「わかちこ、わかちこ〜」のフレーズで一世を風靡したゆってぃさん。
独特なネタで知られる一方で、「わかちこ」の由来についてはあまり語られていないかもしれませんね。
実はこのフレーズ、少年隊のある楽曲が元ネタという説や、ジャニーズJr.時代に松岡昌宏さんの“パシリ”だったというエピソードまで飛び出しています。
芸人になる前の意外な経歴や、ネタに隠されたバックボーンが気になる方も多いのではないでしょうか？
この記事では、ゆってぃさんの芸人としての軌跡から「わかちこ」にまつわる真相まで、わかりやすくまとめています。
気になる噂の真相を一緒に深掘りしていきましょう。
ゆってぃの『わかちこ』の元ネタは少年隊？
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「ちっちゃいことは気にするな！それ、ワカチコ！ワカチコ！」というフレーズでおなじみのゆってぃさん。
印象的なこの決めゼリフには、実は明確な“元ネタ”があるという説をご存知でしょうか？
一部で語られている説によると、「ワカチコ」という言葉は、少年隊の楽曲『デカメロン伝説』の冒頭部分にインスパイアされたものだといわれています。
この曲のイントロでは「若さ・力・根性」といった言葉がリズミカルに繰り返されており、その頭文字を取った「ワ・カ・チ・コ」が語源とされることもあるようです。
あくまで非公式な由来ですが、ゆってぃさん本人がインタビューなどでこの楽曲に触れていたことから、少なからず影響を受けていたのは間違いなさそうですね。
また、ゆってぃさんがネタ中で身にまとっている“白いタンクトップに細身のパンツ”という衣装スタイルも、当初は西城秀樹さんの全盛期をイメージしていたものの、衣装トラブルによって方向転換。
その結果、「今度は少年隊っぽくしよう」という発想から、現在のルックスが誕生したというエピソードもあります。
ちなみに、「ゆってぃ」というキャラクター設定には、「少年隊の2期後輩」という裏プロフィールも付けられているそうで、このあたりも芸としての作り込みの深さを感じさせますよね。
こうした背景を知ると、単なるギャグにも思えた「ワカチコ」に、より深みを感じる方も多いのではないでしょうか。
ネタの面白さだけでなく、その裏にあるルーツや意外な芸能史との接点を知ることで、ゆってぃさんの芸風をより楽しめるはずです。
ゆってぃは松岡昌宏のパシリだった？
ゆってぃさんと、元TOKIOのメンバーとして知られる松岡昌宏さんには、意外な学生時代の接点があることをご存知でしょうか？
実はおふたり、同じ高校に通っていた同級生であり、在学中には同じクラスになったこともあったそうです。
あるバラエティ番組で明かされたエピソードによると、当時クラスで目立つ存在だった松岡昌宏さんは、ゆってぃさんをいわゆる「パシリ」扱いしていたことがあるのだとか。
もちろん今でいう“軽いイジリ”のようなものだった可能性も高く、仲が悪かったというよりは、学生ならではの上下関係があったという程度のようです。
一方で、社会人になってからはしばらく接点がなかったようで、松岡昌宏さんはゆってぃさんが芸人として活動していたことを、周囲の人から聞かされて初めて知ったそうです。
ゆってぃさんが「ワカチコ」ネタでブレイクした頃に、「あいつ芸人になってたんだ！」と驚かれたという裏話も、どこか微笑ましいですよね。
こうした学生時代の関係性を持つ二人が、のちにまったく異なる形で芸能界に立つというのも、芸能エピソードとしてはかなり興味深いものです。
特に、ゆってぃさんのようにインパクトの強いキャラで注目を集めた存在が、当時“パシリ”にされていたというギャップは、ファンにとっても意外性があって面白いポイントかもしれません。
なお、ゆってぃさんのほうから松岡昌宏さんとのエピソードを語る機会はあるものの、両者の関係が公の場で再び取り上げられることは少ないため、いまや“都市伝説的”に語られることもあります。
ですが、いずれにせよ、同級生として同じ時間を過ごした事実は、ふたりの過去を語るうえで外せないエピソードといえるでしょう。
このように、ゆってぃさんと松岡昌宏さんの関係には、少し意外でちょっと笑えるような青春のワンシーンが刻まれているようですね。
ゆってぃのプロフィールや経歴
ゆってぃの「ワカチコ」の意味が思いのほかエモくてすこ💖#ゆってぃ pic.twitter.com/Sm5fmHLYlj
— 6万ペソ (@60000PESO) January 26, 2022
名前：ゆってぃ
生年月日：1977年1月25日
出身地：東京都
血液型：O型
身長：174cm
所属事務所：プロダクション人力舎
ゆってぃさんは、お笑い芸人として独特なスタイルとフレーズ「ワカチコ」で広く知られる存在ですが、芸人としての道のりは決して一筋縄ではありません。
1995年にお笑い養成所「スクールJCA」へ4期生として入学し、本格的にお笑いの世界へと足を踏み入れました。
芸人としてのキャリアは、最初からピン芸人だったわけではなく、いくつかのコンビ・トリオ活動を経た後、現在のスタイルにたどり着いたという背景があります。
デビュー当初は正統派の漫談を披露していたものの、ある時期に転機が訪れました。
所属事務所のスタッフから「漫談はもういいから、アイドル路線でいってみたら？」と方向転換を促されたことが、今の“お笑い界のスーパーアイドル”キャラの誕生につながったそうです。
2000年代後半にはピン芸人としてテレビの舞台でも活躍の場を広げ、特に『R-1ぐらんぷり2010』では「サバイバルステージ」に進出。
決勝には届かなかったものの、敗者復活戦で6位に入り注目を集めました。
この時期から一気に知名度が上昇し、テレビでも見かける機会が増えていきます。
ピン芸人としてのスタイルが確立されるまでに、いくつもの挑戦と方向転換があったという点は、芸人としての柔軟さや努力を物語っていますよね。
ゆってぃはコンビ時代があった
右のやつ調子こいてるけど、将来アルミホイル着てワカチコとか言うんだぜ。ウケる〜！#マンブルゴッチ #人力舎 pic.twitter.com/9kR7L0Zk1P
— ゆってぃ (@YUTTY52) September 16, 2019
現在はピン芸人として活動しているゆってぃさんですが、芸人としてのスタートはコンビからでした。
最初に結成したコンビは『マンブルゴッチ』で、ゆってぃさんはツッコミを担当していました。
当時はまだ現在の「ワカチコ」キャラとは異なる雰囲気だったようです。
しかし、相方の川村龍俊さんが音楽の道、特にラッパーを目指すようになり、2002年にコンビは解散。
その後、2003年にNSC東京校7期出身の寺崎仁人さん（現在は寺崎ガザオさんとして活動）と『ロケット』という新たなコンビを結成します。
さらに同年、元プレパラートの秋山潤さんが加わり、トリオ『グーニーズ』として再スタートを切りました。
とはいえこの体制も長くは続かず、2006年11月30日をもってグーニーズは解散。
ここからピン芸人としての活動に本格的に転じ、ゆってぃさんのキャラクターが確立されていくことになります。
このように、ゆってぃさんには複数のコンビ・トリオ時代を経てピン芸人にたどり着いたというキャリアがあり、それぞれの時期に異なる挑戦を重ねてきたことがうかがえます。
レッドカーペットでブレイク
ゆってぃさんの名前が全国的に知られるようになったのは、やはりバラエティ番組『爆笑レッドカーペット』での活躍がきっかけといえるでしょう。
持ちネタである「ワカチコ」や「ちっちゃいことは気にするな」のキャッチーなフレーズ、キレのある動き、白のタンクトップという独特なスタイルで強烈な印象を残しました。
当初のキャッチコピーは「目指せスーパーアイドル」。
しかしその後の人気の高まりを受けて、「お笑い界のスーパーアイドル」に昇格し、ゆってぃさんのキャラクターが一層浸透していきます。
特に印象的だったのは、2009年3月11日に放送された『コラボカーペット』でのパフォーマンスです。
もう中学生さんや春日俊彰さんらとの共演で爆笑をさらい、見事レッドカーペット賞を受賞しました。
そのほかにも、加藤歩さん、岩尾望さん、諸見里大介さんなど多くの芸人とのコラボを通じて存在感を示しています。
こうしたテレビ番組での活躍によって、ゆってぃさんの芸風は幅広い世代に認知され、ネタのフレーズは日常会話にも使われるほどに浸透しました。
一度聞いたら忘れられないキャッチーさと、見た目のインパクトの強さは、まさにバラエティ番組にうってつけのキャラクターですよね。
ゆってぃの学歴
ゆってぃさんの芸風からはなかなか想像しづらいかもしれませんが、学生時代にはどのような学校生活を送っていたのでしょうか？
ここでは、ゆってぃさんの小学校から高校時代、そしてその後の進路について詳しくご紹介していきます。
芸人を目指すようになった原点も、実は高校時代のある出来事がきっかけだったようです。
芸風だけでなく、背景を知ることでゆってぃさんの人物像がより立体的に見えてくるかもしれませんね。
ゆってぃの出身小学校
ゆってぃさんは、杉並区立和泉小学校出身です。
現在は、教育方針の見直しに伴って近隣の学校と統合され、「杉並区立杉並和泉学園」の一部として小中一貫校になっています。
当時のゆってぃさんは、サッカーに夢中な少年だったようで、学校でも放課後でもボールを追いかけていたそうです。
おちゃらけた芸風とは少しギャップのある、活発なスポーツ少年だったというのは意外かもしれませんね。
ゆってぃの出身中学
小学校卒業後は、杉並区立和泉中学校(現・杉並区立杉並和泉学園中学校)に進学しました。
地域密着の公立中学で、ゆってぃさんも地元の友人たちとともに学生生活を送っていたようです。
この頃から、音楽に対する興味が強くなり、特にロックやハード系のジャンルにハマっていたとのこと。
ステージ上での個性的なキャラや、少し尖った雰囲気も、当時の音楽嗜好とどこか通じているのかもしれません。
ゆってぃの出身高校
中学校卒業後は、堀越高等学校に進学しました。
普通科（現在の進学コース）に在籍していたとのことで、偏差値は当時で39前後とされています。
堀越高校といえば芸能活動を行う生徒が多いことで有名ですが、ゆってぃさんは当時はまだ芸能界入りを決意していたわけではなく、どちらかといえば進学にはあまり前向きではなかったようです。
校則違反や遅刻など、素行面で注意されることも多かったと語っています。
そんな中、進学が危ぶまれていたゆってぃさんに対して、ある教師から「文化祭で何か披露するなら、卒業を考えてやる」と言われたのだとか。
この一言をきっかけに、友人と即席コンビを組んでお笑いを披露。その時の楽しさや手応えが、芸人を目指す最初のきっかけになったそうです。
学校でのユニークな体験が、後のキャリアに直結するというのは、まさに運命的なエピソードですよね。
ゆってぃの出身大学
高校卒業後は大学には進学せず、就職か芸能界かの道を模索していたようです。
もともとはファッションに関心があり、洋服店で働きたいと考えていた時期もあったのだとか。
しかし、最終的にはお笑いの道を選び、1995年に「スクールJCA」へ入学。
ここから本格的に芸人としてのキャリアがスタートしました。
大学ではなく、お笑い養成所という選択をした背景には、高校時代の文化祭での体験や、表現することの楽しさがあったのかもしれませんね。
ゆってぃの本名や名前の由来
独特な芸風と「ワカチコ」のフレーズで知られるゆってぃさんですが、本名をご存知でしょうか？芸名とはずいぶん印象の違う名前に、驚く方も多いかもしれません。
ゆってぃさんの本名は「藤堂雄太（とうどう ゆうた）」さんです。
名字の「藤堂」はやや格式を感じさせる響きがあり、どこかお坊ちゃま風の印象を受ける方もいるかもしれませんね。
実際、本人もこの本名について「名前負けしている」と冗談交じりに語ったことがあります。
過去のインタビューでは、「藤堂という苗字は少し高貴な雰囲気があって、自分のキャラには合わない気がしていた」といった趣旨のコメントを残しており、名前に対する距離感を正直に明かしていました。
「雄太」という名前も「“オスに太い”って、なんか強そうで、自分のキャラとは真逆じゃないですか」と、どこか親しみを感じさせるユーモアを交えながら語る場面もありました。
そして「ゆってぃ」という芸名の誕生についても、少しユニークなエピソードがあります。
もともと『爆笑レッドカーペット』に初出演する際、当初は本名の「とーどーゆーた」名義で登場する予定だったそうです。
ところが、当日の香盤表に何の説明もなく「ゆってぃ」と書かれていたことで、「あ、今日から自分は“ゆってぃ”なんだ」と初めて認識したとのこと。
つまり、自身の意思で名乗り始めた名前ではなく、事務所主導でいつの間にか決まっていたというのが真相のようです。
この“ゆってぃ”という響きも、アイドル風のキャラクターにぴったりで、軽やかで覚えやすい印象がありますよね。
本人も「芸名のほうがキャラクター的にしっくりくる」と話しており、ピン芸人としてのスタイルが確立されて以降は、本名をあまり前に出さず「ゆってぃ」としてのキャラを前面に押し出すようになりました。
ちなみに俳優としての活動時には本名「藤堂雄太」名義で出演することもあるため、映像作品のクレジットなどで見かけて気になった方も多いのではないでしょうか。
芸人としての“ゆってぃ”と、俳優としての“藤堂雄太”という二面性もまた、ゆってぃさんの魅力のひとつかもしれませんね。
まとめ
ゆってぃさんの代名詞ともいえる「ワカチコ」のフレーズには、少年隊の楽曲から着想を得たというユニークな背景がありました。
また、高校時代に松岡昌宏さんとクラスメイトだったという意外なつながりも印象的でしたね。
芸人としてのスタートは決して順風満帆とはいえず、コンビ時代の解散やキャラ変更など、試行錯誤の末にたどり着いた現在のスタイル。
それだけに、「お笑い界のスーパーアイドル」として確立された今の姿には、多くの努力と工夫が詰まっているように感じられます。
時代の空気をうまく読み取りつつ、唯一無二の個性を武器に笑いを届けるゆってぃさん。
今後もその軽快な芸風と、思わずクスッとさせられる世界観で、多くの人に元気を与えてくれることでしょう。
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