学生時代は野球に打ち込んでいたという俳優・林遣都さん。
その爽やかなルックスと確かな演技力で幅広い世代から支持を集めていますが、そもそも彼はどこの学校に通い、どのようなきっかけで芸能界入りを果たしたのでしょうか？
また、本名や所属事務所など、これまで語られてきたプロフィールの裏側も気になるところです。
今回は、林遣都さんの出身校やデビューの経緯をはじめ、性格や年収といったプライベートな一面にも触れながら、その人物像に迫ってみました。
林遣都の学歴
林遣都さんが通っていた学校について調べてみました。
林遣都の出身小学校
林遣都さんは、滋賀県大津市にある公立校・大津市立逢坂小学校の出身です。
幼い頃からスポーツが好きで、特に野球に熱中していたようです。
地元では活発な少年として知られ、小学校時代にはすでにその集中力や負けず嫌いな一面が垣間見えていたといいます。
野球を始めたのもこの頃で、友人や指導者からもその真面目さが印象に残っていたというエピソードも。
芸能界入りのきっかけとなるスカウトは中学生時代ですが、基礎的な体力やチームプレーの素地は、この小学校時代の経験から育まれていたのかもしれません。
林遣都の出身中学
小学校卒業後、林遣都さんは滋賀県大津市にある大津市立打出中学校へと進学しました。
中学時代も引き続き野球部に所属し、仲間とともに白球を追いかける日々を送っていたそうです。
野球の練習に励みながらも学業をおろそかにすることはなく、特に英語の成績が優秀で、学年トップになったこともあるといいます。
文武両道を地で行くタイプだったようで、クラスメイトや先生からの信頼も厚かったとのこと。
この時期に培われたバランス感覚や責任感が、後の俳優としての着実な歩みにもつながっているのかもしれません。
なお、芸能界入りのきっかけとなるスカウトは、この中学在学中に東京駅の新幹線ホームで受けたもので、人生の転機が訪れたのもこの時期でした。
林遣都の出身高校
中学校卒業後、林遣都さんは滋賀県大津市にある私立の比叡山高等学校に進学しました。
仏教系の学校として知られ、当時の偏差値は48前後。
学業と部活動の両立を重視する校風の中、林さんはすでに俳優としての活動をスタートしており、高校生にして映画やドラマに出演していたため、学校内では一目置かれる存在だったようです。
しかし、芸能活動による注目や特別視される空気に戸惑い、「居場所がない」と感じてしまった時期もあったそうです。
周囲との距離感に悩み、学校に通うのがつらくなったものの、「高校だけは卒業しておいてほしい」という両親の言葉に背中を押され、最後まで通学を続けて卒業を果たしました。
俳優として多忙なスケジュールをこなす一方で、親の想いを大切にしながら地元での学生生活を全うした姿勢には、芯の強さが感じられます。
林遣都の出身大学
林遣都さんは高校卒業後、大学には進学せず、上京して本格的に芸能活動に専念する道を選びました。
すでに高校在学中から映画『バッテリー』での主演をはじめ、ドラマやCMでも注目を集めていたことから、大学進学よりも俳優としてのキャリアを優先した形です。
若くして演技力が評価されていたため、業界内でも将来を嘱望される存在でした。
進学しないことへの不安や迷いもあったかもしれませんが、芸能界一本で生きていくという決意を固め、実際にその後も着実にキャリアを重ねています。
地に足のついた選択と覚悟の強さが、今の多彩な活躍につながっているのではないでしょうか。
林遣都のプロフィールや経歴
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名前：林遣都
生年月日：1990年12月6日
出身地：滋賀県
血液型：O型
身長：173cm
所属事務所：スターダストプロモーション
林遣都さんは、中学3年生の時に東京駅の新幹線ホームでスカウトされたことをきっかけに芸能界入りを果たしました。
その後すぐに所属事務所のレッスンを経て、2007年に映画『バッテリー』で主演デビュー。
野球少年役としての自然体で繊細な演技が高く評価され、日本アカデミー賞新人俳優賞をはじめ、キネマ旬報ベスト・テン日本映画新人男優賞、高崎映画祭最優秀新人賞、日本映画批評家大賞最優秀新人賞など、数々の新人賞を受賞しました。
彗星のごとく現れた新星として注目を集め、その後も2008年に公開された『ちーちゃんは悠久の向こう』『DIVE!!』『ラブファイト』と、主演作が立て続けに公開され、若手実力派としての地位を確立していきます。
さらに2011年にはテレビドラマ『荒川アンダー ザ ブリッジ』で主演を務め、コミカルかつ独自の存在感で話題に。
そして2018年、テレビ朝日系ドラマ『おっさんずラブ』で田中圭さん演じる春田創一の相手役・牧凌太を熱演し、一躍全国的な注目を集めました。
繊細な感情表現と自然な演技力が多くの視聴者の心を掴み、俳優としての評価をさらに高める転機となった作品です。
以降も映画・ドラマを問わず多彩な役柄を演じ分ける柔軟さで、着実にキャリアを積み重ねています。
林遣都の本名
林遣都さんは、芸名ではなく本名で活動している俳優です。
「遣都（けんと）」という名前には少し珍しい印象を受ける人も多いかもしれませんが、この名前には両親の特別な想いが込められているそうです。
名前の由来については、公式には詳しく語られていませんが、一部では「大きな都に出て活躍してほしい」という願いが込められているとも言われています。
漢字の響きや字面も印象的で、俳優としても強く記憶に残る名前となっています。
本人もこの名前に誇りを持っており、本名で活動することで自身の原点を大切にしているのかもしれません。
林遣都の性格
林遣都さんは、業界内でも“物静かで控えめ”な人物として知られています。
本人もインタビューで「人づきあいが得意ではない」と語っており、繊細で感受性が豊かな分、周囲に気を使いすぎて悩み込んでしまうこともあるのだとか。
そうした内向的な一面は、役柄に深みを与える原動力にもなっており、観る人の心を打つ繊細な演技へとつながっているのかもしれません。
一方で、意外にも“ズボラ”な一面もあるようで、家族が自宅を訪ねた際には「部屋中に服やゴミが散乱していて、寝ている林さんを見つけられなかった」という微笑ましいエピソードも。
完璧すぎない人間味のある性格が、ファンからの親近感を集める理由の一つといえるでしょう。
表にはあまり出さないものの、誠実で柔らかな人柄が現場でも信頼される所以です。
林遣都の所属事務所
林遣都さんが所属しているのは、大手芸能事務所「スターダストプロモーション」です。
俳優・アーティスト・モデルなど幅広いジャンルのタレントが在籍する事務所として知られており、林さんはその中でも俳優部門を担当する「制作3部」に所属しています。
同じ部門には濱田岳さん、岡田将生さん、北村匠海さん、北川景子さんなど、実力と人気を兼ね備えた俳優陣が多数名を連ねており、林さんもその一員として確かな存在感を放っています。
事務所のバックアップ体制はもちろん、俳優としての個性や作品選びにおいても高い自由度があることから、自分のペースで地に足のついたキャリアを築けている印象です。
長年にわたって安定した活躍を続けている背景には、こうした事務所との信頼関係や環境の良さもあるのかもしれません。
林遣都の年収
林遣都さんの正確な年収は非公開のため明らかにされていませんが、これまでの活動実績を踏まえると、かなりの額にのぼると考えられます。
主演作だけでなく、脇役としても印象的な演技を重ねており、映画・ドラマ・舞台・CMと幅広く活躍していることから、出演料や契約収入の総額は数千万円台に達していても不思議ではありません。
特に『おっさんずラブ』以降は知名度が全国区に広がり、その後も話題作への出演が続いているため、近年の年収はさらに上昇している可能性も。
俳優業は作品単価や契約形態によって幅があるものの、安定した仕事量と業界での評価を考えると、堅実にキャリアを積み重ねてきた林さんの年収は、同世代の中でも上位に入る水準と見られています。
まとめ
中学時代にスカウトされ芸能界入りした林遣都さんは、映画『バッテリー』での鮮烈なデビュー以降、数々の新人賞を受賞し、早くから注目を集めてきました。
主演・脇役問わず役柄に深く入り込む演技力は、業界内でも高く評価されており、映像作品だけでなく舞台など活躍の場を広げ続けています。
控えめな性格ながらも、作品ごとに確かな存在感を放つ姿は、まさに実力派俳優そのもの。
これからもその誠実な姿勢と確かな表現力で、多くの人の心を動かし続けてくれることでしょう。