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ドミニカ国とドミニカ共和国は別の国!違いや場所・関係なども調査

ドミニカ国とドミニカ共和国は別の国!違いや場所・関係なども調査 役立つ情報
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東京五輪2020をきっかけに、世界に目を向ける機会が増えました。

侍ジャパンと素晴らしい試合をした『ドミニカ共和国』もその一つ。

しかし同じ”ドミニカ”でも、『ドミニカ国』という別の国の名前がありますよね?

そこで気になるドミニカ共和国とドミニカ国の違い、場所や関係などを調べてみました。

ドミニカ国とドミニカ共和国が別の国!

”ドミニカ”という名前が付く『ドミニカ共和国』と『ドミニカ国』の二つの国家。

どちらも南北アメリカ大陸に挟まれた、中米カリブ海域にある別々の国家です。

ドミニカ国の面積は754km2、ドミニカ共和国の面積は48,730km2と、国の大きさも全く違います。

それでは、二つの違う国の違いや場所を見ていきましょう。

ドミニカ国とドミニカ共和国の違いや場所

ドミニカ国とドミニカ共和国は、どちらも同じカリブ海にある二つの国。

カリブ海のウィンドワード諸島最北部の、ドミニカ島全域を領土とする島国が「ドミニカ国」。

一方「ドミニカ共和国」があるのは、カリブ海の西インド諸島にある大アンティル諸島イスパニョーラ島東部になります。

ちなみに国民が好きなスポーツも違って、ドミニカ共和国は野球が大人気。

そしてドミニカ国は、クリケットの人気が高いそうですよ。

所在する場所や好きなスポーツも違う両国ですが、公用語にも違いがありました。

ドミニカ国は英語が公用語

ドミニカ国の英語表記は「Commonwealth of Dominica」。

同国は1978年にイギリスから独立した国で、公用語が英語となってます。

海を隔てた北西にフランス領グアドループ、南東にフランス領マルティニークがある共和制国家で、首都はロゾー。

そしてドミニカ国の地図がこちらです。

ドミニカ国は、多種多様な植物があることから「カリブ海の植物園」と呼ばれほど自然が豊かで、大きさは日本の奄美大島くらいになります。

ドミニカ共和国はスペイン語が公用語

ドミニカ共和国の英語表記は 「Dominican Republic」。

1844年のハイチから独立後、1865年に最終的にスペインから独立、そして公用語はスペイン語となってます。

モナ海峡を隔てた東にプエルトリコ、ウィンドワード海峡を隔てて西にキューバ。

そしてジャマイカ海峡を隔てて、ジャマイカが存在します。

そのドミニカ共和国の地図がこちら。

ドミニカ共和国はイスパニョーラ島西部にある、ハイチと国境を接しています。

そして人口数は隣国のハイチを抜いて、約1000万人を超えました。

ちなみに31の州に分かれており、大きさは日本の九州より少し大きい位です。

では、同じ”ドミニカ”と名前が付く両国には何か関係があるのでしょうか?

ドミニカ国とドミニカ共和国の関係

両国に共通するドミニカは、スペイン語・ポルトガル語の『ドミンゴ(Domingo)』が由来と言われてます。

その『ドミンゴ(Domingo)』の意味はというと、「日曜日」です。

1493年のドミニカ国にコロンブスが来島、その日が日曜日だったのでドミニカ島と名前が付けられたのが始まり。

そしてドミニカ共和国は、植民地時代「サント・ドミンゴ」と呼ばれてました。

サント・ドミンゴとは、スペイン語で「聖なる安息日」という意味になります。

その後「スペイン人ハイチ共和国」などの名前を経て、1865年の独立時に今の名前に定まったそうです。

両国はたまたま名前が同じだけで、特別な関係や共通した歴史はありません。

もしもコロンブスの来島が日曜日じゃなかったら、二つの国の名前が被ることはなかったんでしょうね。

まとめ

「ドミニカ国とドミニカ共和国は別の国!違いや場所・関係なども調査」をお送りしました。

英語が公用語のドミニカ国と、野球が盛んなドミニカ共和国は別の国。

二つの国には同じ名前が付きますが、人口も面積もかなり違っていました。

世界に目を向ける東京オリンピックは、他国を勉強するチャンスと思います。

皆さんも気になる国を、調べてみてはいかがでしょうか。

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