どこか外国の雰囲気をまとった中山エミリさん。
「ハーフなの?」と感じたことがある人も多いのではないでしょうか。実はその印象には、きちんとしたルーツがありました。
さらに調べてみると、中山エミリさんの家族は、父・母・妹だけでなく、祖父や祖母までに興味深い背景がある“静かな芸能一家”。
一般にはあまり語られていませんが、意外な人物が親戚関係に名を連ねていることもわかってきました。
今回は、中山エミリさんの出身や実家の場所、父親・母親の人物像、兄弟姉妹との関係、そして祖父母の由来までを丁寧にたどってみました。
読み進めるうちに、彼女の品のある佇まいの理由が見えてくるかもしれません。
中山エミリはハーフではなくクオーター!
中山エミリさんのインタビュー第2回!妊娠中に手掛けた我が子へのファーストギフト、心と身体の変化に対し、心がけたこととは?https://t.co/Wt7kuDuVDU pic.twitter.com/SV0YmmrjeR
— ゼクシィBaby みんなの体験記 (@zexybaby_taiken) March 30, 2016
中山エミリさんは「ハーフなの?」と思われることが多いようですが、実はハーフではなく”クオーター”、さらに正確には「ハーフクオーター(1/8)」なんです。
エミリさんの曾祖父(お父さんの祖父)がイギリス人で、祖父がハーフ、お父さんがクオーター、そしてエミリさんはハーフクオーターという系譜になります。
ほんの少しだけ西洋の血が入っているというわけですね。
そう聞くと、彼女の顔立ちがどこか洗練されて見える理由も納得がいきます。
整った目鼻立ちや上品な雰囲気には、かすかに外国の風を感じさせるものがあります。
SNSでも「どこかハーフっぽい」「エミリさんの美しさはナチュラルだけど独特」といった声がときどき見られます。
ちなみに、母方は日本人とのことで、育った環境は日本寄りです。
ただ、幼い頃から芸能界で活動し、さまざまなジャンルで活躍してきた背景には、このような多様なルーツが影響しているのかもしれませんね。
見た目だけでなく、ナレーションや司会、女優としての柔らかな語り口やたたずまいにも、どこか”異国のエッセンス”が感じられるのが中山エミリさんの魅力です。
ハーフと間違えられるのも不思議ではないでしょう。
中山エミリの実家
中山エミリさんは神奈川県出身で、実家は川崎市宮前区の閑静な住宅街にある一戸建てだといわれています。
ただし、詳しい住所や外観などは公表されておらず、ご本人やご家族からの発信もないため、あくまで噂レベルの情報です。
長年の芸能活動において、プライバシー保護のため詳細な場所を伏せていると考えられます。
川崎市宮前区は都心へのアクセスが良く、自然環境や教育施設が充実したエリアとして知られています。
芸能一家である中山ファミリーにとって、子育てと生活環境のバランスが取りやすい土地だったのでしょう。
エミリさんの妹・英玲奈さんも芸能活動をしており、姉妹でテレビ出演した経験もあります。
家族全体がメディアに関わることから、実家の情報が過度に公開されないよう管理していたと考えられます。
エミリさんの出身校・玉川学園は神奈川近郊から多くの生徒が通学していることでも知られており、実家が川崎市内にあるという説に説得力を与えています。
ただし、これは公式に確認された情報ではないため、参考程度にとどめておくべきでしょう。
いずれにせよ、エミリさんの素直で落ち着いた雰囲気は、地元の穏やかな環境と温かい家庭で育まれたものかもしれません。
中山エミリの生い立ち
中山エミリさんは1978年10月8日に生まれ、神奈川県で育ちました。
幼稚園から中学校まで一貫してキリスト教系の学校に通っていたそうです。
厳しさと温かさを兼ね備えた教育環境の中で、優しく凛とした雰囲気のシスターに憧れを抱いていたといいます。
この経験は、後のエミリさんの落ち着いた雰囲気や丁寧な話し方の基礎になったのかもしれません。
小学生時代、友達がピアノやバレエを習う中、エミリさんは剣道を選んでいました。
“キラキラした習い事”への憧れもあったようですが、当時は芸能界に興味はなく、テレビの世界は遠い存在でした。
しかし、中学生の時に街でスカウトされたことが、人生の転機となります。
最初は芸能界への不安から声かけを断ったものの、誠実なスカウトの対応と、「やってみたいなら挑戦してみては?」と背中を押してくれた両親の言葉に支えられ、芸能活動への第一歩を踏み出すことを決意しました。
芸能界デビューは1994年のテレビ朝日系ドラマ『ツインズ教師』がきっかけでした。
この出演を機に注目を集め、その後ドラマ、バラエティ、ナレーションと幅広く活躍するようになります。
特別な「夢」や「野心」がなくても、自分の感覚と周囲のサポートで道が開けていく—中山エミリさんの生い立ちには、そんな自然体の魅力が息づいています。
中山エミリの父親
マイケル中山が中山エミリのご尊父というのは初めて知りました!
— 地獄サンダー (@LakeofIllusions) January 30, 2021
叔母の中山麻里は😍#電撃杉作 pic.twitter.com/yCUyZTBVVs
中山エミリさんのお父さんは、俳優・歌手として活動していたマイケル中山さんです。
彼は1970年に「明日になれば」というシングルで歌手デビューを果たし、当時の若者文化を象徴する存在として注目を集めました。
また、1972年の特撮ドラマ『ワイルド7』(日本テレビ系)では「世界(ワールド)」という異色のキャラクターを演じ、個性的な存在感を残しています。
マイケルさんは歌と演技の両方で活躍した多才な人物でした。
その後、彼の芸能活動は徐々に表舞台から遠ざかり、現在は公の場にほとんど登場しません。
近年のメディア出演はなく、所属事務所の情報も確認できないため、現在の活動状況は明らかではありません。
中山エミリさんとのテレビ共演記録もないことから、ネット上では「実は親子だったなんて知らなかった」という声も見られます。
おそらく控えめな性格なのか、あるいは娘の活躍を静かに見守るスタンスを貫いているのかもしれません。
ちなみに、中山エミリさんの父方の叔母は、かつて「可憐な清純派女優」として人気を博した中山麻理さんです。
また、麻理さんの子どもである中山麻聖さんや、三田村邦彦さんとの間に生まれた三田村瞬さんは、エミリさんの従兄弟にあたります。
まさに一家揃って芸能界にゆかりのある”芸能一家”であり、そのルーツをたどるだけでも興味深いエピソードが浮かび上がってきます。
父・マイケル中山さんの芸能界での歩みは、娘のエミリさんとは対照的にあまり表に出ることはありませんでしたが、彼女の芸能活動の確かな基盤として支えてきた存在であることは間違いありません。
中山エミリの母親
中山エミリさんのお母さんは一般の方で、芸能活動はされていません。
過去に銀行勤務の経歴があるそうですが、名前や顔写真などの詳細は公表されておらず、プライバシーを大切にされているようです。
芸能界にゆかりのある家庭でありながら、お母さんは一貫して表に出ず、家族を支える役割に徹してこられたのでしょう。
中山エミリさん自身が語るところによると、お母さんは料理上手で、冷蔵庫の残り食材を無駄にせず、手際よく美味しい食事に変える”おうちの味”の名人だったそうです。
特にエミリさんのお気に入りは手作りのミートソース。
「母の作ったミートソースは絶品」と本人が語るように、家庭の温かさと安心感が詰まった味だったことが想像できます。
また、芸能界という不安定な世界に娘が足を踏み入れる際も、お母さんは否定せず、自然体で見守ってくれたそうです。
スカウトをきっかけに芸能界デビューの話が持ち上がった時も、「少しでもやってみたい気持ちがあるなら挑戦してみれば」と背中を押してくれたエピソードが残っています。
表舞台に立つことは少なくても、中山エミリさんの内面のしなやかさや芯の強さには、お母さんの穏やかで誠実な人柄が影響しているのではないでしょうか。
家庭での温かい存在感が、今のエミリさんを形作る大きな支えになっていることがよく伝わってきます。
中山エミリの兄弟や姉妹
中山エミリ妹の英玲奈(えれな)が有吉反省会で不仲の真相を公開か【画像】 https://t.co/6qQIPGRLMn pic.twitter.com/4llfcnm8yM
— おもしろ~あるある (@humihumiaaa) July 3, 2016
中山エミリさんには実の妹が1人おり、モデル・タレントとして活動していた英玲奈(えれな)さんです。
芸能界では本名を明かさずに活動していましたが、二人が実の姉妹であることは広く知られており、過去には一緒にテレビ番組に出演したこともあります。
英玲奈さんは高校生の頃にスカウトされ、ファッション誌『CUTiE(キューティ)』でモデルデビューしました。
その後タレントとしても活動の場を広げ、2011年には『MotoGP』の公式ナビゲーターに起用されるなど、スポーツや情報番組でも活躍していました。
知的で落ち着いた語り口とナチュラルな雰囲気が好評で、姉の中山エミリさんとは異なる魅力を放っていました。
プライベートでは2017年に一般男性と結婚し、2020年には第一子を出産しています。
以降は表立った芸能活動は減少していますが、家族を優先しながら穏やかな日常を大切にしているようです。
現在も中山エミリさんとの姉妹関係は良好で、家族とのつながりを大切にする姿勢は芸能活動の中でも時折垣間見ることができます。
なお、中山家には兄や弟がいるという情報は確認されておらず、姉妹2人だけの家族構成である可能性が高いとされています。
芸能一家として、それぞれが自分らしいスタイルでキャリアを築いてきた姉妹の歩みは、多くのファンに親しまれています。
中山エミリの祖父や祖母
録画しておいた中山エミリのファミリーヒストリーを観た。
— sadist (@es_x_love) October 20, 2015
是非ロジャーと名付けてほしいなっ pic.twitter.com/RmEbfBQsTH
中山エミリさんの父方の祖父は、マルタ共和国で影響力のあった一族の出身と伝えられています。
三男として日本で生まれ育ち、日本の教育機関で学びました。
旧制鹿児島中学校を卒業後、第一早稲田高等学院理科(現在の早稲田大学理工学部)へ進学しています。
学業優秀だった祖父は、1940年に英国籍から日本国籍へ帰化し、「中山蒸治(なかやま じょうじ)」という日本名を名乗りました。
戦前・戦中の激動期にあたる1942年に大学を卒業し、満州電信電話株式会社の技師として勤務を始めました。
戦後の復興期には、東京・銀座の電気機器メーカーで技術職に就き、日本のインフラや技術開発に貢献していたようです。
理系分野で築いた祖父のキャリアは、芸能とは全く異なる世界ですが、その知性や誠実さは家族の価値観として受け継がれているのかもしれません。
中山エミリさんの落ち着いた話し方や知的な雰囲気にも、こうした家庭のルーツが反映されているように感じられます。
祖母については公の情報がほとんどなく、名前や出身などの詳細は不明です。
しかし、祖父とともに家族を支え、異国と日本をつなぐ家庭の中で、次世代へ文化を伝えてきた存在だったと考えられます。
中山家のルーツには、時代と国境を超えた物語が静かに息づいています。
まとめ
中山エミリさんは、ハーフではなく“ハーフクオーター”というユニークなルーツを持ち、父方には海外にルーツをもつ祖父がいるなど、背景にも深みのある方でした。
ご実家は神奈川県川崎市にあると言われ、ご両親ともにあたたかくエミリさんの進路を見守ってきた様子が伝わってきます。
芸能人であるお父さん・マイケル中山さんや、モデルとして活動していた妹の英玲奈さんといった家族構成も含め、まさに“静かな芸能一家”という印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
派手な家系エピソードを前面に出すことは少ないものの、一人ひとりがそれぞれの道で誠実に歩んできたことが、中山エミリさんの凛とした雰囲気やナチュラルな魅力につながっているのかもしれませんね。
今後も、彼女らしい穏やかな活躍に注目していきたいと思います。
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