映画やドラマで独自の存在感を放つ俳優・斎藤工さん。
その演技力や佇まいに惹かれるファンも多いなか、実は彼の実家がレストランを営んでいることでも話題を集めています。
しかも、かつて東京にあった店舗は閉店後、大分県に移転してカフェとして再スタートを切るなど、その歩みもユニーク。
斎藤さんのルーツともいえる家族や実家の背景を知ることで、彼の人柄や表現の源に少しだけ近づけるかもしれません。
今回は、そんな斎藤工さんの実家の飲食店と家族構成について詳しく紹介します。
斎藤工の実家はレストランでお金持ち？お店の場所は？
斎藤工さんの実家は、かつて東京・世田谷区太子堂で「食堂デリカッテ」というレストランを営んでいました。
中近東やイスラエル料理を中心にした多国籍料理を提供する店として一部で人気を集めていたものの、斎藤さん自身がメディアなどで積極的に実家について語ることはなく、長らくその存在は公になっていませんでした。
しかし、タレントの川村ひかるさんが自身のブログで「某有名俳優の両親が経営する店」と紹介したことから、徐々に斎藤さんの実家と判明。
やがて彼がドラマ『昼顔〜平日午後3時の恋人たち〜』でブレイクすると、店に訪れるファンが急増し、中には迷惑行為も報告されるようになったため、一時閉店を余儀なくされました。
その後、2016年6月に大分県臼杵市へと拠点を移し、「cafe デリカッテ」として再オープン。
移転の背景には、斎藤さんの姉が大分に嫁いだことも関係しているようです。
新しい店舗は歴史ある城下町「二王座」の一角に佇む古民家を改装したカフェで、以前と変わらず野菜中心の多国籍料理を提供。
観光地の中にある落ち着いた雰囲気のカフェとして地元でも親しまれています。
「お金持ちかどうか」という点については、具体的な資産情報は明らかにされていませんが、東京で飲食店を長年経営し、地方で再スタートを切る柔軟さや経営力から、一定の安定した基盤がある家庭といえそうです。
店名：cafe デリカッテ
住所：大分県臼杵市大字二王座131
営業時間：金～月 11：00～15：00
定休日：火曜日・水曜日・木曜日
予約・お問い合わせ：090-6346-9293
斎藤工の生い立ち
幼少期の斎藤工かぁ☆#斎藤工 #一番遠い親戚さん pic.twitter.com/78FUKu2IZg
— HIDEKI (@hiisan0615) August 13, 2019
1981年8月22日、東京都港区に生まれた斎藤工さんは、映画制作に携わっていた父親の影響を強く受けながら育ちました。
幼い頃から日常的に映画館に通う家庭環境の中で、自然と映像の世界に魅了され、「観る側」から「創る側」への関心が芽生えていきます。
やがて本人は「いきなり監督を目指すより、まずは役者として現場を知ることが大事」と考え、演技の道を選択。
中学卒業を控えた15歳のときには自ら芸能事務所を探して履歴書を送り、オーディションを受けるなど、当時から自主的に行動していた姿勢が印象的です。
ただし、すぐに表舞台で活躍できたわけではなく、最初はモデルとして活動をスタート。
それでも思うように芽が出ない時期が続き、生活のために新聞配達のアルバイトで朝刊を配るなど、地道な下積みを重ねていました。
その後も努力を重ね、やがて映画やドラマを中心に存在感を発揮する俳優へと成長していきます。
映像への情熱をベースに、表現者としての信念を貫きながらキャリアを築いてきた背景には、幼少期からの豊かな映画体験と、どんな状況でも前に進む意志の強さがしっかりと根づいているようです。
斎藤工の父親
斎藤工さんの父親は一般の方で、かつては映像制作の世界で働いていた経歴を持っています。
勤務先は、映画やCMの制作・配給で知られる「東北新社」。
この会社は海外作品の日本語吹き替えや、話題のCM制作なども手掛けており、映像業界では確かな実績を持つ企業です。
そんな父親の影響もあってか、斎藤さん自身も幼少期から映画に親しむ環境で育ちました。
現在は会社勤めを引退し、大分県臼杵市で家族とともに「cafe デリカッテ」の経営に携わっています。
もともと東京・三軒茶屋で営んでいたレストランを、姉の嫁ぎ先である大分に移し、落ち着いた古民家カフェとして再スタートさせた背景には、家族のつながりや土地への愛着が感じられます。
また、父親はどこか自由奔放な一面もあり、「ふらりと海外へ旅に出ることもある」という“放浪癖”があるというエピソードも。
映像業界で培った感性や柔軟な生き方が、息子・斎藤工さんの表現スタイルにも少なからず影響を与えているのかもしれません。
斎藤工の母親
引用元：https://mayuchat.com/218.html
斎藤工さんの母親も一般の方で、これまでメディアへの露出はほとんどありません。
ただ、過去に斎藤さんがテレビ番組の中で母親とのツーショット写真を公開したことがあり、その際は「美人なお母さん」とネット上で話題になる一幕もありました。
名前や年齢などの詳細なプロフィールは公表されておらず不明ですが、以前は「指圧師」として活動していた経歴があると言われています。
指圧という身体に直接触れるケアを通じて、人に寄り添う仕事をしてきた背景からも、家庭の中での温かく穏やかな存在感が想像されます。
現在は、大分県臼杵市で家族とともに「cafe デリカッテ」の運営に関わっており、料理や接客を通じて来店者との交流を楽しんでいるようです。
斎藤さんが作品づくりや人との関わりに誠実である理由には、そんな家庭環境の影響も少なからずあるのかもしれません。
斎藤工の兄弟や姉妹
斎藤工さんには、2歳年上の姉が一人います。
日本体育大学を卒業し、卒業後はライフセーバーとして活動していたという経歴からも分かる通り、かなり本格的な体育会系タイプの女性です。
斎藤さん自身も過去に「学生時代は姉とケンカするとまず勝てなかった。最後は失神するしかなかった」と、冗談まじりに語っていたことがあり、その言葉からも姉のパワフルさがうかがえます。
現在は結婚しており、相手は斎藤さんと同じアルバイト先で働いていた男性とのこと。
縁あって大分県に移り住み、そこで家庭を築いているようです。
店舗を東京から大分へと移転した「cafe デリカッテ」も、この姉の存在が一因とされており、家族間のつながりの深さが感じられます。
名前や顔写真などの詳細は非公開ですが、一般人である姉を守るためにプライバシーへの配慮を徹底している点も、斎藤さんらしい誠実な姿勢のあらわれといえるかもしれません。
まとめ
斎藤工さんの実家は、もともと東京・三軒茶屋で多国籍料理のレストランを営んでいましたが、現在は大分県臼杵市に移転し、古民家を活かした落ち着いた雰囲気のカフェとして営業を続けています。
俳優としての知名度が高まる中で店舗への注目も集まり、一時は閉店を余儀なくされることもありましたが、今では地域に根差した温かな場所として再出発を果たしています。
家族が力を合わせて続けているこのカフェが、今後も穏やかな空間として長く愛されていくためにも、訪れる人々がマナーを守り、静かに応援する姿勢が何より大切です。
斎藤さんを育んだ家庭のぬくもりと、それを今も受け継ぐ家族の姿に触れられるこの場所が、これからも笑顔あふれる場であり続けることを願わずにはいられません。