清楚な雰囲気と柔らかな語り口で、長くテレビに親しまれてきた中山エミリさん。
最近ではナレーションや情報番組での姿も印象的ですが、デビュー当時から変わらない上品さがありますよね。
そんな中山さんがどんな学生時代を過ごしてきたのか、出身高校や大学が気になる人も多いようです。
芸能界入りのきっかけやデビューのタイミング、そして所属事務所や現在の活動スタイルにも注目が集まっています。
さらに年齢や身長、気になる年収の話題まで、幅広い視点から中山エミリさんの経歴をひもといていきます。
中山エミリの学歴
中山エミリさんは、幼少期から一貫しておっとりとした印象がありますが、その背景にはしっかりとした教育環境と努力家な一面がありました。
ここでは、学生時代のエピソードを交えながら、学歴を順に見ていきます。
中山エミリの出身小学校
中山エミリさんは、カリタス小学校出身です。
カトリック系の学校として知られ、礼儀や思いやりを重んじる教育方針が特徴的です。
小学生の頃には剣道を習っており、意外にも活発で負けず嫌いな性格だったそうです。
現在でも落ち着いた雰囲気の中に芯の強さを感じるのは、この頃の経験が影響しているのかもしれません。
中山エミリの出身中学
小学校卒業後は、カリタス女子中学校に進学しました。
偏差値は65前後と高く、英語教育にも力を入れている進学校です。
中学時代の中山さんは、ダンス部に所属しており、リズム感や表現力を磨いていたとのこと。
芸能界デビュー前から人前で表現することに自然と慣れていたのは、この頃の部活動がきっかけのようです。
ちなみに、同校はカリタス女子高等学校までエスカレーター式に進学できるものの、中山さんは芸能活動の本格化に合わせて別の高校を選択しました。
中山エミリの出身高校
中学校卒業後は、堀越高等学校に進学しました。
芸能コース(現・トレイトコース)に在籍していました。
偏差値は37程度といわれますが、在籍生の多くが芸能活動と学業を両立しており、同級生には今も第一線で活躍する俳優・タレントが多くいたそうです。
中山さんは高校時代からドラマやバラエティ番組に出演しており、日中は学校、夜は撮影という多忙な日々を送っていました。
あるインタビューでは「撮影が終わると家で2〜3時間だけ仮眠を取り、また次の仕事に向かった」と語っており、まさに努力と根性で駆け抜けた青春時代だったことがわかります。
中山エミリの出身大学
高校卒業後は、淑徳短期大学(現・淑徳大学短期大学部)に進学しました。
管理栄養士の基礎を学ぶ学科で、健康や食生活に関心があった中山さんらしい選択です。
芸能活動を続けながらの進学でしたが、仕事が軌道に乗ったことで学業との両立が難しくなり、中退を選んだとされています。
なお、同学科は2011年に募集停止となっていますが、当時は家庭科・栄養系の専門知識を学ぶ学生も多く、中山さんも「食を通して人を支える」ことに関心を持っていたそうです(※当時の学校広報資料より)。
中山エミリのプロフィールや経歴
中山エミリさん🎈お誕生日おめでとうございます！🎊🎉㊗️ pic.twitter.com/RyCMfHC8IV
— 瞳 (@remindereye) October 7, 2022
名前：中山エミリ
生年月日：1978年10月8日
出身地：神奈川県
血液型：O型
身長：155cm
所属事務所：ボックスコーポレーション
中学3年生の時に渋谷の宇田川町交番前でスカウトされた中山エミリさんは、1994年の『おれはO型・牡羊座』でドラマデビュー、1996年には『Private Eyes』で歌手としてもデビューしました。
2008年には『Lドラ 「Cafe吉祥寺で」』で帯ドラマ初主役を果たし、2014年には『ヨシナカ伝説～義仲穴』で映画の主演を務めています。
バラエティー番組でも活躍し、『速報!歌の大辞テン!!』、『筋肉番付』、『虎の門』、『ASAYAN』など多数の番組で司会を務めました。
ポカリのダチョウのCMに出演
ポカリのCMは
— きゃべたろす (@dmongee) July 31, 2020
・中山エミリ
・ダチョウ
・「突然」field of view
が圧倒的イメージ pic.twitter.com/sKiBsPJEPr
中山エミリさんといえば、1995年～1996年に放送された『ポカリスエット』のCMです。
デビューしたばかりの中山エミリさんがダチョウに乗っており、ロードバイクや空中ブランコにも挑戦しました。
当時について中山エミリさんは、「ダチョウのシーンではアフリカまで行かせていただき、いま思えばなんとぜいたくな撮影。ただ当時は本当に仕事を始めたばかりで、大人の方に言われたことをとにかく頑張ってやるという感じ」と明かしていました。
中山エミリの所属事務所
中山エミリさんが所属しているのは、芸能事務所「ボックスコーポレーション」です。
東京都港区に本社を置き、モデルや俳優、タレントなど幅広い分野で活躍する人材を多く抱える中堅プロダクションとして知られています。
同事務所には、女優の相武紗季さんや井桁弘恵さん、俳優の戸塚純貴さん、モデルの逢沢りなさんなど、ドラマ・映画・CMといったメディアで活躍する顔ぶれがそろっています。
特に「透明感と清潔感を大切にしたタレント育成」に定評があり、ナチュラルな魅力を持つ人が多いのも特徴です。
中山エミリさんもその一人で、バラエティ番組や情報番組の司会、ナレーションなど幅広いジャンルに出演。
90年代後半から2000年代にかけては『TVおじゃマンボウ』の司会を務め、柔らかな語り口と上品な雰囲気で人気を集めました。
現在も同事務所の公式サイト(https://www.box-corporation.com/)では現役タレントとしてプロフィールが掲載されており、ナレーター・司会業・イベント出演など活動の幅を広げています。
ちなみにボックスコーポレーションは、女優の一色紗英さんや、元アイドルで俳優としても活動するタレントなど、長く所属するベテランも多いことで知られています。
そうした安定した環境があるからこそ、中山エミリさんも長年にわたり変わらず活躍を続けてこられたのかもしれません。
中山エミリの年収
中山エミリさんの現在の年収は、公には明かされていません。
近年は結婚や出産を経て、家庭を大切にしながら芸能活動を続けており、テレビへの出演頻度は以前より控えめになっています。
レギュラー番組は現在持っていませんが、情報番組やトーク番組、イベント出演、ナレーションなど単発の仕事を中心に活動しています。
全盛期の中山さんは『TVおじゃマンボウ』や『速報!歌の大辞テン!!』(日本テレビ系)などで長期にわたってレギュラーを務めており、当時は年間数千万円規模の収入があったとも言われています。
しかし現在は、メディア露出をセーブしながらもナレーション業やCM、イベント司会などで安定した仕事を続けているため、年収は推定で300万〜600万円前後とみられています。
また、中山さんが所属する「ボックスコーポレーション」は、テレビ以外にも広告・イベント・声の仕事など幅広いマネジメントを行う事務所。
実際に2023年以降は、企業PR動画やナレーションでの起用も増えており、活動の形が変わっただけで完全に”引退状態”というわけではありません。
SNS上では「今も変わらず上品で素敵」「声の仕事に癒される」といった声も多く、長年培った信頼とイメージが、安定した活動基盤につながっているようです。
テレビ中心の働き方から、自分のペースでできる仕事スタイルへ――中山エミリさんは、時代に合った”穏やかな働き方”を選んでいるといえそうです。
まとめ
芸能界入りを勧められるまでは、まさか自分がテレビに出る側になるとは思っていなかったという中山エミリさん。
それでも一歩踏み出してからは、どんな仕事にも真摯に向き合い、長く愛される存在として活躍してきました。
学生時代の努力や礼儀正しさ、そして仕事と家庭を両立させる姿勢には、今も変わらない芯の強さを感じます。
派手さよりも安定感を大切に、自分のペースで活動を続けている中山さん。
これからもナレーションや司会など、落ち着いた存在感を活かした活躍が期待されますね。
彼女の穏やかな笑顔と誠実な言葉が、これからも多くの人の心に届き続けるはずです。