月刊『根本宗子』を主宰している根本宗子さんは、女優、演出家、脚本家とマルチに活動しています。
過去には車椅子生活を経験していたことも告白しています。
今回は、そんな根本宗子さんの経歴や出身学校について調べてみました。
根本宗子がかわいい!
ネット上では、根本宗子さんが可愛いと話題になっています。
テレビ出演は多くないものの、舞台やラジオなど幅広く活動しており、男女共に支持されています。
根本宗子は学生時代車椅子生活だった?
根本宗子さんは、中学生から高校生までの6年間、車椅子で生活していました。
きっかけは中学1年生の体育祭のリレーで、バトンを受け取る時に人とぶつかり、転んだことでした。
打ち所が悪く股関節を骨折してしまい、さらに転んだ瞬間に無理に立ち上がろうとしてしまったため、骨折の際に骨の中の血管が切れていて、「外傷性大腿骨頭壊死症」につながってしまったのです。
「外傷性大腿骨頭壊死症」は、骨折により大腿骨頭の血管がダメージを受けることで、骨折部が治っても大腿骨頭への血流が途絶え、骨壊死を生じる場合がある病気です。
二度の手術とリハビリを乗り越え現在は車椅子なしの生活を送れるようになりましたが、骨折直後の手術があまりにも大変で、二度目の手術をすることに迷い、「もうこのまま車椅子でもいい」と思った時もあったそうですよ。
それでも手術を決断したのは「自分が生きやすい方を選んだ」からだと明かしていました。
根本宗子の学歴
根本宗子さんが通っていた学校について調べてみました。
根本宗子の出身中学
根本宗子さんは、洋英和女学院中学校出身です。
1年生の時に車椅子生活になり、クラスメイトたちも始めは「大変そうだな」という雰囲気だったそうです。
しかしその生活が当たり前になってくると「心配して欲しくて車椅子乗ってる」といわれることもあり、根本宗子さんは当時大きなショックを受けました。
しかし大人になってから「病気のことを会う人会う人全員にきちんと説明できていたわけではない」と感じているそうで、クラスメイト達の行動も病気を知らなかったからではないかと明かしていました。
ただ「仲の良い友達にはたくさん助けられた」とも話していることから、決して辛いだけの生活ではなかったようですね。
根本宗子の出身高校
中学卒業後は、洋英和女学院高等学校に進学しました。
中学からの内部進学という形になりますね。
高校時代は年間100~120本ほど舞台を鑑賞していたそうです。
根本宗子のプロフィールや経歴
生年月日:1989年10月16日
出身地:東京都
血液型:O型
身長:161cm
所属事務所:ヴィレッヂ
幼少期からモーグルをやっていた根本宗子さんは、選手を目指していましたが、車椅子生活になったことでその夢を諦めることになりました。
そんな根本宗子さんに、交流があった歌舞伎役者の中村勘三郎さんが「おもしろい集団がいるから観に来た方がいい」と薦め、劇団「大人計画」の『ニンゲン御破算』を鑑賞したところ、演劇の世界にハマっていきました。
高校を卒業した2008年、ENBUゼミナール演劇コースに入学し、翌年卒業すると、卒業公演で脚本を書いたことをきっかけで、同級生と劇団「月刊『根本宗子』」を旗揚げしたのです。
「月刊『根本宗子』」では、全公演の脚本・演出を担当するだけではなく、公演チラシのモデルも根本宗子さんが務めています。
2016年、『夏果て幸せの果て』が第60回岸田國士戯曲賞最終候補になり、その後も2019年『愛犬ポリーの死、そして家族の話』、2020年『クラッシャー女中』、2021年『もっとも大いなる愛へ』が最終候補になりました。
2018年には、『皆、シンデレラがやりたい』で、第17回バッカーズ演劇奨励賞を受賞しています。
まとめ
根本宗子さんは車椅子生活を送ったことで、人生が変わったと明かしていました。
モーグルの選手になる夢は叶えることが出来なかったものの、演劇の世界で活躍している根本宗子さんはとても輝いていると思います。
今後もそんな根本宗子さんの活躍に目が離せません。