桃田賢斗さんは、かつて男子シングルスの世界ランキング1位のまさに日本を代表するバドミントン選手でした。
そんな桃田賢斗さんが日本代表を引退することを発表しました。
どこに所属し、どんなスポンサーが桃田賢斗さんについているのでしょうか。
今回は、桃田賢斗さんの経歴や出身学校、年収について調べてみました。
桃田賢斗が代表引退した理由は？
2024年4月18日、かつてバドミントン世界ランキング1位にもなった桃田賢斗さんが、日本代表から引退することを発表しました。
その理由は、2020年にマレーシアで遭った、交通事故で右目眼窩底骨折の影響が大きかったようです。
事故当時は世界トップを再度目指す意思を示していましたが、金メダル候補として出場した東京オリンピックでは1時リーグ敗退と結果は思うように出ませんでした。
「気持ちと、体のギャップというか、そういうのが続いていく中で、このままその世界一をまた、目指そうというところまで行けないなと判断した」
引用元：https://news.yahoo.co.jp/articles/21649ee2fc8bc8d34c9788db01ffaeb266ead3a6
ケガの影響も大きく、それまでのプレーができなくなってしまったということでしょう。
日本代表からの引退で、選手としての活動はまだ続けるということで、オリンピックでの活躍はもう見ることはできませんが、選手としてはこれからも素晴らしい活躍に期待したいですね。
桃田賢斗の年収は？
桃田賢斗さんは、現在の年収などは公式に発表されていません。
しかし、約2000万円ほどでないかと言われています。
バドミントン選手の一般的な年収は平均400～500万円ほどといわれていますが、桃田賢斗さんは数多くの大会で賞金を獲得し、さらにスポンサーや所属先からの収入、テレビ出演のギャラもあるため、高額になったようですね。
世界ランキング1位の頃にテレビ番組に出演した際は、2019年の年収が「5,500万円」だったことを明かしていました。
桃田賢斗の所属やスポンサー
桃田賢斗さんは、NTT東日本に所属しています。
マネジメントについては、UDN SPORTSが行っているようですね。
スポンサーについては元々YONEXがついていましたが、2016年に問題になった違法賭博事件でスポンサーを打ち切られ、その後再契約したのではないかといわれています。
2021年からは、Herbalife 24(ハーバライフ トゥエンティフォー)ともスポンサー契約を結んでいます。
桃田賢斗のプロフィールや経歴
生年月日：1994年9月1日
出身地：香川県
血液型：A型
身長：175cm
所属：NTT東日本
小学校1年生の時にお姉さんが所属していた三豊ジュニアのコーチに誘われたのをきっかけにバドミントンを始めた桃田賢斗さんは、6年生の時に全国小学生選手権シングルスで優勝しました。
また、第5回日本バドミントンジュニアグランプリで香川県チームの一員として団体優勝を果たしています。
中学からバドミントンの強豪校に進学、2013年に高校を卒業し、NTT東日本に入社すると、同年の全日本社会人バドミントン選手権大会に初出場して初優勝を達成しました。
2015年4月のシンガポールオープンでは決勝で勝利し、BWFスーパーシリーズの男子シングルスで日本人男子選手初となる優勝を果たし、世界バドミントン選手権では日本初となる銅メダルを獲得しています。
さらに全日本総合選手権で初優勝を果たしました。
2016年に桃田賢斗さんを含むNTT東日本選手が東京都内の違法カジノ店にて賭博をしていたことが判明し、桃田賢斗さんは無期限の競技会出場停止処分、オデジャネイロオリンピックに推薦・派遣しないことが決定しました。
その後2017年に復帰、2018年には世界ランキングで、日本男子史上初となる男子シングルスの世界ランキング1位に輝いています。
2019年に第109回全英オープンでは、バドミントン界で最も伝統のある同大会の男子シングルスで日本勢初の優勝を達成、2019年度の世界最優秀選手に選出されました。
桃田賢斗の学歴
桃田賢斗さんが通っていた学校について調べてみました。
桃田賢斗の出身中学
桃田賢斗さんは、富岡町立富岡第一中学校出身です。
この中学校はバドミントンの強豪校として知られています。
桃田賢斗さんも3年生だった2009年に全国中学校バドミントン大会で優勝、全日本ジュニアバドミントン選手権大会でベスト4に入り、男子選手としては史上初めて中学生で全日本総合選手権の予選に出場しました。
桃田賢斗の出身高校
中学卒業後は、福島県立富岡高等学校に進学しました。
2年生だった2011年に台湾の桃園県で開催された世界ジュニア選手権男子シングルスで準決勝まで進出しています。
2012年にはアジアユース選手権男子シングルスで金メダルを獲得、インターハイ男子シングルスで初優勝、世界ジュニア選手権では団体戦で銀メダル、個人戦男子シングルスで、日本勢で初めてジュニア世界一に輝きました。
その後も高校卒業までにオーストリアで開催された国際大会などで優勝し、世界ランキングで50位まで浮上しました。
まとめ
2021年4月NTT東日本との雇用契約が正社員から契約社員に変更となり、プロ選手となった桃田賢斗さんは、男子バドミントンの世界を大きく変えた存在といえます。
日本代表を引退したということで、世界ランキング1位に輝いていた桃田賢斗さんの金メダルを首にかける姿が見れないのは残念ですが、これからも活躍してくれることでしょう。
今後も桃田賢斗さんの活躍に目が離せません。
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