女子空手選手の植草歩さんは、何がきっかけで空手を始めたのでしょうか。
どんな学生生活を送っていたのでしょうか。
今回は、植草歩さんの経歴や出身学校について調べてみました。
植草歩の学歴
植草歩さんが通っていた学校について調べてみました。
植草歩の出身中学
植草歩さんは、八街市立八街中央中学校出身です。
中学時代は、空手部と陸上部を掛け持ちしていたそうです。
空手では、全国大会でベスト16に入りました。
植草歩の出身高校
中学校卒業後は、柏日体高等学校(現・日体大柏高等学校)に進学しました。
2年生の時に桃太郎杯という全国大会で初めて優勝し、さらに3年生の時にはインターハイで3位に入賞、団体戦で優勝しています。
また、千葉県で開かれた国体「ゆめ半島千葉国体2010」でも優勝しました。
インタビューで競技人生で最もうれしかった試合について聞かれた際、「高校時代のインターハイ千葉県予選決勝」と答えたほど、植草歩さんにとって高校時代の空手は楽しかったそうです。
植草歩の出身大学
高校卒業後は、帝京大学に進学しました。
高校時代のインターハイの実績で大学からスカウトを受け、空手の特待生という扱いでこちらに通学し、医療技術学部スポーツ医療学科トップアスリートコースに在籍していました。
1年生の時に日本代表メンバー入りを果たし、2011年の学生選手権大会では準優勝、2012年の東アジア選手権大会では優勝しています。
世界選手権では2度の銅メダルを獲得したものの、大学では周囲に強い選手が多く、全く歯が立たなかったり、練習にもついていけないことが多く、辛い思いをしたこともありました。
そこで植草歩さんは「空手を辞めたい」と高校の恩師に連絡を入れたところ、恩師からは「仕事も探してやるから、スジだけは通せ」といわれたことで、「もう一週間だけ頑張ってみよう」という気持ちになったそうです。
さらに仲間のサポートもあり「あと一週間だけ頑張ろう」というのを何度も繰り返すうちに結果を残せるようになり、また空手を楽しめるようになったと明かしていました。
植草歩のプロフィールや経歴
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生年月日:1992年7月25日
出身地:千葉県
血液型:B型
身長:168cm
体重:66kg
所属:日本航空
小学3年生の頃に幼なじみに道場へ誘われ、突きや蹴りがミットに当たった時のパーンっていう音が気持ち良かったことから植草歩さんは空手を始めました。
小学生の頃は男女一緒に大会に出場、当時すでに身長160cmだった植草歩さんは、男子相手でも有利に戦えることもあったそうですよ。
さらに全国大会で全国3位になったこともありました。
そんな植草歩さんは大学卒業後の2015年、全日本空手道選手権大会の個人組手で初優勝を果たしました。
2016年、2017年も優勝して3連覇を達成しています。
植草歩の所属
植草歩さんは、2018年から日本航空に所属しています。
以前は、高栄警備保障に所属していました。
また2018年1月からホリプロの社員にもなっており、スポーツ文化事業部に在籍しています。
植草歩の流派
植草歩さんの流派は、松涛館流(しょうとうかんりゅう)です。
松涛館流は空手の4大流派の一つで、その中でも一番主流な流派と言われています。
植草歩さんは幼少期に空手の4大流派の一つである剛柔流を学んでいましたが、帝京大で松涛館流を学んだとのことでした。
2018年12月には、公認5段を取得しています。
植草歩と香川監督の関係はどうなった?
【辞任情報】【空手】植草歩、竹刀などパワハラ問題で師・香川政夫が正式辞任=9日全空連発表(イーファイト) – Yahoo!ニュース – Yahoo!ニュース / https://t.co/akmooslj3m pic.twitter.com/NLvN6zQn2p
— 引退ニュース速報 (@retirement_jp) April 9, 2021
植草歩さんは、大学時代に帝京大学空手道部師範である香川政夫さんに出会いました。
2021年3月、植草歩さんが香川政夫さんから2020年頃より自尊心を傷つけたり植草の存在を否定するような言動を行なってきたというパワハラ問題が浮上したのです。
その後全日本空手道連盟が「パワハラではなかった」と発表し、香川政夫さんは帝京大学空手部監督を続行することが決まりました。
植草歩さんは騒動直後には経緯を説明したものの、その後はノーコメントを貫いています。
香川政夫さんも植草歩さんについて何もコメントはしておらず、二人の関係は現在も離れたままです。
まとめ
「空手を辞めたい」と思うほどつらい時期も経験した植草歩さんですが、それを乗り越え、東京五輪の日本代表に選出されるほど強い選手になりました。
これからも植草歩さんの強さを多くの人にアピールしてほしいと思います。