AKB48で長年活動していた大家志津香さん。
明るく親しみやすいキャラクターで人気を集めていましたが、グループを卒業した理由については意外と知られていないかもしれません。
また、AKB加入前の学生時代はどんな日々を過ごしていたのか、出身高校や大学の情報を気にする人も多いようです。
最近では、YouTuberの岡田康太さんとの関係に注目が集まる場面もあり、ファンのあいだで話題になりました。
芸能界に入るきっかけから卒業後の現在に至るまで、大家志津香さんの歩みをあらためてたどってみると、新たな一面が見えてくるかもしれません。
大家志津香の学歴・国立大学には行ってない!
大家志津香さんには、「国立大学出身では?」という誤解が一部で広がったことがあります。
これは、彼女が出演していたバラエティ番組『くりぃむクイズ ミラクル9』で「国立大学ナイン」のメンバーとして紹介されたのがきっかけです。
ただし、この番組では「助っ人」枠での参加が多く、「アスリートナイン」や「俳優ナイン」などにも登場していたことから、実際の学歴とは関係がありません。
大家志津香さんは高校を中退しており、大学には進学していません。
とはいえ、地元・福岡県福津市での学生生活は、彼女の素顔や価値観を形づくった大切な時間でもあります。
ここでは、小学校から高校までの学歴を詳しく見ていきましょう。
大家志津香の出身小学校
大家志津香さんは、津屋崎町立津屋崎小学校(現・福津市立津屋崎小学校)出身です。
福岡県の海沿いにある町で育った大家さんは、小学3年生の頃にスキューバダイビングを体験し、海の世界に魅了されるようになったといいます。
海との出会いが、後に水産高校へ進学するきっかけにもなっており、この頃から「海に関わる仕事がしたい」という思いを抱いていたそうです。
自然豊かな環境でのびのびと育った幼少期は、現在の明るく人懐っこいキャラクターの原点にもつながっているように感じられます。
大家志津香の出身中学
小学校卒業後は、津屋崎町立津屋崎中学校(現・福津市立津屋崎中学校)に進学しました。
中学時代もスキューバダイビング部に所属しており、海への関心はますます深まっていったようです。
学業と部活動を両立しながら、将来の夢として「スキューバダイビングのインストラクターになりたい」と考えていた時期もあったとのこと。
芸能界入りの前は、芸能とはまったく異なる分野に憧れを持っていたことがうかがえます。
地元で過ごした中学時代は、大家さんにとって人生の基礎を築いた期間とも言えるでしょう。
大家志津香の出身高校
中学校卒業後は、福岡県立水産高等学校に進学しました。
福岡県宗像市にあるこの学校は、水産業や食品流通、海洋科学などを専門的に学べる実業高校で、アクアライフ科・食品流通科・海洋科といった学科があります。
偏差値はおおむね39前後とされており、地域では水産分野に強い学校として知られています。
大家志津香さんがどの学科に在籍していたかは明かされていませんが、高校でもスキューバダイビング部に所属し、引き続きインストラクター志望だったことを考えると、海洋系の学科に進んでいた可能性もあります。
しかし、高校1年のときにAKB48のオーディションに合格し、芸能活動が本格化したことで通学が難しくなり、中退という選択をせざるを得なくなりました。
進路が大きく変わる決断だった一方で、ここからアイドル人生がスタートしていくことになります。
大家志津香の出身大学
先述のとおり、大家志津香さんは大学には進学していません。
高校を中退してAKB48としての活動に専念していたため、大学生活は経験していないのが実情です。
『ミラクル9』などで「国立大学ナイン」として紹介されたことで、大学進学経験があるように見られがちですが、これはあくまでバラエティ演出の一環です。
ただし、学歴では測れない知識量や頭の回転の早さも彼女の魅力のひとつで、クイズ番組での的確なリアクションやコメント力は視聴者からも高く評価されています。
芸能界で培われた経験と人柄のバランスが、現在の多方面での活躍にもつながっているようです。
大家志津香がAKB48を卒業した理由は結婚?
12月28日『大家志津香 卒業公演』のアーカイブ配信開始!是非ご覧ください!https://t.co/4B6FWTOWTw#AKB48 #AKB48劇場公演 #大家志津香 @ooyachaaan1228 #大家志津香の卒業を祝おう #大家志津香卒業公演 pic.twitter.com/omn3xL5mBJ
— AKB48 LOD撮影スタッフ (@AKB48_LODstaff) December 28, 2021
2021年12月29日、大家志津香さんは「AKB48」を卒業しました。
同年11月20日に自身のYouTube内で卒業を公表、その時は「30歳という節目に自分で人生を選択して生きていきたい」と、語っていました。
しかし卒業発表後にレギュラー出演している番組『くりぃむクイズ ミラクル9』で、MCの上田晋也さんから卒業について聞かれた際「腰が痛くなってきちゃって」と体力の限界が来ていたことを明かしています。
AKB時代には未来年表に『2021年のときに結婚がしたくて卒業、2023年に結婚』と書いていたこともあり、一部では「結婚のためではないか」という噂が挙がっていました。
確かに大家志津香さんは2024年に俳優の岩田玲さんとの結婚を発表しましたが、二人の交際のスタートは2023年頃で、大家志津香さんの卒業発表時とは被っていません。
またAKB48卒業後に彼氏が出来たこともあったと明かしていますが、結婚よりも本人が語っていた体力の限界の方が強かったのではないかと思われます。
大家志津香と岡田の関係は?
大家志津香さんと、お笑い芸人でYouTuberとしても活動している岡田康太さんは、互いのYouTubeチャンネルにゲスト出演したことがあり、そのやり取りが話題を呼びました。
特に注目を集めたのは、岡田さんが大家さんの実家を訪れるという企画動画。
終始フランクで仲の良い様子が映されており、コメント欄やSNS上では「ふたりの空気感が付き合ってるみたい」「カップル動画かと思った」といった声が相次ぎ、「お似合い」「もうこのまま付き合っちゃえば?」といった反応も見られました。
とはいえ、実際に交際していたという事実は確認されておらず、あくまで仲の良い友人関係にとどまっています。
岡田さんは恋愛企画や“妄想告白”のような企画で女性芸能人と絡むスタイルでも知られており、大家さんとのコラボもその延長線上にあるものでした。
なお、大家志津香さんは2024年に俳優・岩田玲さんとの結婚を発表しており、この報告によって岡田さんとの関係性についての誤解も自然と収束しました。
視聴者側の期待が大きかったぶん、話題になった面もありますが、実際には“ネタ的な親しさ”や“番組的な盛り上がり”が演出に近かったと考えられます。
ただ、芸能人とYouTuberの垣根を越えた関係性が自然体で表現されていた点は、大家さんの飾らない人柄と信頼感の高さを物語っているとも言えるでしょう。
大家志津香のプロフィールや経歴
名前:大家志津香
生年月日:1991年12月28日
出身地:福岡県
血液型:O型
身長:167cm
所属事務所:ワタナベエンターテインメント
オーディション』に合格したことがきっかけです。
もともとアイドル志望ではなく、知人に誘われてライブを見に行った際、その場で「一緒にオーディションを受けてみない?」と声をかけられたことで、軽い気持ちで応募したと明かしています。
そのため、審査の際に「劇場で何をしたいか?」と尋ねられた際には、場を和ませるようなテンションで「漫才」と答えたというエピソードもあり、当時からユニークなキャラクターが際立っていたようです。
2008年3月には、研究生としてチームB 3rd Stage『パジャマドライブ』で劇場公演デビュー。
その後も長らく研究生として活動し、正規メンバーへの昇格まで2年以上を要しました。
2010年7月にようやく正規メンバーへ昇格しましたが、この“最長研究生在籍記録”はAKB48史の中でも異例で、粘り強さと地道な努力が評価された象徴的な出来事でもあります。
2011年には「AKB48 24thシングル選抜じゃんけん大会」で勝ち抜き、『上からマリコ』で自身初のシングル表題曲選抜入りを果たします。
その後、2016年には『翼はいらない』で、じゃんけん大会によらない通常選抜として初めて表題曲メンバーに選出されました。
総選挙でも2011年の第3回で29位、翌年の第4回で59位と上位ランクインした経験がありましたが、その後は圏外が続き、第8回以降は87位、98位、100位と選抜圏外ながらも着実に名前を残してきました。
AKB48在籍中からバラエティ番組での存在感が際立っており、特に『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日)では持ち前の明るさとリアクションで番組の名物的存在に。
2020年代以降も『池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京)などに出演しており、アイドル卒業後もそのキャラクターとトーク力で活動の場を広げています。また、2021年にはAKB48を卒業。
その後はタレントやコメンテーターとして活動を続け、2024年には俳優・岩田玲さんとの結婚も発表し、公私ともに節目の年となりました。
アイドルからバラエティタレント、そして家庭を持つ一人の女性へと歩んできた大家志津香さんの経歴は、華やかさだけでなく地道な努力やユーモア、そして人柄の良さがにじみ出るユニークな軌跡と言えるでしょう。
大家志津香の所属事務所
大家志津香さんは、芸能事務所「ワタナベエンターテインメント」に所属しています。
俳優・お笑い芸人・タレントなど多彩な人材を抱えるこの事務所は、バラエティ分野に強いことでも知られ、所属タレントの個性を活かした柔軟なマネジメントに定評があります。
AKB48を卒業した後もテレビ番組に継続して出演している背景には、こうした事務所の後押しも関係していると考えられるでしょう。
ワタナベエンターテインメントには、同じAKB48出身の柏木由紀さんや倉持明日香さんも在籍しています。
柏木さんは現役アイドルとしての活動を続けながら、ソロやメディア出演にも積極的に取り組んでおり、倉持さんはスポーツ番組などでキャスター的な役割も担うなど、それぞれが異なる方向性で活動の幅を広げています。
大家さんもまた、クイズ番組やバラエティ番組を中心に、自身の強みを活かしたポジションを確立しつつある存在です。
特に『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日)では、明るく親しみやすいキャラクターが支持され、長年にわたって出演を重ねています。
アイドル時代の経歴に頼ることなく、トーク力やリアクションの良さで視聴者の記憶に残る活躍を見せており、ワタナベエンターテインメントが掲げる“個性重視”の方針とマッチしたキャリア形成がうかがえます。
大家志津香の年収
大家志津香さんの年収は正式には公表されていないため、正確な金額は不明です。
ただし、現在の活動内容や出演状況を踏まえると、ある程度の収入水準を推測することは可能です。
AKB48を卒業したことで、劇場公演や握手会といったグループ単位のイベントには参加しなくなった一方で、テレビ番組やYouTubeなど個人での活動は継続。
とくに『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日)への定期的な出演や、『池の水ぜんぶ抜く大作戦』(テレビ東京)などバラエティ番組への参加を通じて、ソロタレントとしての立ち位置を確立しつつあります。
また、自身のYouTubeチャンネルも運営しており、登録者数は現時点で1万人台と小規模ながらも、特定のテーマに絞った動画やコラボ企画を通じて独自のファン層を築いています。
そこから得られる広告収益や企業案件、イベント・講演会などへの出演料なども含めると、収入源は多岐にわたります。
一般的に、地上波のバラエティ番組への出演ギャラは1本数万円〜十数万円程度とされており、年間を通して複数番組に登場していることを考えると、テレビ出演だけでも一定の安定収入が見込めるでしょう。
さらに、企業案件やイベント出演、地方ロケのギャラなどを加味すれば、年間のトータル収入は少なくとも数百万円以上、活動状況によっては1000万円前後に達する年もあるかもしれません。
もちろん、所属事務所との契約形態や経費の内訳によって手取り額は変動しますが、AKB48卒業後も長く第一線で活動を続けている点は注目に値します
。芸能界では、知名度があっても“仕事が続かない”ケースが多いなか、大家さんは堅実にメディア露出を保ち、飾らないキャラクターで信頼を積み上げてきました。
そうした背景もまた、安定した年収の裏付けとなっているのではないでしょうか。
まとめ
AKB48の第4期生として芸能界入りした大家志津香さんは、長い研究生期間や選抜入りの壁など、決して平坦とは言えない道のりを歩んできました。
高校を中退してAKBの活動に専念し、卒業後もテレビやYouTubeなど多方面で存在感を発揮している姿には、地道に積み重ねてきた努力が感じられます。
また、YouTuberの岡田康太さんとの関係性に注目が集まったこともありましたが、噂は友人関係の延長に過ぎず、現在は俳優・岩田玲さんとの結婚を経て、公私ともに落ち着いた環境で活動を続けているようです。
年収こそ明言されていないものの、安定してメディア出演を重ねていることからも、タレントとしての信頼が着実に築かれていることがうかがえます。
今後も、持ち前の明るさと飾らない人柄で、さまざまなフィールドで活躍の場を広げていくのではないでしょうか。
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