「Matt Roseって、本名じゃなかったの?」
SNSやテレビで見かけることが増えた今、そんな声がちらほらと聞こえてきます。
印象的なビジュアルと独自のセンスで話題を集めているMatt Roseさんですが、実は学生時代は吹奏楽に打ち込むごく普通の高校生だったそうです。
あの“Matt化メイク”や世界観がどうやって生まれたのか、本名にはどんな意味があるのか、そして今や年収が数千万円とも噂される理由まで──気になることはたくさんありますよね。
この記事では、Matt Roseさんの出身高校や大学、芸名の由来、そして多岐にわたる収入源まで、さまざまな角度からその人物像に迫っていきます。
Matt Roseの学歴
Matt Roseさんがどのような学歴をたどってきたのかを調べてみると、幼少期から音楽と深く関わってきたことがわかります。
とくに、家庭環境や学校生活のなかで育まれた芸術的な感性は、現在の活動にも通じる重要なバックボーンとなっているようです。
Matt Roseの出身小学校
出身小学校は公式には明かされていませんが、ネット上では「川崎市立金程小学校ではないか」という説が複数見られます。
確証はないものの、地元に根差した学校であった可能性が高いでしょう。
7歳のころ、プロ野球選手だったお父さん・桑田真澄さんが肘のリハビリとしてピアノを弾く姿を見て、Mattさん自身もピアノとバイオリンを始めたとされています。
この経験が、音楽への関心を抱くきっかけになったようです。
また、小学生時代には少年野球チームに所属していたものの、野球は自分に合わないと感じ、小学校卒業と同時に辞めたとのこと。
スポーツ一家の中で自分の道を見つけようとする意志が垣間見えます。
Matt Roseの出身中学
中学校についても公式情報はありませんが、こちらも「川崎市立金程中学校」の出身ではないかという声がSNSやファンブログを中心に広まっています。
中学では吹奏楽部に所属し、ドラム・フルート・アルトサックス・コントラバスなど複数の楽器を担当していたとのこと。
音楽に対する興味と好奇心の広さがうかがえます。
多様な楽器に触れる中で、自分の音楽的表現を試行錯誤しながら見つけていった時期ともいえそうです。
Matt Roseの出身高校
中学校卒業後は、堀越高等学校に進学しました。
在籍していたのはトレイトコース(芸能コース)ではなく普通科で、楽器推薦で入学したとされています。
高校でも吹奏楽部に所属し、アルトサックスを担当。
3年時には部長として部をまとめあげ、アルトサックスに加えてソプラノサックスも演奏。
部を代表して出場した「第52回東京都高等学校吹奏楽コンクール」では団長として金賞を受賞しています。
このように、高校時代は音楽面での成果をしっかりと残しており、自己表現力やチームでの協調性も磨かれていったようです。
Matt Roseの出身大学
高校卒業後は、桜美林大学の芸術文化学群に進学しました。
専攻は音楽で、大学では英語・サックス・ピアノ・ドラム・作曲など幅広い分野を学びました。
大学の偏差値は43程度とされていますが、実技や表現力を重視する学科であり、個性を活かした教育に定評があります。
在学中にはアメリカ留学も経験しており、異文化の中で音楽と向き合う時間を通して、世界観や美的感覚をさらに深めたとみられます。
Mattさん自身も、SNSやインタビューの中で「留学で自分が変わった」と語っており、この時期の経験が今の独自スタイルに大きな影響を与えていることがうかがえます。
Matt Roseは高校時代タクシー通いだった?
Matt Roseさんは、なんと高校生になるまで一度も電車に乗ったことがなかったそうです。
これは決して誇張ではなく、本人がメディアなどでもたびたび明かしているエピソードで、幼い頃からとても恵まれた家庭環境で育っていたことを物語っています。
プロ野球選手として活躍していたお父さん・桑田真澄さんのもと、愛情をたっぷり注がれて育ったMattさんは、移動手段も基本的に車中心で、公共交通機関に触れる機会が少なかったとのことです。
そのため、高校に進学してからも最初の1週間は、片道およそ1万円、往復で2万円かけて毎日タクシーで通学していたそうです。
都内の高校に通う場合、電車やバスを使うのが一般的ですが、Mattさんにとってはそれが“未知の世界”だったのかもしれません。
ただ、さすがに学校側としても気になったようで、ある日担任の先生から「そろそろ電車で通学してみたら?」と促され、そこで初めて公共交通機関にチャレンジすることになりました。
このとき先生から、「東京にはたくさんの鉄道会社があって、路線も複雑なんだよ」と説明され、Mattさん自身も「そんなに電車って種類があるの?」と驚いたと語っています。
通学中に見慣れた電車や駅の名前にようやく親しみが湧き、少しずつ都会の生活にも順応していったようです。
こうしたエピソードは、Mattさんの独特な感性や世界観に繋がっている部分でもあり、「常識にとらわれない自由なスタイル」は、幼い頃からの経験が自然と育んできたものなのかもしれません。
外見や表現だけでなく、ライフスタイルそのものが“Matt流”であることに納得できる、そんな背景が垣間見える一面です。
Matt Roseの本名や名前の由来
Matt Roseさんの本名は「桑田将司(くわた まさし)」さんです。
プロ野球界の名選手として知られる桑田真澄さんの次男として誕生し、その家庭環境の中で個性豊かに育ってきました。
当初は「まさと」という名前になる予定でしたが、生後間もなく保育器に入る状況が続いたことから、家族がお坊さんに相談。
すると「お父さんの悪いものが全部この子にいっている」といった趣旨の助言を受け、「まさと」ではなく「まさし」と命名を変更することになったそうです。
この出来事はMattさん自身にとっても深く記憶に残るものだったようで、「一度つけられかけた“マサト”という名前を忘れたくない」との思いから、のちに芸名として“Matt”という名を選んだと語られています。
家族からは小さい頃から“マット”と呼ばれていたということもあり、芸名というよりも、もともと馴染みのある呼び名だったという背景もあるようです。
なお近年では、芸名の表記を“Matt”から“Matt Rose(マット・ローズ)”へと変更する場面が増えており、SNSや音楽活動、ファッションブランドの展開などで“Matt Rose”の名を使用しているケースが目立つようになっています。
本人の公式Instagramでも「Matt Rose」の名義をプロフィールに用いており、これまでの“Matt”というシンプルな表現から、より自己ブランディングを意識したフルネーム表記への移行が進んでいることがうかがえます。
“Rose”という言葉自体にも、優雅さ・美しさ・繊細さといったイメージが込められており、Mattさんの芸術的な世界観や中性的なビジュアル表現と強く共鳴しています。
メディア出演のたびに注目を集めるその“Matt化”された美学には、名前に込められた過去の経験や再出発への思いが色濃く反映されているのかもしれません。
Matt Roseのプロフィールや経歴
Matt、アーティスト名を「Matt Rose」と改名 / https://t.co/36aVAExmeY pic.twitter.com/AKL0luxK4U
— ルンルンアンテナ (@PpE0tEppIeOVIE8) October 2, 2020
名前:Matt
生年月日:1994年7月18日
出身地:東京都
血液型:A型
身長:182cm
事務所:有限会社Life is Art
Matt Roseさんは、大学1年生のときにブライダルモデルとして芸能活動をスタート。
卒業後はテレビバラエティ番組にも出演し、“整形級メイク”とも称される独自のビジュアルスタイルが注目を集めました。
2019年には『@cosme ベストコスメアワード』で“最もニュースな美容人2019”として選ばれるなど、美容界でも存在感を高めています。
2020年には本格的な音楽活動を始め、芸名を“Matt Rose”へと変更。楽曲『Unconditional Love』をリリースし、スポーツ報知によれば「ビジュアル最高」「鳥肌が立った」といった反響が寄せられました。
以降も作詞・作曲・アレンジを自ら手がけるセルフプロデューススタイルを貫き、SNSを中心に支持を拡大しています。
2021年には、自身の美意識を形にしたトータルビューティブランド「EMROSÉ(エムロゼ)」を企画・プロデュースし、スキンケアやメイクアップ、フレグランスなど多角的に展開。ブランド名には「自分を肯定しながら美しく咲いてほしい」というメッセージが込められており、自身の価値観を体現したブランドとして注目されています。
そして2023年以降は、国際的な活動にも積極的。イギリスで開催されたチャリティーポロマッチにもゲストとして招かれ、福祉・スポーツ双方に関わる文化的活動にも参加。
さらに2024年6月には、EP『Canalsong』をリリースし、Apple Musicではトップソング入りも果たすなど、音楽面での新たな注目を集めています。
2025年に入ってからも、SoundCloudではアンビエント系のライブトラックを発表し、ジャンルの枠を超える音楽表現へと挑戦中です。
またFacebookではバンド編成によるライブ告知も行われ、2曲の新曲披露を予告するなど、リアルな音楽活動の機会も増えてきています 。
こうして、モデル・タレント・アーティスト・起業家・社会活動家という多面的な活躍を続けるMatt Roseさん。
特に近年は「演じる」から「創造する」存在へとシフトしつつあり、その活動フィールドは国内から海外へ、オンラインからリアルへと拡大しています。
その軌跡は、「自分らしさを貫く」ことで新たな価値を社会に提示する、一つの生き方のモデルとも言えそうです。
Matt Roseの所属事務所
Matt Roseさんは、有限会社Life is Artに所属しています。
この事務所は、ご自身とプロ野球界のレジェンド桑田真澄さんが親子で経営する“親子事務所”として知られています。
公式ウェブサイトでも、桑田真澄さんとMattさんが共に所属していることが明記されており、その信頼性は高いと考えられます。
Life is Artは、1988年(昭和63年)に設立され、所在地は神奈川県川崎市麻生区向原。
同じ法人番号で経済産業省の公式情報にも登録されており、信頼できる法的基盤を持っています。
親子での経営体制により、“家族の絆”を感じさせるアットホームなマネジメントが行われていることがファンの間でも注目されています。
所属タレントとしてのMattさんはもちろん、桑田さんとの共同プロデュース企画やイベント出演も多く、事務所の枠を超えたコラボレーションが魅力の一つです。
実際に、両名が出演したCMやテレビ番組の数々を見ると、親子でのパブリックな活動がLife is Artの大きな強みとなっていることがうかがえます。
さらに、母親である桑田真紀さんが、事務所の実質的なマネジメントも担っているとするSNS上の情報もあり、家族経営ならではの柔軟な組織体制が伺えます 。
また、Life is Artでは今後もタレントや音楽家としてのMattさんの活動を支えるだけでなく、EMROSÉのようなブランド展開や海外メディアとの連携など、多角的なプロモーション戦略を計画している可能性があります。
事務所の基盤と人材を生かしつつ、国内外での活動をさらに加速させようという戦略がうかがえるため、今後の動向にも注目が集まっています。
Matt Roseの年収がすごい?収入源は?
Matt Roseさんの年収は具体的には公表されていませんが、情報サイトの推定で「3000万円以上」とする声があり(例:収入源の多さから算出)、数千万円規模は十分あり得る状況と考えられます。
収入源は多岐にわたり、主なものを整理すると以下の通りです。
まず、Instagramによる収益。2024年5月時点でフォロワーは35万人以上おり、フォロワー10万人あたり約258万円/年の収益モデルを当てはめれば、Instagramだけで「1000万円以上」の年収が見込まれるとの推計もあります。
次に、テレビ出演やCMなどのメディア活動。
2024年1月よりBSJapanextで冠番組『Matt美SALON』がスタートし、美容分野の専門家としても注目されているため、出演料は「1000万円規模」とする見方もあります。
さらに、音楽活動。
YouTubeでは登録者数111万人を誇り、月額の広告収益が平均8,000~12,000ドル(約100万円以上)に達しているとする米系調査サイトもあり、年間で数百万円〜1000万円以上の収益が期待できます。
ブランドプロデュースも大きな収入源です。
2021年に立ち上げた美容ブランド「EMROSÉ(エムロゼ)」の売上は公式発表こそないものの、美容誌やSNSで人気を集めており、プロデュース収益として重要な比重を占めているのは確実です。
その他にも、モデル・タレント出演料、音楽制作、レタッチャーメイクアップ、ブライダルウエディングのデザイン協力、美容クリニックのコンサルティング — といった活動を合わせると、総収入は「億を超えている可能性もある」と評価されるほど多彩かつ安定していると見られています。
本人は「本業=最も稼いでいるのはコスメプロデュース」と語っており、収益比重として最も大きいのはこのカテゴリのようです。
そのため、Mattさんの収入構造を分析すると、以下のように整理できます:
- Instagram・SNS:フォロワー数から年収換算で数千万円
- メディア出演&CM:番組・広告の出演料で1000万円規模
- YouTube広告収益:年間1000万円前後(推定)
- EMROSÉブランド収益:不明だがコスメ売上が主軸
- その他活動:モデル、音楽、クリニックなどで数百万円〜数千万円
各収入源を合算すると、総収入は数千万円から1億円超のレンジと推定され、美容・メディアともに“トップクラスの稼ぎ手”であることがうかがえます。
まとめ
美容やファッションの印象が強いMatt Roseさんですが、実は音楽やプロデュース業など、その才能は一つの枠に収まらないほど幅広いものでした。
学生時代から音楽に打ち込み、本名や芸名の背景には家族とのつながりや個人的な想いが込められていることもわかりましたね。
年収については正式な発表こそありませんが、タレント活動に加えてブランド展開やSNS運用など、多方面での活躍を見れば、その規模の大きさにも納得される方も多いのではないでしょうか。
気になっていた疑問が少しでもクリアになったと感じていただけたなら幸いです。
今後もMatt Roseさんのさらなる活躍に注目しながら、新たな情報があれば引き続き追っていきたいと思います。




