「キャンディーズ」のメンバーとして一世を風靡した伊藤蘭さんと、ドラマ『相棒』でおなじみの俳優・水谷豊さん。
このビッグカップルの間に誕生した娘が、女優として注目を集めている趣里さんです。
実力派として着実にキャリアを重ねる趣里さんに関心を持つ方の中には、「伊藤蘭さんと水谷豊さんって再婚同士?」「どんなきっかけで結婚したの?」「豪邸って噂も聞くけど自宅は?」といった背景も気になるのではないでしょうか。
この記事では、お二人の馴れ初めや家族構成、現在の住まいにまつわる情報まで丁寧に解説しています。
家族の絆が感じられるエピソードも交えながら、その魅力に迫っていきますので、ぜひ最後までご覧ください。
伊藤蘭と水谷豊の子供は1人で女優の趣里
32歳、あきらめなくて良かった 朝ドラ「ブギウギ」主演に趣里さんhttps://t.co/xQ2z63wn7c
— 朝日新聞デジタル (@asahicom) October 17, 2022
「まさか自分がこんな日を迎えられるとは」
趣里さんは、4度目の挑戦で夢をかなえました。
父は俳優の水谷豊で、母は伊藤蘭。
芸能一家で、華やかな人生のようにみえますが、思わぬ挫折も味わいました。 pic.twitter.com/GRvSZYbCvb
伊藤蘭さんと水谷豊さん夫妻の間には、お子さんが1人いらっしゃいます。
名前は趣里さんで、現在は実力派の女優として高い評価を受けています。
「二世女優」という肩書き以上に、繊細な演技力と独自の存在感で注目を集めている存在です。
趣里さんは4歳からクラシックバレエを習い始め、当初はバレリーナを目指して本格的にレッスンを重ねていたそうです。
中学卒業後には単身イギリスへ留学し、ロンドンのバレエスクールに通うなど、相当な本気度だったことがうかがえます。
しかし、アキレス腱の断裂という大きな怪我に見舞われ、バレエの道を断念。人生の大きな転機を迎えることになりました。
その後、日本に帰国した趣里さんは俳優養成所で演技を学び直し、2011年にTBSの特別ドラマ『3年B組金八先生ファイナル〜「最後の贈る言葉」4時間スペシャル』で女優としてデビューを果たします。
役者としての道を歩み始めた当初は、両親の名前に頼らず、地道に舞台経験を積むことを大切にしていたそうです。
親の七光りに甘えず、自らの力で認められたいという強い覚悟が感じられますよね。
女優として大きな飛躍を遂げたのは、2018年の主演映画『生きてるだけで、愛。』でした。
鬱病と不眠を抱えながら生きる女性という難役に挑み、観る者の心を揺さぶる圧倒的な演技で高い評価を獲得。
同作では、第33回高崎映画祭の最優秀主演女優賞をはじめ、複数の映画賞を受賞するなど、一気に「演技派女優」としての地位を確立しました。
さらに、2023年にはNHK連続テレビ小説『ブギウギ』のヒロイン・花田鈴子役に抜擢。
実在した戦後のスター歌手・笠置シヅ子さんをモデルにした役柄で、歌やダンスの要素も含む大役でしたが、趣里さんは持ち前の表現力と身体感覚を活かして堂々と演じきりました。
民放ドラマや映画とは異なる朝ドラという舞台での起用は、女優としての信頼と実力を裏付けるものと言えるでしょう。
ここまでのキャリアを振り返ると、親の名前に負けない確かな実力と、逆境を乗り越える強さが光ります。
趣里さんは「自分の言葉と感情で生きた役を届けたい」という思いを軸に、一つひとつの役柄と真摯に向き合っている印象がありますね。
両親である伊藤蘭さんや水谷豊さんの背中を見て育ったからこそ、芸能界という厳しい世界でブレない芯を持っているのかもしれません。
これからも趣里さんの挑戦は続いていくことでしょう。ドラマや映画だけでなく、舞台やナレーションなど活躍の場がますます広がる可能性もあります。
次はどんな作品で心を動かしてくれるのか、今後の展開にも注目が集まっています。
伊藤蘭は趣里が女優になることを反対していた?
趣里さんが女優として活躍する今、多くの人が気になるのが「両親は当初、芸能界入りをどう受け止めていたのか」という点ではないでしょうか。
実は趣里さんが女優を目指すにあたって、水谷豊さんと伊藤蘭さんの反応は対照的だったことが知られています。
趣里さんがまだ幼い頃、水谷豊さんは「芸能界には来てはいけない」と何度も言い聞かせていたそうです。
あるインタビューでは、その理由について「この世界にはどんな男がいるか分からないし、天国と地獄の両方を味わうことになる。だから、こっちに来ちゃダメだと伝えていた」と語られていました。
父親として、娘の将来を心配する気持ちは当然のことですよね。
華やかな世界の裏にある厳しさや、精神的な負荷の大きさを、俳優としての長年の経験から熟知していたからこその発言だったのだと思います。
一方で、伊藤蘭さんは趣里さんの女優志望を頭ごなしに否定することはなかったようです。
趣里さんは大学時代に伊藤蘭さんが出演していた舞台を観たことがきっかけで、演技の魅力に惹かれるようになったといわれています。
その想いを最初に打ち明けたのは、父ではなく母である伊藤蘭さんだったそうです。
実際に芝居の現場を目の当たりにし、自分も舞台に立ってみたいという情熱が芽生えたことが想像できますね。
水谷豊さんにはしばらく内緒で演技の勉強を始めたというエピソードからも、趣里さんの本気度が伝わってきます。
両親が有名人であることを活かすのではなく、自分の意志と努力で道を切り拓いていこうとする姿勢には、好感を持つ方も多いのではないでしょうか。
後に水谷豊さんも、娘の演技を見て「役者として自分の道を歩んでいる」と納得されたようで、現在では趣里さんの活躍を温かく見守っているといわれています。
初めは反対していたからこそ、今の活躍に対する喜びもひとしおなのかもしれません。
このように、趣里さんが女優の道を歩むまでには、両親との間に深いやりとりがあったことがわかります。
反対されたことで一度は迷いながらも、自分の意志で進んできた背景には、家族の信頼関係と見えない支えがあったのかもしれませんね。
表舞台だけでなく、こうした裏側のストーリーを知ると、作品に込められた思いにもより深く共感できるのではないでしょうか。
趣里のバレエの実績がすごい!出身大学や親との関係などについても調査!
伊藤蘭の旦那は水谷豊で再婚だった
水谷豊、本日発売の自伝で初めて自身の半生振り返る 妻・伊藤蘭や娘・趣里への思いもhttps://t.co/xQ3fywFwun pic.twitter.com/7bs7UagibC
— ステージナタリー (@stage_natalie) July 13, 2023
伊藤蘭さんの旦那さんは、俳優の水谷豊さんです。
水谷豊さんは、12歳の時に演劇に興味を持ち劇団ひまわりへ入団、1968年に『バンパイヤ』のオーディションを受け俳優デビュー、1970年には『その人は女教師』で映画デビューしました。
1977年には「はーばーらいと」で歌手デビュー、『熱中時代・刑事編』主題歌の「カリフォルニア・コネクション」で話題を集めました。
『傷だらけの天使』、 『オレの愛妻物語』 、『熱中時代』シリーズ 、 『事件記者チャボ!』 、『相棒』シリーズなど多くの作品に出演し、2017年には主演映画『TAP THE LAST SHOW』で監督デビューもp果たしています。
1982年には『熱中時代・刑事編』で共演したミッキー・マッケンジーさんと結婚するも、1986年5月に離婚が成立、その後伊藤蘭さんと再婚しました。
伊藤蘭と水谷豊は馴れ初め
水谷豊さんと伊藤蘭さんもそうなんですよ。 pic.twitter.com/OFYorN9YEe
— チルハさん(本名は違うからな) (@kurehamomo2853) May 20, 2021
水谷豊さんは、元々「キャンディーズ」の頃から伊藤蘭さんのファンだったそうです。
『週刊平凡』の表紙の撮影で初めて伊藤蘭さんと会うも、あまり話が出来ずその場は終わってしまいました。
その後ドラマ『あんちゃん』で共演したものの、この時は水谷豊さんが結婚していたことから二人は「いい共演者、いいお友達」止まりでした。
しかししばらくしてから水谷豊さんが離婚したことで二人が急接近、約2年半の交際を経て、水谷豊さんの「一緒に住まないか」というプロポーズでゴールインしました。
伊藤蘭の自宅
伊藤蘭さんの自宅については、明確な住所や詳細な場所は公表されていません。
これは芸能人としてのプライバシーや安全面への配慮から当然の対応といえるでしょう。
ただし、過去の報道やファンの間での情報などを総合すると、おおよそのエリアに関する推測はいくつか挙がっています。
かつて週刊誌や一部ネット記事では、伊藤蘭さんと水谷豊さんが「東京都世田谷区内の一軒家に住んでいる」という話が取り上げられたことがあります。
世田谷区といえば、芸能人が多く住むエリアとしても知られており、落ち着いた住宅街が広がる環境の良さが魅力ですよね。
セキュリティ面も配慮された邸宅が多く、プライバシーを重視する著名人にとって理想的なロケーションといえます。
また、水谷豊さんは長年テレビ朝日の人気ドラマ『相棒』シリーズに出演されており、制作の拠点も東京にあります。
伊藤蘭さん自身も舞台や音楽活動を都内中心に行っていることを考えると、現在も生活の基盤は東京都内に置かれている可能性が高いと考えられます。
特に仕事へのアクセスや周囲の利便性を考慮すると、都心への移動がしやすい場所に住まれている可能性が高いかもしれませんね。
一方で、インテリアや自宅内の様子に関する情報はほとんど出回っていません。
SNSでの発信も控えめな伊藤蘭さんは、プライベートな空間をあえて公にしないスタンスを保っているようです。
その姿勢には、芸能活動と私生活をきっちり分けて大切にしている印象を受けます。
なお、2023年放送のNHK朝ドラ『ブギウギ』で趣里さんが主演を務めた際、水谷豊さんが撮影現場を訪れたというエピソードがありました。
このような親子関係の様子からも、家族での交流が今も続いていることがうかがえます。
趣里さんが都内で活動していることから、家族が距離的に近い場所で暮らしている可能性も十分にあるでしょう。
伊藤蘭さんの住まいについては、あくまでも公にされていない情報が多いため、確定的なことは言えませんが、芸能活動の拠点や過去の報道を踏まえると、「東京都内の閑静な住宅街にある一戸建てに暮らしている」という見方が有力です。
プライベートを大切にする姿勢や、ご家族との穏やかな日常を思わせる背景を想像すると、親しみと同時にプロとしての矜持も感じられますね。
まとめ
女優として確かな地位を築いている趣里さんのルーツには、伊藤蘭さんと水谷豊さんという芸能界を代表するご夫婦の存在がありました。
若い頃は結婚願望がなかったと語る伊藤蘭さんですが、水谷豊さんとの出会いによって価値観が変わり、穏やかで信頼に満ちた家庭を築かれたようです。
再婚説や自宅の場所、馴れ初めなど気になる話題を通しても、おふたりの長年にわたる絆と、趣里さんへの深い愛情が垣間見えましたよね。
家庭と仕事をバランスよく両立されている姿に、共感や憧れを感じた方も多いのではないでしょうか。
今後もそれぞれの分野で活躍を続ける伊藤蘭さん・水谷豊さん、そして趣里さんの姿から目が離せません。
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