SNSで見かけるたびに、つい目を引かれる存在感──なえなのさん。
明るく飾らないキャラクターが魅力ですが、「実はどんな人なんだろう?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
動画や投稿ではあまり語られない素顔や、出身中学・高校といった学歴、さらに所属している事務所についても知りたいという声が少なくありません。
この記事では、なえなのさんの本名や性格の評判といった人物像に加え、学生時代のエピソードや芸能活動の裏側まで、気になる情報をまとめてご紹介していきます。
なえなのの本名は?
なえなのさんの本名は、「古田菜衣(ふるた なえ)」さんです。
活動名の「なえなの」は、本名の「なえ」を活かした親しみやすい響きが特徴で、覚えやすさもあってファンの間ですっかり定着しています。
名前のイメージからも伝わるとおり、どこか柔らかくてユニークな雰囲気があり、SNS上でも「名前までかわいい」といった声が少なくありません。
ちなみに、なえなのさんのファンネームは「ごんちゃん」。
この由来は、なえなのさんが大好きなポケモンのキャラクター「カビゴン」にちなんでいるそうです。
ふわっとした世界観と、ちょっぴり脱力系のキャラクター性がリンクしていて、なえなのさんらしさが感じられるネーミングですね。
本名から生まれた活動名と、自分の好きをさりげなく反映したファンネーム。
どちらにも“素の自分”を大切にする姿勢が垣間見えます。こうした飾らないスタンスも、多くの支持を集める理由のひとつかもしれません。
なえなのが面白い!役所広司ゲームが話題
なえなの、「人志松本の酒のツマミになる話」に初登場!「役所広司ゲーム」で強烈IPPON、松ちゃん大爆笑! pic.twitter.com/bKt5CEvHBd
— シマエナガのシゲ (@news24_xxx) November 12, 2023
なえなのさんの“笑いのセンス”が注目を集めるきっかけとなったのが、2023年11月に放送された『人志松本の酒のツマミになる話』での一幕でした。
この回には、松本人志さんをはじめ、千鳥やおぎやはぎの矢作兼さんら、実力派の人気芸人が勢揃い。
その中で、なえなのさんが披露したひとつの発言が、思わぬ形で大きな話題になりました。
番組内で行われたのは、いわゆる“◯◯ゲーム”と呼ばれる即興型の遊び。
参加者は、どんな質問に対しても「ウィル・スミス」と返さなければならないというルールで、しかも笑ってはいけないという縛り付き。
ところが、千鳥の発案でその「ウィル・スミス」を「役所広司」に置き換えた“役所広司ゲーム”が即興でスタートしたのです。
実力派芸人たちが沈黙を破れずにいる中、なえなのさんがふと放った一言──「渋滞してる原因って?」。
この問いに「役所広司」と返すしかないという状況があまりにシュールだったのか、スタジオにいた松本人志さんやノブさんが思わず噴き出してしまいました。
このシーンはSNSでも瞬く間に拡散され、「なえなのさんが全部持ってった」「芸人陣より面白かった」といったコメントが相次ぎました。
一部では「完全にIPPONだった」「爪痕残しすぎ」といった称賛の声も見られ、彼女の意外な“お笑いセンス”に驚いた視聴者も多かったようです。
もともとゆるく自然体なキャラクターで人気を集めてきたなえなのさんですが、この場面を通じて、笑いの瞬発力や独特の間合いといった新たな一面が評価されるきっかけにもなりました。
芸人たちと肩を並べる空間の中で自然体のまま爪痕を残したという事実に、タレントとしてのポテンシャルの高さを感じさせられた人も多かったのではないでしょうか。
なえなのの性格
なえなのさんの性格については、「サバサバしていて物事をはっきり言うタイプ」と感じている人が多いようです。
ご本人も負けず嫌いな一面があると明かしており、芯の強さと自分の考えをしっかり持っている姿勢が印象に残ります。
その一方で、SNSの一部では「性格がキツそう」「冷たく見える」といった声があがることもあるようですが、実際に番組で共演した芸能人や制作スタッフなどから、そうした否定的なエピソードが語られた例は見当たりません。
むしろ、現場では礼儀正しく、真面目で仕事に一生懸命な人だという印象を持たれることが多いようです。
例えば、バラエティ番組での発言ひとつを取っても、周囲の空気を読みながらも自分らしさを出す絶妙なバランス感覚があり、あえて盛り上げ役に回らず自然体でいることで場が和む──そんな瞬間もたびたび見られます。
これが「ちょっと変わってて面白い」と受け取られることもあり、ファンからは「癖になる存在」として親しまれているようです。
また、仕事への取り組み方にも性格が表れています。
SNSやYouTube、テレビ出演など活動の幅を広げる中で、ひとつひとつに丁寧に向き合い、自分らしい表現を模索し続ける姿勢は、多くの共感を呼んでいます。
本人が語るように、うまくいかなくても諦めずに続けることが大切だという考え方には、年齢に似合わないほどの落ち着きと努力家な一面がにじみます。
見た目の柔らかい印象とは裏腹に、内には強い意思と覚悟を持っている──そんなギャップがなえなのさんの魅力のひとつかもしれません。
表面的な言動だけで判断されがちな時代において、誤解も生まれやすいですが、それ以上に応援したくなる理由がしっかりとある方だと感じられます。
なえなのの学歴
なえなのさんが通っていた学校について調べてみました。
なえなのの出身小学校
出身小学校は公表されていません。
なえなのさんは静岡園御殿場市出身で、中学校や高校も市内であるため小学校も市内の可能性が高いです。
小学校の頃は、水泳やピアノを習っていたそうです。
また幼い頃は一重まぶたでしたが、5年生のことから二重まぶたになったと明かしていました。
なえなのの出身中学
小学校卒業後は、御殿場市立高根中学校に進学しました。
中学時代は卓球部に所属していたそうですよ。
なえなのの出身高校
中学校卒業後は、静岡県立御殿場高等学校に進学しました。
こちらの学校には、創造ビジネス科(偏差値42)や創造工学科(偏差値42)、生活創造デザイン科(偏差値43)があり、なえなのさんが在籍していたのは生活創造デザイン科です。
2018年には「明るい選挙啓発ポスターコンクール」で特選に、2019年には「グラフィック&デザインアートコンテスト2019」でSANGIAWARD大賞を受賞しています。
高校時代は、バスケ部のマネージャーをしていました。
なえなのの出身大学・東大の噂があった?
高校卒業後は、進学していません。
ネット上では「東大」というワードが浮上し「なえなのさんが東大出身?」という噂が流れましたが、これはなえなのさんがクイズ番組『東大王』に出演したことがきっかけでした。
なえなのさんは東大チームではなく芸能人チームのゲスト出演で、東大生ではありません。
なえなののプロフィールや経歴
名前:なえなの
生年月日:2001年1月14日
出身地:静岡県
血液型:O型
身長:156cm
所属事務所:seju
中学3年生の時にTwitterやMixChannelなどのSNSでの活動を開始したなえなのさんは、その後TikTokでの活動で注目を集めました。
高校卒業後にはアパレル店員として働いていたものの数ヶ月で退職、本格的にインフルエンサーとしての活動を始めました。
2019年7月に開設したYouTubeチャンネルは、脱力系動画などが人気となり、開設から2週間で登録者数が10万人を突破、現在は96万人を超えています。
2020年には初のスタイルブック『なえなののほん。』を出版、Amazon売上ランキング1位やトーハン週間ベストセラー2位を獲得しました。
さらに「2020年上半期インスタ流行語大賞 (Instagramメディア Petrel調べ)」で、YouTuber部門20位、SNSアカウント部門14位にランクインしました。
他にもファッション誌『LARME』の専属モデルに起用され、その復刊第一号の表紙を飾っています。
2021年1月14日にはフォトエッセイ『まだハタチ、もう二十歳。』を出版、オリコン週間BOOKランキングの「写真集」ジャンルで2位を獲得しました。
同年2月から5月までは『恋とオオカミには騙されない』に出演、10月からは『部活ピーポー全力応援!ブカピ!』にて地上波テレビ番組の初MCを務めています。
また『ズームイン!!サタデー』では、2021年11月のお天気キャスターに抜擢され、2022年1月8日放送分からはレギュラー出演しています。
2023年には長年ファンであったRADWIMPSの野田洋次郎さんプロデュース・楽曲提供によるデビューシングル「うあのそら」を配信リリース、歌手デビューを果たしました。
なえなのの所属事務所
なえなのさんが所属しているのは、「seju(セジュ)」という芸能事務所です。
この事務所は、YouTuberやインフルエンサーを多数マネジメントしてきたGROVE株式会社が2022年4月に新たに立ち上げた芸能プロダクション部門で、注目の若手タレントたちが多数在籍しています。
「seju」は、これまでのGROVEのクリエイター育成のノウハウを活かしながら、タレント・俳優・モデルといった芸能分野での本格的な活動をサポートする体制を整えており、SNSを軸に活動してきた人材がテレビや舞台など新たなメディアへ進出するためのステップアップの場としても機能しています。
なえなのさんのほかにも、元欅坂46の織田奈那さんや、元テレビ東京アナウンサーの森香澄さんなどが同じ事務所に所属しており、いずれもSNSやメディアでの存在感を活かして活躍の場を広げている人物ばかりです。
そうした中で、なえなのさんも自身の発信力をベースにしながら、テレビや広告、雑誌などマルチな活動にチャレンジしており、「ネット出身」の枠にとらわれないタレントとして注目されています。
もともとZ世代を中心に絶大な人気を誇っていたなえなのさんですが、「seju」という新しい環境のもとで活動の幅が広がりつつある今、より多くの人に存在を知られる機会も増えてきました。
個性を大切にしながら柔軟にメディアに順応していく姿勢は、これからの芸能界においても大きな可能性を感じさせます。
まとめ
SNS発のインフルエンサーとして注目を集めたなえなのさんは、本名や出身校といった素顔の部分にも興味が集まる存在です。
サバサバした性格や独特のユーモアセンスは、バラエティ番組などでも好評で、多くの共演者からも一目置かれる場面が見られました。
中学・高校時代のエピソードから、所属事務所「seju」での本格的な芸能活動まで、なえなのさんの歩みをたどることで、見た目やSNSのイメージだけでは伝わらない“人となり”に触れられたと感じた方も多いのではないでしょうか。
今後も、ネットとメディアの枠を軽やかに行き来しながら、さらに活躍の場を広げていくことが期待されます。
もし気になるポイントがあれば、関連ページやSNSでの最新情報もあわせてチェックしてみてください。
応援したくなる魅力が、きっとまた見つかるはずです。
