです。
そしてもう一つの共通点は、松隈ケンタさんがほとんどのサウンドプロデュースを手掛けているということです。
つまり、グループ名が似ているだけでなく、関わっている制作陣もほとんど同じなのです。
過激な表現などに注目が集まりますが、楽曲がとても良いというのも注目です。
アイドル好きでなくても音楽好きな人が聞いても評価されてもおかしくない楽曲だと言えるでしょう。
BiSとはBiSHにとってどんなグループなのか
BiSHが始まるキッカケになったグループでもある、BiSは初代メンバーでもあるプー・ルイさんが「歌手ではなくアイドルとして活動したかった」という言葉をキッカケに始まったグループです。
BiSは「Brand-new idol Society」の略で、日本語では「新生アイドル研究会」といいます。
BiSHが名前を寄せるためになかなか雑なネーミングな気がするのはボクだけでしょうか(笑)
BiSが有名になったのは全裸で樹海を走るというMVがかなりの話題になり、他にも24時間の握手会やヘッドバンギングを続ける振付など破天荒なプロモーション手法や過激な表現などで注目を集めていました。
しかし、楽曲が評価され、ただの炎上商法ではなく、楽曲の意味も伝える意味でのプロモーションだったということが世間に広まり、人気を集めました。
日本武道館でライブをしようとしたところ、過激な表現であるグループであるがゆえに日本武道館からライブ開催を断られてしまい、日本武道館よりもキャパが多い横浜アリーナで最初の解散コンサートを行いました。
そしてBiS解散後に発足したのが、BiSHなのです。
しかし、その後BiSも再結成をして、また解散し、再々結成をしています。
ちなみに個人でバラエティ番組などで活躍しているファーストサマーウイカさんは、初代BiSのメンバーで、BiSの解散後にBILLIE IDLEを結成しています。
ちなみに渡辺淳之介さんは結成当初、BILLIE IDLEにも関わっていました。
ファーストサマーウイカさんについての記事はこちら↓↓
ファーストサマーウイカの高校やすっぴん、アイドルの活動などをまとめてみた
そう考えるとアイドル業界の中でWACKのプロレスが繰り広げられていると考えても過言ではないのかもしれません。
BiSは渡辺淳之介さんがBiSHを始動させるための雛形のようなものになったグループと言えるのかもしれません。
BiSHとBiSは仲が悪いのか?
BiSHもBiSもメンバーは一癖二癖あるようなメンバーが揃っています。
そうなると名前も酷似している両者の仲はどうなのでしょうか?
とても気になるところですよね。
しかし、直接二組の関係がどうなっているかなどの情報はありませんでした。
ただお互いに意識していることは間違いないでしょうから、そのうちコレもWACKのプロモーション手法の一環で表に出てくるかもしれませんね。
こういった部分でも目が離せないのがBiSHやBiSの魅力の一つと言えるのかもしれません。
BiSHのメンバーまとめ
BiSHのメンバーについてざっくりとお伝えします。
よくアイドルグループにありがちなメンバーカラーなどはありません。
「楽器を持たないパンクバンド」というコンセプトなので、パンクバンドだと派手な色合いのものを使うイメージのパンクバンドも多いですが、BiSHはどちらかと言うと暗めのダークな感じなので、メンバーカラーなどは不要なのでしょう。
アイナ・ジ・エンド
画像引用元:BiSH公式ホームページ
誕生日 12月27日
出身地 大阪府豊中市
担当 おくりびと
備考 振り付け担当
セントチヒロ・チッチ
画像引用元:BiSH公式ホームページ
誕生日 5月8日
出身地 東京都八王子市
担当 見た目は真面目、中身は悪女これでも彼氏は2人まで
備考 元キャプテン
モモコグミカンパニー
画像引用元:BiSH公式ホームページ
誕生日 9月4日
出身地 東京都
担当 あまのじゃく
ハシヤスメ・アツコ
画像引用元:BiSH公式ホームページ
誕生日 9月27日
出身地 福岡県(東京都生まれ)
担当 メガネ
備考 コント担当
リンリン
画像引用元:BiSH公式ホームページ
誕生日 3月9日
出身地 静岡県
担当 無口
アユニ・D
画像引用元:BiSH公式ホームページ
誕生日 10月12日
出身地 北海道札幌市
担当 僕の妹がこんなに可愛いわけがない
備考 ソロプロジェクト「PEDRO」としても活動
まとめ
BiSHとBiSは同じような環境で活動していますが、過激な表現である部分など共通点は多いのですが、あくまで別のグループとして活動しています。
現在はBiSHの方が注目を集めているような状態だと言えるでしょう。
それぞれが作詞をするBiSHはアイドルとしてでなく、アーティストとして活動を続けられるような表現をしていると言えるので、いわゆる世間一般のアイドルよりも息は長いのかなと思います。
ただ、見方を変えるとBiSHはアイドルとしてカテゴライズすることができるのか、世間は彼女たちをアイドルだと認識するのかはよくわかりません。
とにかくこれからも活躍していきそうなことは間違いないので、これからもBiSHとBiSの活躍を見ていきましょう!