俳優の市村正親さんは、学生の頃に演劇に夢中になったそうですが、どのような学生生活をだったのでしょうか。
そして市村正親さんのご両親についてや兄弟、姉妹がいるのかも気になりますね。
そこで今回は、市村正親さんの学歴、実家やご家族について調べてみたいと思います。
市村正親の学歴
市村正親さんの学歴を調べてみたいと思います。
どこの学校に通っていたのでしょうか。
市村正親の出身小学校
市村正親さんは、埼玉県川越市立川越第二小学校に通っていました。
川越市立川越第二小学校は、1960年に川越市立川越小学校に校名を変更しています。
市村正親さんは、人前で何かをすることが大好きな性格でしたが、小学生の頃はまだ俳優になろうとは思っていませんでした。
市村正親の出身中学
市村正親さんは、埼玉県川越市立初雁中学校に通っていました。
市村正親さんは、中学時代に柔道部に所属していて、身体が小さかったことから投げられ役だったそうです。
しかし、投げられてもきれいに受け身をとれるように心がけていたとか。
同じ中学出身の芸能人には、King&Princeの岸優太さんがいます。
市村正親の出身高校
市村正親さんは、川越市立川越商業高等学校に通っていました。
川越市立川越商業高等学校は、2002年に川越市立川越高等学校に校名が変更されました。
市村正親さんは、高校時代に体操部に所属していて、得意種目は床でした。
しかし、バク宙に失敗しガラスに突っ込んだ市村正親さんは、大けがをして入院するという不運に見舞われています。
その後、ひょんなことから演劇部に入部し、演劇に夢中になったのでした。
市村正親の出身大学
市村正親さんは、大学へは進学していません。
演劇に夢中だった市村正親さんは、舞台芸術学院に進学しました。
市村正親さんは、舞台芸術学院の入学式前日に3畳1間の下宿に最低限の物を持ってやってきました。
かなり気合が入っていた市村正親さんは、学校を1度も休まなかったそうです。
市村正親の実家
市村正親さんの実家は、埼玉県川越市にあります。
2016年のNHKのファミリーヒストリーでは、市村正親さんの父方のご先祖のことを放送していました。
市村家は元々武士の家系で、幕末の頃までは川越藩に仕えていました。
ご先祖は国替えで川越にやってくる前は、福島や島根の浜田にいたこともわかっています。
明治に入ってからは農業を営んでいたそうで、市村正親さんは現在も時間を見つけて、実家を訪れているそうです。
市村正親の生い立ち
市村正親さんは、1949年1月28日に市村家の長男として生まれます。
目立つことが大好きだった幼少期の市村正親さんは、川越の山車祭りのお囃子の音に合わせて踊ることが得意でした。
よく母親が経営する居酒屋に遊びに行って、お客さんの前で山車祭りの踊りを披露し、おひねりをもらっていたのだとか。
夫婦共働きの家庭だったため、近所の子供たちと遊んだり、母親の店に行くなどして寂しさを紛らわせる幼少期でした。
そんな市村正親さんは高校生になり、『3年生を送る会』で演劇を披露しました。
すると演劇部の顧問の先生からスカウトされ、これが市村正親さんの運命を変えることになります。
演劇に魅了された市村正親さんは、部活動以外にも劇団のお手伝いや独学で勉強し、他の部員に教えていたそうです。
市村正親さんは、当時の有名俳優のところへアポなしで訪れ、『付き人にしてください』と頼み込んだこともありました。
当然門前払いされてしまいましたが、市村正親さんは『演劇を面白いと思ったからこそ突き進めた』と話しています。
高校卒業後は舞台芸術学院へ入学し、特別講座などで俳優やスタッフと交流を持つことができました。
そして俳優の西村晃さんが付き人を探していることを知った学校の先生が、真面目な生徒だった市村正親さんを推薦してくれたのです。
舞台芸術学院を卒業した市村正親さんは、俳優の西村晃さんの付き人を3年間務め上げました。
その後、劇団四季のオーディションに合格した市村正親さんは、舞台俳優としての人生をスタートさせたのです。
市村正親の父親
市村正親さんのお父さんは、市村信行さんです。
市村信行さんは満州で軍人として活躍後、『華北交通株式会社』に入社しました。
中国語をマスターし地元の有力者と親交を深めましたが、極限まで反日感情が高まっていたことで、親交のあった有力者が殺害されてしまうという事件が起こります。
自分のせいと悔やんだ市村信行さんは、失意の中、日本に帰国。
川越の地元誌『武州新報』を作り記者として活躍し、息子の市村正親さんには『常にハングリーであれ』と言っていたそうです。
また、市村信行さんは軍人恩給を『自分は生き残ったから』という理由で、拒否したというエピソードがあります。
武士の家系ということで、とても男らしく、頼りがいのありそうなお父さんですね。
市村正親の母親
市村正親さんのお母さんは、市村こうさんです。
市村こうさんは、家計を助けるために大衆居酒屋『いっちゃん』を営んでいました。
息子の市村正親さんが役者になりたいと言っても、決して反対せずに、夢を応援していたそうです。
2012年に市村こうさんが亡くなった際のインタビューで、市村正親さんは『いつも自分のことを心配してくれるすてきな母親でした』と話していました。
市村正親さんが俳優として活躍したことは、お母さんにとって人生最大の喜びだったのではないでしょうか。
お互いを想い合う、素敵な親子関係です。
市村正親の兄弟や姉妹
市村正親さんはひとりっ子なので、兄弟や姉妹はいません。
市村正親さんが幼い頃は、まだひとりっ子が珍しかった時代でした。
寂しさを紛らわせるために、市村正親さんはサービス精神旺盛な性格になったと話していました。
ひとりっ子だったことが、俳優になるうえでプラスに働いたのかもしれませんね。
まとめ
市村正親さんの学生時代は、演劇に目覚めた瞬間で、とても熱い思いを持っていたことがわかります。
そしてご両親ともに素晴らしい方で、息子である市村正親さんへの深い愛が感じられました。
いくつになっても演劇への情熱を失わず、舞台に立ち続ける市村正親さんをこれからも応援したいですね。
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