女優の岡田茉莉子さんは、映画監督の吉田喜重さんと1964年に結婚しました。
一度も夫婦喧嘩をしたことがなかったという二人は、何がきっかけで出会ったのでしょうか。
今回は、岡田茉莉子さんと吉田喜重さんの出会いや子供などについて調べてみました。
岡田茉莉子の自宅は豪邸?
岡田茉莉子さんの自宅の場所は、公開されていません。
ネット上では「東京都渋谷区にあるマンション」と噂されていました。
デビューから多くの作品に出演してきた岡田茉莉子さんですが、吉田喜重さんとの生活は一軒家の豪邸ではなくマンション暮らしだったようです。
岡田茉莉子の旦那は吉田喜重
岡田茉莉子&吉田喜重夫妻
— 銀幕スタア(邦画)TV出演情報 (@houganojidai) July 9, 2021
7/12(月) 徹子の部屋
〜共に88歳、“おうち時間”は2人でエアロビクス〜
結婚57年、今までに夫婦喧嘩は一度もなし。
1986年に出演した際のVTRでは、出会った頃の吉田監督の魅力を語る岡田さんが。https://t.co/xARFKhrrBo pic.twitter.com/uOtOJQVjux
岡田茉莉子さんの旦那さんは、映画監督の吉田喜重さんです。
吉田喜重さんは、1955年に松竹大船撮影所に入社し助監督を経て、1960年に『ろくでなし』で監督デビューしました。
その後は『秋津温泉』、『嵐を呼ぶ十八人』などの作品を手掛け、1966年に岡田茉莉子さんと独立プロダクションの「現代映画社」を設立しました。
1999年には著書『小津安二郎の反映画』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、2002年には監督作『鏡の女たち』が第55回カンヌ国際映画祭で特別招待作品として上映され、2003年のサンパウロ国際映画祭特別賞を岡田茉莉子さんとともに受賞しています。
そんな吉田喜重さんは、2022年12月8日に89歳の生涯を終えました。
前日まで元気だった吉田喜重さんでしたが、翌朝岡田茉莉子さんに「だるい」といったため救急車で病院に搬送、待合室で息を引き取ってしまったそうです。
死因は、肺炎でした。
岡田茉莉子さんは吉田喜重さんについて、「本当に彼は才能のある人で、すばらしい監督でした」を語っています。
岡田茉莉子と吉田喜重の馴れ初め
岡田茉莉子❤️吉田喜重の、ドイツでの挙式
— あちこ (@achiko_movie) January 26, 2023
花嫁のヴェールを持ってあげる、仲人の木下惠介監督 pic.twitter.com/LvxDTiOaqA
岡田茉莉子さんと吉田喜重さんの出会いは、映画『秋津温泉』でした。
岡田茉莉子さんが自身の映画出演100作記念作品『秋津温泉』をプロデュースする際、監督のオファーしたのが吉田喜重さんだったそうです。
吉田喜重さんはまだデビューして間もない頃でしたが、吉田喜重さんのデビュー作を観た岡田茉莉子さんはその才能に惚れ込んでいました。
そして『秋津温泉』の受賞記念パーティーで、岡田茉莉子さんが引退を決意していることを吉田喜重さんに話したところ、吉田喜重さんは「あなたの青春を捧げた女優としての10年が勿体無いと思いませんか」と諭し、岡田茉莉子さんは女優を続けることを決意しました。
その後は二人で時間を作って会うようになり、吉田喜重さんが『嵐を呼ぶ十八人』を撮り終えた直後「これからも私と一緒に歩いてくれませんか」というプロポーズでゴールインしました。
岡田茉莉子の子供は息子?
岡田茉莉子
— 銀幕スタア(邦画)TV出演情報 (@houganojidai) October 27, 2023
11/3(金) 徹子の部屋
〜昨年12月に夫の吉田喜重監督を亡くし
どこへ行くにも一緒、公私共に二人三脚で歩んだ二人。
寂しさが募る一方で、遺品などは元気だった時のまま定位置に置き朝に晩に会話している。夫の優しい性格は子供時代の育った環境にあるという。https://t.co/CMllJ2LMBH pic.twitter.com/mlyHATEqJE
岡田茉莉子さんと吉田喜重さんの間に子供はいません。
ネット上では「息子がいるのでは?」という噂が流れていますが、岡田茉莉子さんは未婚で出産したこともないため息子さんも誕生していません。
岡田茉莉子さんは吉田喜重さんに一度だけ「子供が欲しい」と話したことがあるそうですが、吉田喜重さんは多忙な方だったため授かることが出来なかったようです。
岡田茉莉子さんはインタビューで、「私たちの子供はいなかったけれど、二人で製作した11本の作品が子供のようなものです」と語っていました。
まとめ
結婚後はおしどり夫婦として知られていた岡田茉莉子さんと吉田喜重さんは、「一日でも長く一緒にいよう」と約束していたそうです。
そのため突然の別れに、岡田茉莉子さんは今も受け入れることが出来ないと明かしていました。
吉田喜重さんに会うことはもう出来ませんが、これからも岡田茉莉子さんらしく歩んでいってほしいと思います。