高橋英樹の若い頃がイケメン！出身高校や大学・実家や父親と母親も調査

「こんなに整った顔立ち、今の俳優でなかなかいないかも…」

若い頃の高橋英樹さんの写真を見た人の多くが、そんな感想を抱くのではないでしょうか。

時代劇や任侠映画で魅せる圧倒的な存在感と端正なルックスは、今見ても目を引くものがあります。

でも、そんな高橋英樹さんがどんな家庭で育ち、どんな学生時代を過ごしてきたのかは、あまり知られていないかもしれません。

父親との複雑な関係や、地元・千葉でのびのびと育った子ども時代など、意外な背景も多くあります。

この記事では、高橋英樹さんの若い頃の魅力に触れながら、出身高校や大学、実家のこと、ご両親との関係まで丁寧に掘り下げていきます。

高橋英樹の若い頃がイケメン！

若い頃の高橋英樹さんの写真を見ると、その凛とした佇まいや整った顔立ちに思わず目を奪われます。SNSでも「今ではなかなか見かけない“線の太い”いい男」と評されることが多く、当時の写真が投稿されるたびに多くの反響が集まっています。

若い頃の高橋英樹さん、はちゃめちゃにいい男ー！
今こういう『いい男』がいなくなったよな…線がしっかりがっしりキリッとしてる感じの pic.twitter.com/aioZOcVWOZ

— ELFEE (@ElElfee) June 26, 2022

若い頃の高橋英樹さんめちゃくちゃかっこよくてビビってる、、、
しかも奥さん想いで本当に素敵な人！ pic.twitter.com/giOugpKWa2

— miko (@mrm__r_) March 29, 2019

毎日あたおかと戦う皆様へほっこりとした話をプレゼントします。

この超イケメンは若い頃の高橋英樹さんですが、風呂上がりには必ず陰の毛にもドライヤーを当てて乾かすそうです。
パンツを穿いた時に凄く気持ちいいらしい。
真麻談。 pic.twitter.com/SGkBJcl01m

— 京都料理人あきひこ(あきひこのズーマー日記) (@akihikojiharu) September 5, 2020

鋭い目元と力強い輪郭、そして端正な顔立ちは、昭和を代表する正統派イケメンそのものといえるでしょう。

その人気ぶりを象徴するのが、雑誌で行われた愛称公募でのエピソードです。

「ナイスガイ」という愛称が圧倒的多数の支持を得て採用されました。

応募総数1万4532通のうち、実に3826通が「ナイスガイ」と書かれていたという事実からも、その圧倒的な人気がうかがえます。

バラエティ番組では、娘の高橋真麻さんが父とのエピソードをよく披露しています。

プライベートでの几帳面さや清潔好き、そして家族思いの優しさが伝わってきます。

「お風呂上がりには必ずドライヤーで体の隅々まで乾かす」といったエピソードも話題になりましたが、見た目だけでなく生活の丁寧さも彼の「カッコよさ」の一部なのでしょう。

俳優としては1961年の映画『高原児』でデビュー後、東映の時代劇・任侠映画を中心に活躍しました。

特に『桃太郎侍』や『遠山の金さん』シリーズで見せた、男らしさと品の良さを兼ね備えた演技は多くの視聴者の心をつかみました。

これらの作品を通して築かれた”日本の男の理想像”としてのイメージは、今なお根強く支持されています。

こうした背景から、高橋英樹さんが「昭和のイケメン代表」として語り継がれているのも納得できます。

外見だけでなく、生き方や人柄も含めて、まさに”ナイスガイ”の名にふさわしい人物といえるでしょう。

高橋英樹の学歴

俳優として長年にわたり第一線で活躍してきた高橋英樹さんですが、学生時代からすでに表現の世界に強く惹かれていたようです。

以下では、小学校から大学までの学歴と、その時々のエピソードを紹介します。

高橋英樹の出身小学校

高橋英樹さんは、船橋市立二宮小学校に入学しました。

その後、千葉市立検見川小学校に転校しています。

幼少期から時代劇が大好きだったそうで、テレビに映る武士や侍に強く憧れていたといわれています。

すでにこの頃から「俳優になりたい」という夢を持ち始めていたとされ、映像の世界に対する関心はかなり早い段階から芽生えていたようです。

高橋英樹の出身中学

小学校卒業後は、千葉市立緑町中学校に進学しました。

中学時代は部活動には所属せず、いわゆる帰宅部として過ごしていたとされています。

当時は自宅で映画を観たり、ドラマを真剣に分析する時間が多かったとも言われており、後に俳優として必要な観察眼や感性が、この時期に養われていた可能性もあります。

高橋英樹の出身高校

中学校卒業後は、市川高等学校に進学しました。

現在の偏差値は70前後とされ、学力の高さも際立っていました。

高校時代は映画部に所属し、8ミリカメラを使って自主映画の制作に熱中していたとのこと。

演じるだけでなく、撮る・構成するという映像づくりの総合的な経験を積んでいた点が、のちの俳優活動において大きな糧になったことは間違いありません。

高橋英樹の出身大学

高校卒業後は、日本大学芸術学部映画学科に進学しました。

現在の偏差値はおおよそ48程度とされ、実技と理論の両方を学べる環境で本格的な映画制作を学んでいたようです。

しかし、大学在学中の1961年にはすでに俳優として映画『高原児』でデビューしており、撮影や舞台の仕事が急増。その多忙さから、最終的には大学を中退しています。

演技の現場で実践的にキャリアを積む道を選んだ高橋英樹さんは、早くからその才能を発揮し、学問よりも“実戦”で評価を築いていった人物といえるでしょう。

高橋英樹のプロフィールや経歴

俳優・高橋英樹と石工・粟田純徳が対談、日吉大社＆大覚寺で語られる2人の共通点とは？『SWITCHインタビュー』 https://t.co/0ORDoBHLvF #高橋英樹 #粟田純徳 #SWITCHインタビュー pic.twitter.com/QVuCDcHP8u

— music.jp (@musicjp_mti) December 25, 2020

高橋英樹さんは、1961年に日活の「ニューフェイス」第5期生として芸能界入りを果たしました。

当時大学在学中でしたが、すでに俳優への情熱を抱いており、家族には内緒でオーディションに応募したそうです。

お父さんには夢を反対されていて、「オーディションに落ちれば諦めるだろう」という思いから受験を認められたものの、見事に合格。

このことがきっかけで、一時は父親と”半勘当状態”になってしまったといいます。

そんな中、日活の映画『高原児』（1961年）で端役としてデビュー。

翌1962年には『激流に生きる男』で本格的なスクリーンデビューを果たします。

1963年には、吉永小百合さんと共演した青春映画『伊豆の踊子』で注目を集め、その後『男の紋章』シリーズなどで任侠映画の主演を務める人気俳優へと成長しました。

凛々しい佇まいと堂々とした演技力で、”正統派の二枚目スター”としての存在感を確立したのです。

時代劇にも早くから進出し、1968年のNHK大河ドラマ『竜馬がゆく』を皮切りに、1969年『鞍馬天狗』、1970年『旗本退屈男』などで主演を務めました。

これらの作品では、キリッとした所作や殺陣の美しさが高く評価され、「時代劇の似合う俳優」としても知られるようになりました。

映画やテレビドラマを中心にキャリアを重ねてきた高橋英樹さんですが、転機となったのは娘の高橋真麻さんが中学生だった頃の「なんでパパはSMAPと共演できないの？」「SMAPと共演できない人は芸能人じゃないと思う」というひと言でした。

これをきっかけにバラエティ番組への出演も増え、親子共演やお茶の間で見せる穏やかな人柄が視聴者の共感を呼び、幅広い世代から支持されるようになりました。

現在では、俳優・タレント・文化人として多彩に活躍し、昭和から令和までの芸能史を体現する貴重な存在として、多くの人に親しまれています。

高橋英樹の本名

高橋英樹さんは本名そのままで芸能活動を行っています。

芸名を使わず本名で活動を続けてきた俳優の一人であり、その誠実で真っ直ぐなイメージと重なる印象を持つ人も多いでしょう。

「英樹」という名前には当時の社会背景が影響していたといわれています。

高橋さんが1944年に生まれた頃、東條英機氏が内閣総理大臣を務めており、「英機」にあやかった名前だという説があります。

戦時下では政治や国家にまつわる人物から名付けられることも珍しくなく、「英」の字には「優れた」「立派な」といった願いも込められていたのでしょう。

高橋さんは公の場で自分の名前の由来についてあまり語ることはなく、このエピソードは家族間で伝えられた話が元になっているようです。

一説に過ぎませんが、戦後の混乱期に生まれた世代ならではの命名エピソードとして、多くの人の印象に残っています。

現在、「高橋英樹」という名前はブランドのように確立され、俳優・司会者・コメンテーターとして幅広く親しまれています。

本名で堂々と活動を続けてきたからこそ、多くの人の記憶に強く残っているのでしょう。

高橋英樹の実家

高橋英樹さんの出身地は千葉県木更津市です。

木更津で生まれ、小学校時代に千葉市内へ転居したと言われています。

幼少期の引っ越しではありましたが、学生時代の大半を千葉県内で過ごし、実家も一貫して千葉県内にあったことが分かっています。

実家の詳細な場所や住宅の様子は公表されていませんが、過去のインタビューやテレビ出演では、「千葉の海が近い地域で育った」「子どもの頃は自然の中でよく遊んでいた」といったエピソードを語っています。

このようなのびのびとした環境で育ったことが、高橋さんの朗らかな人柄や大らかな演技スタイルの源になっているのかもしれません。

俳優として活動を始めた後もしばらくは、千葉県の実家から東京の撮影所まで通っていた時期があり、地元とのつながりを大切にする姿勢が感じられます。

地域のイベントや地元メディアでも取り上げられる機会が多く、千葉県出身の著名人として長年親しまれてきました。

このように、高橋英樹さんの実家は明確に公開されていませんが、地元・千葉への愛着や幼少期の生活が、今の高橋さんの礎になっていることは確かです。

温かい家庭環境で育った背景が、現在の柔和で人懐っこい印象の原点と言えるでしょう。

高橋英樹の生い立ち

高橋英樹さんは1944年2月10日、千葉県木更津市で誕生し、自然豊かな環境で伸び伸びと育ちました。

幼少期は野山を駆け回る活発な子どもで、外遊びを特に好んでいたといいます。

後年の堂々とした立ち居振る舞いや存在感のある演技には、こうした自然体の子ども時代が影響しているのかもしれません。

一方で、高橋さんの父親は非常に厳格な教育者として知られています。

家庭では常に「勉強しなさい」と言われる環境で育ち、その言葉は高橋さんの記憶に強く残っているようです。

しかし、勉強自体は嫌いではなく、本人によれば「反抗心からあえて勉強しなかった」時期もあったとのこと。

これは早くから芽生えた自立心の表れともいえるでしょう。

家族の教育方針とは対照的に、高橋さんは小学生の頃から時代劇や映画に強い興味を抱き、俳優という職業に憧れを持ち始めていました。

テレビの時代劇に夢中になり、役者の立ち回りや所作を真似ていたというエピソードからは、すでにこの頃から表現者としての才能が垣間見えていたことがうかがえます。

中学・高校時代には映画制作にも関心を広げ、8ミリカメラで自主映画を撮るようになりました。

これにより、演じるだけでなく「作り手」としての意識も培われていきました。

周囲が期待する”優等生”像とは異なる道を選びながらも、自らの感性に忠実であり続けた姿勢が、後の俳優人生の基盤になったのではないでしょうか。

このように、高橋英樹さんの生い立ちは、厳格な家庭環境と自由な感性の両面を行き来しながら、自分の道を切り拓く力を育んでいったプロセスそのものだったといえます。

高橋英樹の父親

高橋英樹さんのお父さんは、教育者として立派な経歴を持つ一般の方でした。

名前や顔写真などの詳細は公開されていませんが、高校教員を務め上げ、後に校長も経験したといいます。

非常に厳格な教育方針を持ち、家庭でも「勉強しなさい」と繰り返し言っていたエピソードからは、その真面目で誠実な人柄がうかがえます。

高橋さんが俳優の道を選んだとき、お父さんはこの進路に強く反対しました。

当時の教育者にとって、芸能界は理解しがたい選択だったのでしょう。

そのため、日活ニューフェイスに合格した後も親子関係に溝が生まれ、高橋さん自身が語るように”勘当状態”となってしまいました。

しかし裏では、お父さんは息子の俳優としての姿を密かに応援していました。

表立っては認めなかったものの、高橋さんの出演作品をすべて映画館でこっそり観ていたことを、後にお母さんが明かしています。

この事実を知った高橋さんは大きな驚きとともに、深い愛情を感じたといいます。

残念ながらお父さんは1962年に他界しました。

高橋さんが本格的に俳優活動を始めた直後であり、親子の溝が完全に埋まる前の別れとなってしまった心残りがあったようです。

それでも、自分の演技を見守ってくれていたという事実は高橋さんの心に深く刻まれ、その後のキャリアを支える力になったのではないでしょうか。

こうした背景から、高橋英樹さんの父親像には「厳しさ」と「深い愛情」という二つの側面が共存しています。

表立っては示さずとも、息子の夢を遠くから見守る父親の姿勢は、昭和時代を生きた親子関係を象徴するものと言えるでしょう。

高橋英樹の母親

高橋英樹さんのお母さんは一般の方であり詳細なプロフィールは公表されていませんが、家族を穏やかに支える存在だったことが様々な証言から伝わってきます。

教育者として厳格だったお父さんに対し、お母さんは柔らかい姿勢で見守り、父子間の溝を静かに埋める役割を担っていたといわれています。

特に印象的なのは、高橋英樹さんが俳優デビュー後、お父さんとほとんど会話のないまま過ごしていた時期のエピソードです。

1962年にお父さんが亡くなった後、お母さんは「実はあなたの映画をすべてこっそり観に行っていた」と打ち明けたといいます。

この話からも、母親が家族一人ひとりの気持ちを受け止め、陰ながら支え続けていた様子がうかがえます。

テレビ番組で高橋さんが語る思い出には、実家での暮らしや母とのやりとりが頻繁に登場し、親子の距離の近さと温かい家庭環境が感じられます。

厳格な父に反発していた青年期の高橋さんにとって、お母さんは何よりも心の支えだったのでしょう。

晩年には、孫の高橋真麻さんとも良好な関係を築いていたようで、真麻さんがバラエティ番組などで語る「おばあちゃん」の話からも、その温かい人柄が垣間見えます。

高橋家の三世代をつないできた存在として、母親の影響力は計り知れないものがあります。

こうした背景から、高橋英樹さんの温厚で丁寧な物腰や家族思いの姿勢は、お母さんから受け継いだものが大きいと考えられます。

家族の中心で静かに支え続けた母親の存在が、現在の高橋さんの人格形成に深く影響していることは間違いないでしょう。

高橋英樹の兄弟や姉妹

高橋英樹さんには、2人のお姉さんと1人のお兄さんがいます。

年齢差は上のお姉さんが9歳、次のお姉さんが8歳、お兄さんとは6歳とのこと。

高橋さんは4人きょうだいの末っ子で、比較的年の離れた兄姉に囲まれて育ちました。

ご兄弟はいずれも一般の方のため、名前や職業などの詳細は公表されていません。

芸能活動をしていたという情報もなく、それぞれが家庭の中で独自の道を歩んできたようです。

高橋さんはテレビ番組で末っ子だったことに触れた際、「兄や姉にとてもかわいがられて育った」と語っていました。

昭和中期の大家族では年上のきょうだいが下の子の面倒をよく見る習慣があり、高橋さんののびのびとした性格や温かい人柄は、こうした家庭環境の影響かもしれません。

また、厳格な父親に対して、兄姉たちが緩衝材のような役割を果たした可能性も考えられます。

家庭内のバランスが取れていたからこそ、高橋さんは芸能の道を選べたのではないかという見方もできます。

このように、兄弟姉妹についての詳細は少ないものの、高橋英樹さんが”家族との絆”を大切にしていることはよく知られています。

特に娘の高橋真麻さんとの関係がしばしば話題になることからも、親子・きょうだいといった家族全体への深い愛情がうかがえます。

まとめ

高校生で俳優デビューを果たし、以降さまざまな作品で主演を務めてきた高橋英樹さん。

その確かな演技力と品格のある佇まいは、長年にわたり多くの人に愛されてきました。

若い頃の端正なルックスだけでなく、厳格な父親のもとで育ち、家族との関係性の中で培われた人柄もまた、現在の魅力につながっているように感じられます。

たとえ父親との間に直接の和解がなかったとしても、息子の活躍を陰ながら見守っていたというエピソードには、静かで深い親子の絆がにじんでいます。

そうした背景を知ると、画面越しに伝わる高橋さんの温かさや誠実さに、改めて納得される方も多いのではないでしょうか。

今後も変わらぬ存在感で、幅広い世代に親しまれる俳優として活躍されることを期待したいですね。

気になる方は、娘の高橋真麻さんとの親子エピソードにも触れてみると、また新たな一面が見えてくるかもしれません。