1995年の「好きなタレント調査」で1位に輝き、全盛期には14本ものレギュラー番組を抱えていたお笑いタレント・山田邦子さん。
そんな山田邦子さんが、2022年の『M-1グランプリ』で審査員として登場し、ネット上ではその採点やコメントをめぐって様々な声が上がりました。
今回は、山田邦子さんがM-1で見せた審査ぶりや、バスガイドネタに対する評判、そしてネットや世間のリアルな反応について詳しく調べてみました。
山田邦子がM-1グランプリの審査員で話題に
【発表】山田邦子が初M-1審査員 ひょうきん、やまかつWinkなどで天下取ったレジェンドが登板https://t.co/qUZ4ScS09H
— ライブドアニュース (@livedoornews) December 11, 2022
審査員は山田、博多大吉、ダウンタウンの松本人志をはじめ、落語家の立川志らく、サンドウィッチマンの富澤たけし、中川家の中川礼二、ナイツの塙宣之が務める。 pic.twitter.com/yqHKHSaz4S
2022年、山田邦子さんは『M-1グランプリ』決勝の審査員として出演し、上沼恵美子さんに続く史上2人目の女性審査員として大きな話題になりました。
審査員の発表直後には「山田邦子」がTwitterのトレンド入りを果たし、若い世代を中心に「この人誰?」「なんでこの人が審査員?」という声も多く見られました。
この起用について、番組関係者の一部からは「批判を恐れず、はっきりとした意見で番組を盛り上げてくれる期待があった」「漫才師としての実績よりも“話題性”を重視したキャスティングだった」との見方も出ていたようです。
山田邦子のM-1グランプリの採点はおかしかった?
M-1グランプリの7人の審査員の得点票。「標準偏差」は点数のバラツキを表します。
— 徳重龍徳(ライター、グラビア評論家)@ちいかわ好き、グラドル取材多い (@tatsunoritoku) December 18, 2022
前半は山田邦子さんの得点のバラツキがすごかったんですが、最終的にそこは収まり山田さん、志らくさん、松本さんが得点差をつける結果に。ほぼ得点の差をつけなかった大吉先生はさすがのらしさ。#M1グランプリ pic.twitter.com/XIyqYIw1MC
『M-1グランプリ』で審査員を務めた山田邦子さんに対しては、放送直後からネット上でさまざまな意見が飛び交いました。
その理由のひとつが、トップバッターだったカベポスターに「84点」、続く真空ジェシカに「95点」という、点数の差の大きさでした。
この採点について山田邦子さんは番組終了後、「平均点を80点と考えていたので、4点も足したってことは、かなり良かったって意味なんです」と自身の基準を明かしています。
M-1の審査においては、明確な採点ルールが定められているわけではなく、審査員ごとに基準は異なります。そのため山田邦子さんに限らず、毎年「なぜこの点数なのか?」という声は挙がります。
今回は山田邦子さんが初参加だったこともあり、特に注目され、厳しい意見が多くなった可能性もありますね。
山田邦子のM-1の審査に対するネットの反応
山田邦子さんが『M-1グランプリ』の審査員を務めたことについて、ネット上ではさまざまな意見が見られました。
今さらながら、M1の山田邦子の審査はまともだと思う。
— sanpain (@sanpai15jinjya) December 31, 2022
他の審査員はゆるいと思った。
クリぼっちにM-1を見直す。山田邦子は点数低い時も高い時も面白かったと褒めてるだけなのが良くない。
— kozara (@kozarasisyo) December 25, 2022
何故その点数にしたかをネタの中身に触れて自分の言葉で説明出来る人でないと国民的行事の審査員は務まらないのでは。#M1グランプリ
ぽやっと思い出したけど今年のM-1グランプリの審査員、頼むから山田邦子外してくださいね
— みみずく (@doradoradoraro) January 19, 2023
いまさらM1を見てる。後半戦7組まで。さや香の完璧な漫才の後に男性ブランコの淡々とした異次元よかった。山田邦子の審査員も全体としてバランス良いと思う。
— umakoya (@umakoya) December 30, 2022
山田邦子さんって本当に笑いを愛してる方なんだなと文章を読んで感じた。来年も絶対審査員をして欲しい。
— 不動点アトラクター (@FudoutenATRKTR2) February 4, 2023
松本人志との「秘話」も…山田邦子が語った「いまだから明かせる『M-1』審査の舞台裏」(FRIDAY)#Yahooニュースhttps://t.co/flZv13joRs
「採点が雑すぎる」「基準が分からない」といった否定的な声もありましたが、一方で「ちゃんと漫才を見て評価していたと思う」「素直なコメントがよかった」と評価する意見も多く、全体としては賛否両論という印象です。
特に、芸歴の長い山田邦子さんだからこその視点やコメントに「共感できた」「分かりやすかった」と支持する声も少なくありませんでした。
初のM-1審査員として注目を浴びたぶん、意見が大きく分かれたようです。
山田邦子のバスガイドのネタが面白い!
山田邦子さんといえば、やっぱりバスガイドのネタを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
デビュー当時から代表作として披露してきたネタで、独特のしゃべり方や間の取り方が絶妙で、何度見ても笑ってしまう面白さがあります。
コミカルなのにどこかリアルで、当時の観客にも「あるある」と感じさせるような演出が印象的でした。
山田邦子さんの芸人としての原点が詰まった、大切な持ちネタのひとつと言えますね。
山田邦子のネタの評判
山田邦子さんのネタについて、ネット上では懐かしむ声や称賛のコメントが多く見られます。
山田邦子さんは個人的に大好きなので、M-1がより楽しみになった
— ホラ吹きたっくん (@taku77721) December 12, 2022
イベントの司会で困った時によく山田邦子さんのバスガイドのネタパクってたなぁ
山田邦子はバスガイドより替え歌のイメージが残ってる。ひょうきん族だっけ、いいともだっけ?
— (´,,・ω・,,`) (@picolax) December 18, 2022
山田邦子のバスガイドの
— ☀豆大福☀ (@DeFandangos) December 18, 2022
「右手をご覧くださぁい。一番高いのが中指でございまぁ〜す。」
が好き
私くらいの世代だと山田邦子とはまさに全盛期で「オレたちひょうきん族」「クイズ!年の差なんて」「やまだかつてないテレビ」などで活躍している頃が印象深い。素人時代~新人時代のバスガイド漫談等は懐かし系の番組で見たけど、客席からどんどん笑いをとっててリアルタイムで見たかったな。
— ほっしー (@P701iD) December 19, 2022
特にバスガイドのネタは、今でも「あの頃よく真似してた」「笑い転げた記憶がある」といった声が寄せられ、多くの人の記憶にしっかり残っているようです。
コミカルなのに生活感があって、当時の空気感を思い出させてくれるところが、今見てもなお「面白い」と感じる理由なのかもしれません。
まとめ
『M-1グランプリ』の審査員に抜擢されたことで、再び注目を集めた山田邦子さん。
賛否はあったものの、自分なりの視点で真剣に審査に臨んでいた姿は、多くの人に伝わっていたのではないでしょうか。
今後もまた『M-1グランプリ』の舞台に登場し、新たな風を吹き込んでくれる日が来るのを楽しみにしたいですね。
