桐島かれんさんは、モデルやタレントとして活躍する一方で、4人の子どもを育てる母としての顔も持っています。
夫は著名な写真家・上田義彦さん。芸術的な感性で結ばれたご夫婦として知られていますが、その馴れ初めや家族との日常はあまり多く語られてきません。
子どもたちの現在の様子や、葉山にあるという別荘の暮らしぶりなど、気になる話題はたくさんありますよね。
桐島さんの家庭にまつわる情報をひとつずつたどっていくと、仕事と家庭を両立しながら丁寧に人生を積み重ねてきた姿が浮かび上がってきました。
桐島かれんの旦那は上田義彦
『椿の庭』監督・上田義彦インタビュー
— The Fashion Post（ザ・ファッションポスト） (@THEFASHIONPOST) April 10, 2021
「こうでないといけないことって、この世の中に一切ないと思うんです。一人の人間が何をしようが構わないと僕は考えていて。だから、写真を撮っていたら映画を撮ることになった、というのはすごく自然なことと思っています。」https://t.co/ANjNLHCzNH pic.twitter.com/40tRV67xrk
桐島かれんさんの夫は、日本を代表する写真家の上田義彦さんです。
1979年にビジュアルアーツ専門学校・大阪校を卒業後、写真家・福田匡伸さんや有田泰而さんのもとで経験を積み、1982年に独立しました。
以降、サントリーのウーロン茶や伊右衛門、資生堂、無印良品、UNIQLOなど、名だたる企業の広告ビジュアルを手がけ、その洗練された作風は広告業界でも高く評価されています。
上田さんは国内外のアートディレクションや写真賞を多数受賞しており、写真家としての実績にとどまらず、映像や文筆といった他ジャンルでも活躍の場を広げています。
2015年には映画『椿の庭』の撮影を経て、2021年に同作で監督デビューを果たし、美しい映像美と静謐な語り口で高い評価を獲得しました。
写真と映像の両面から表現に挑み続ける姿勢には、表層的な美しさを超えた”時間の奥行き”を切り取るような独自の哲学が感じられます。
上田義彦さんと桐島かれんさんは、創造的な感性を共有する理想的なパートナーとして知られており、長年にわたり公私ともに安定した関係を築いているようです。
桐島かれんと上田義彦の馴れ初め
桐島かれんさんと上田義彦さんの出会いは、写真撮影の現場だったとされています。
ただし、具体的にどの作品やプロジェクトで初めて顔を合わせたのかは公表されておらず、詳細なエピソードについても明らかになっていません。
モデルとして活動していた桐島さんと、広告や雑誌の世界で第一線を走っていた上田さんの仕事が交差するのは自然な流れだったと言えるでしょう。
特に1990年代初頭は、雑誌や広告において両者の名前が並ぶことも少なくなく、その時期に親交を深めていった可能性が高いと思われます。
結婚に至るまでの経緯も詳細には語られていませんが、お二人は1994年に結婚し、それ以降も変わらぬパートナーシップを築いています。
上田さんは作品を通じて、桐島さんの自然体の美しさを撮り続けており、家族としてだけでなく、創作においても信頼し合う関係がうかがえます。
プライベートに関する発信は非常に控えめなお二人ですが、写真集やインタビューなどでごく稀に互いへのリスペクトが垣間見えることがあり、長年連れ添う中で築かれた深い信頼関係が伝わってきます。
桐島かれんの子供は4人！
桐島かれんさんと上田義彦さんには、現在4人のお子さんがいらっしゃいます。
長女・森曾（もりえ）さんは2025年現在31歳、次女・はんなさんは27歳、三女・像繪（ぞえ）さんは23歳で美術大学に在籍中、長男・麟太郎（りんたろう）さんは22歳で大学卒業の可能性が高いとされています。
子どもたちはすでに社会人や学生として独立した環境で生活しており、家庭には現在長男だけが在住しているとのこと。
賑やかだった暮らしも、今は少し静かになったようです。
長女・上田森曾とはユニクロのCMで共演
長女の森曾さんは、2012年に桐島かれんさんと一緒にユニクロ「ブラトップ」のCMで共演しています。
撮影は父である写真家・上田義彦さんが担当し、自然な親子の雰囲気と美しいビジュアルが話題となりました。
森曾さんは現在社会人として一人暮らし中で、未婚とのことです。
その後は芸能活動などは特に報じられておらず、CM以外のメディア出演予定は今のところ確認されていません。
桐島かれんの子供の学校
次女のはんなさんと三女の像繪さんは、それぞれニューヨークの美術大学でアートを学んでおり、はんなさんは2020年6月に卒業、現在は社会人として活動中です。
像繪さんもニューヨークで引き続き学びを深めており、2024年にはコロナ禍で一時帰国しリモート授業を受けた後、再び渡米しています。
長男の麟太郎さんは都内の学校に通い、現在は22歳で大学卒業の可能性もあり、家に残っている唯一の子どもとして生活しているとのこと
桐島かれんの自宅は品川区
桐島かれんさんは、2020年にそれまで17年間暮らしていた住まいを離れ、新たな自宅へと引っ越しました。
新居は築20年ほどの二階建て住宅で、詳細な住所は明かされていないものの、ネット上では東京都品川区に位置しているのではないかという声が多く見られます。
公式に品川区と断定されたわけではありませんが、都心へのアクセスの良さと落ち着いた住宅地のバランスを考慮すると、そうした見方にも一定の説得力があるでしょう。
新居を選ぶ際の決め手となったのは、「視界が開けていて空が近くに感じられること、そして豊かな緑があること」だったそうです。
桐島さんはインタビューなどで、住環境に対して”空間としての心地よさ”を重視していると語っており、室内のインテリアや庭の植栽にも強いこだわりを持って暮らしています。
特にガーデニングは日々の楽しみのひとつで、季節の植物に囲まれた生活が創作や日常に彩りを添えていると話していました。
こうした暮らしぶりは、雑誌『&Premium』や『婦人画報』などでもたびたび特集されており、桐島さんならではの審美眼と丁寧な暮らしのスタンスに共感を寄せる読者も少なくありません。
単なる住まいではなく、人生観や美意識を体現する「場」としての自宅—その在り方に、多くの人が静かな憧れを抱いているようです。
桐島かれんの別荘は葉山
桐島かれんさんは神奈川県・葉山町の高台に、築100年以上の趣ある日本家屋を別荘として所有し、2023年以降は仕事拠点から生活の本拠として移しました。
この邸宅はもともと明治時代の政治家・金子堅太郎さんの敷地内にあった別宅で、京都からの古民家を移築したものです。
1階は太い梁を活かした農家造り、2階は数寄屋造りとされ、購入後は上田義彦さんの指揮のもと、宮大工による2年間の大規模リノベーションを行ったと桐島さん自身が語っています。
屋根や雨樋、窓枠などの数百箇所の細部を真鍮や木製に戻すことで、当初の美しさと職人の匠の技が際立つ空間に整えられました。
週末生活から常住へと生活スタイルをシフトした背景には、子育てを終えたタイミングやコロナ禍での生活見直しがあり、自然豊かな葉山での暮らしが”ここに根を張る”選択となったと語っています。
海風が通り抜ける設計や採光を重視したキッチン＆ダイニングはご本人のお気に入りで、アンティーク素材や旅先で集めた建材を取り入れた和洋折衷の空間にも随所に美意識が宿っています。
庭には藤棚やハスの鉢、無農薬のレモンの樹などが植えられ、季節ごとに五感で暮らしを味わうガーデンライフを実践中です。
愛犬を連れての朝の散歩や庭仕事が日課となっており、「生活そのものが心地よい運動」であると桐島さんは語っています。
今後もこの家は「住むほどに仕上がっていくライフワーク」として、桐島さんご夫妻によって丁寧に育まれていくことでしょう。
まとめ
桐島かれんさんは、写真家・上田義彦さんと出会い、芸術的な感性を共有しながら家庭を築いてこられました。
長女とのユニクロCM共演をはじめ、4人のお子さんたちはそれぞれの道を歩み始めており、ご夫婦で手がけた葉山の自宅兼別荘からは、丁寧な暮らしと美意識が伝わってきます。
公私ともに独自のスタイルを大切にしている桐島さんの生き方に、憧れや共感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
今後もその自然体の魅力と、家族とのあたたかな関係性から目が離せません。
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