2011年に声優デビューし歌手や俳優としても活動している蒼井翔太さんですが、ネット上では性別に関する噂が話題になっています。
学生時代はどこの学校に通い、何故芸能界入りしたのでしょうか。
今回は、蒼井翔太さんの経歴や出身中学、高校や大学、性別などについて調べてみました。
蒼井翔太の性別は?性同一性障害の噂は本当?
蒼井翔太さんは、その中性的なビジュアルや高音域の美しい声から、SNS上などで「性別が女性では?」「性同一性障害なのでは?」という憶測が飛び交うことがあります。
特にメイクやファッションの柔らかい印象、しなやかな表現力などから、そうした印象を抱く人が少なくないのかもしれません。
しかし、蒼井翔太さん本人は性自認について「自分は男性である」と明言しています。
また、性同一性障害であるという噂についても、明確に否定する形で事実無根であると受け取れる発言を複数の場でしています。
そもそも性同一性障害(現:性別不合)という言葉自体が医学的な診断に基づくものであり、本人の明確な自己認識と外部の憶測を混同するのは避けるべきです。
蒼井翔太さんが表現活動において「性別に縛られたくない」という姿勢を持っていることは、ファンのあいだではよく知られています。
過去のインタビューでも「”男だからこれはやらない”という理由で仕事を選びたくない」と語っており、性別の枠にとらわれない自由な表現を大切にしていることが伝わってきます。
このような価値観が、声優やアーティストとしての柔軟な表現力にもつながっており、ジェンダーという概念を超えた存在として支持されている理由の一つといえるでしょう。
また、蒼井翔太さんのファン層は男女問わず広く、多様な価値観を持つ人々に愛されていることも特徴です。
だからこそ、表面的な印象だけで判断するのではなく、本人の発言やスタンスに耳を傾けることが、真の理解につながるのではないでしょうか。
蒼井翔太のプロフィールや経歴
名前:蒼井翔太
生年月日:1987年8月11日
出身地:福井県
血液型:B型
身長:174cm
所属事務所:株式会社S
蒼井翔太さんは福井県出身で、2004年に地元の夏祭り「ぺんたワイワイ夏祭り」でのカラオケ大会オーディションに合格。
しかし当日は豪雨で中止となり、それが転機となってヤマハ音楽振興会主催の「TEENS’ MUSIC FESTIVAL」への出場が果たされました。
県大会・東海北陸地区大会を勝ち抜き、渋谷公会堂の全国大会でグランプリを獲得したことが、歌手としての自覚と夢のスタートとなったようです。
オーディション後、事務所からスカウトされ 2006年7月26日、SHOWTA.名義でシングル「願い星」でメジャーデビュー。
癒し系男性シンガーとして注目されつつも、「アニメやゲームでの声優仕事にも挑戦したい」という想いから一度声優オーディションに臨むも不合格。
悔しさを糧に事務所を一度離れ、2010年には芸名を「柳ヶ木昇」に改め、声優・アニソン歌手として再始動しました。
2011年にはPCゲーム『Black Robinia』で声優デビュー、同年アニメ『君と僕。』では劇中歌を担当。
2013年6月には自身名義のミニアルバム『ブルーバード』で音楽活動を本格化させ、以後声優とアーティスト双方で活躍を続けています。
アニソン歌手としては、2016年には日本武道館公演、2017年には代々木第一体育館を含む東阪ライブツアーを成功。
2021年には日本武道館での配信ライブ「うたいびと」を開催し、配信時代の新たな表現方法を開拓しました。
2024年12月にはパシフィコ横浜で行われた二部構成のライブ「WONDER lab. Collage」が開催され、最新のライブBlu‑ray『蒼井翔太 LIVE 2024 WONDER lab. Collage』を2025年6月25日に発売。
ライブ映像には昼夜それぞれ異なるテーマやセットリストが収録され、ファンにも好評でした。
さらに2025年5月には、七海ひろきさんとの待望のコラボミニアルバム『METEORA』のリリースが発表され、8月27日に発売決定。
収録内容にはangela提供のリード曲「CosmoS」やお互いの人気曲カバーなどが含まれ、視覚・音楽ともに注目を集めています。
さらに、同年9月6日には東京・TOKYO DOME CITY HALLにてコラボライブ「DRAMATIC LIVE ‘METEORA’」の開催も予定されており、昼・夜2公演でその世界観を体験できる貴重なステージとなりそうです。
声優としても、代表作『うたの☆プリンスさまっ♪』の美風藍役をはじめ、『KING OF PRISM』や『戦姫絶唱シンフォギア』など多数の注目作品で活躍。
舞台や朗読劇などでの演技にも広がりがあり、多彩な表現力を武器に活動の幅を広げています。
こうして振り返ると、蒼井翔太さんは歌手・声優・俳優といった多面的な才能を持ち、これまでの歩みには失敗や再スタートも含まれていますが、それらが今の多彩な活躍を支えているように見えます。
最新作『METEORA』とライブ情報はもちろん、新たなアニメ出演や舞台の発表にも注目していきたいですね。
蒼井翔太の所属事務所
蒼井翔太さんは、かつて「株式会社S」に所属していましたが、2022年10月15日をもってこの専属マネジメント契約を終了したことが公式に発表されています。
事務所の公式サイトや蒼井翔太さん本人の公式サイトでも、退所の告知が掲載されていました。
これにより、長年所属していた「株式会社S(代表:佐藤ひろ美氏)」を離れ、以降はフリーランスとして活動を続けている状態です。
株式会社Sは、2007年に佐藤ひろ美さんによって設立され、2008年から芸能プロダクション業務を本格化した会社です。
蒼井翔太さんは2010年頃から同社に所属し、アニメや音楽、舞台など多彩な表現活動を展開してきました。
現在はフリーランスという立場ながらも、スケジュール管理や契約業務などは事務所との契約によって整えられている可能性が高く、業界関係者によると、独立後も柔軟なマネジメント体制を継続していると考えられます。
さらに、2024年4月1日には株式会社Sが株式会社アリア・エンターテインメントに吸収合併され、「アリア・エンターテインメント 芸能部 S」として運営が継続されていることも確認できます。
これにより、所属タレントやライブ運営などの体制は引き継がれていますが、蒼井翔太さん自身のマネジメント形態は既に変更された状態です。
このように、蒼井翔太さんはかつて株式会社Sに所属していましたが、現在は契約終了・フリーとして活動中。
業界の動向や所属事務所の再編を踏まえ、最新状況をおさえたい方にとっても有益な情報となることでしょう。
蒼井翔太の年収
蒼井翔太さんの年収については、公的な開示は一切ありません。
しかし、声優・歌手としての収入は固定給ではなく、出演本数やライブ、アルバム、グッズ、YouTubeなど多岐に渡る収益源から成り立っていることから、推定のみでの理解となります。
ファン間で語られるネット上の推定では、「400〜600万円」という見方が根強いですが、これはあくまで業界全体の平均的な数字をもとにした推測に過ぎません。
一方、個人サイトの一部では「約1,100万円」と高めに見積もられているケースもありますが、その根拠となるデータは公開されておらず、信頼性には注意が必要です。
当然ながら、蒼井翔太さんはYouTubeチャンネルを運営されているほか、コンサートや配信ライブ、アニメ・ゲーム出演、イベント出演など幅広く活動されており、その実績から考えると年間収益は数千万円規模に達している可能性も否定できません。
たとえば2025年版の声優YouTube収益ランキングでは、蒼井翔太さんのチャンネル登録者数は約9.8万人とされており(年収データは公開されていません) 、広告収入に加えて、楽曲やグッズ等の売上が加わることで、ネット上の「400万〜600万円」という数字よりは高額になっていると考えられます。
ただし、声優・アーティスト業界では報酬からマネジメント料や税金を差し引いた「手取り」が最終的な収入となり、仕事の量や契約形態により年ごとにばらつきがあるのが実情です。
したがって、「○○万円」といった確定的な結論を出すのは控えるべきです。
現在確認できるのは、業界や活動内容から導かれる相場の範囲と、ごくおおまかな推定にとどまるという点です。
今後、新たなインタビューや財務資料・メディアの信頼できる第1次出典が登場した場合は、より具体的な数字も明示可能になるかもしれませんが、現時点では「年収は公表されておらず、非公開」「業界水準や活動実績から推定すると数百万円〜数千万円の幅がある」という理解が適切でしょう。
蒼井翔太の学歴
蒼井翔太さんは、声優・アーティストとして多彩な才能を発揮されていますが、その背景にはどのような学生時代があったのでしょうか。
幼少期から思春期にかけての学校生活や進学歴には、いじめや不登校、そして一時はプロスポーツ選手を目指していたという意外な一面も含まれており、決して平坦ではない道のりを歩んできたことがうかがえます。
ここでは、蒼井翔太さんの出身小学校から高校・大学までの学歴について、現在明らかになっている情報をもとに整理してご紹介します。
音楽や声優の道に進むきっかけとなった出来事や、学生時代に抱えていた葛藤など、現在の活動につながる重要なエピソードも含めて、読み応えのある構成となっています。
蒼井翔太の出身小学校
蒼井翔太さんは、福井市日ノ出小学校出身です。
小学校3年生頃から、声の高さや中性的な見た目を理由にいじめを受け、不登校になる時期があったと明かされています。
ご本人のインタビューによると、「卒業までに1か月も通っていなかったかもしれない」と語るほど登校できず、自宅でひとりテレビゲームをして過ごす日々が続いていたそうです。
ただその中でも、自分の声を録音して遊ぶなど、のちの表現活動につながる感覚を育んでいたとも語られており、当時の経験が現在の表現力の土台になっている一面もあるようです。
蒼井翔太の出身中学
小学校卒業後は、福井市立成和中学校に進学しました。
新しい環境で頑張ろうとする気持ちはあったものの、過去のトラウマが影響してか継続的に登校することは難しく、新学期のタイミングで登校を試みるも途中で断念してしまうことが続いたといいます。
在籍中にはバレーボール部に一時所属しましたが、3か月ほどで退部しています。
一方で、学校外では小学生の頃から続けていたテニスに本格的に取り組んでおり、松岡修造さん主催のテニス塾に参加するなど、全国大会に出場するレベルの実力者だったそうです。
中学時代はプロテニスプレイヤーを目指していた時期もあり、当時はまだ歌手や声優という道を意識していなかったようです。
蒼井翔太の出身高校
中学校卒業後は、北陸高等学校に進学しました。
同校には特別進学コース(偏差値62)、進学コース(偏差値52)、普通コースおよび情報処理コース(いずれも偏差値42)が設けられていますが、蒼井翔太さんがどのコースに在籍していたかは公表されていません。
高校にはスポーツ推薦で入学されたとの情報もあり、テニスでの実績が評価された可能性があります。
ただ、やはり精神的な負担からか登校は難しくなり、最終的には高校を中退しています。
ちょうどその頃に歌の才能を周囲に褒められたことがきっかけで、音楽の道へ進む決意を固めたといわれています。
蒼井翔太の出身大学
蒼井翔太さんは高校を中退されたため、大学への進学はされていません。
また、声優の方には専門学校を経て業界入りするケースも多く見られますが、蒼井翔太さんの場合は専門学校にも通っておらず、独学と実践の中で実力を培ってきたタイプです。
音楽オーディションや地元イベントでの経験を重ねながら、現場の中でキャリアを築き、やがて声優・歌手・俳優としての活動へとつながっていきました。
まとめ
学生時代は不登校や中退といった苦しい経験もあった蒼井翔太さんですが、現在は声優・アーティスト・俳優として幅広いジャンルで活躍され、その中性的なビジュアルや唯一無二の声も多くの人に愛されています。
ネット上では性別や収入、過去の学歴などに関心が集まることもありますが、ご本人の言葉や実績からは、そうした固定観念に縛られない自由で誠実な姿勢が感じられます。
所属事務所の移籍や独立、ライブ活動やYouTube、コラボアルバムの発表など、活動の幅も年々広がっており、まさに”自分らしさ”を貫きながら道を切り拓いてきた人物といえるでしょう。
今後も多方面での挑戦を続けていくであろう蒼井翔太さんの歩みに注目が集まります。
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最新の出演情報やライブレポート、SNSでの発信などをもとに、さらに深く蒼井翔太さんの魅力を知っていただけたら嬉しいです。
