多くのドラマで存在感を放ち、「気づけば毎回どこかの作品に出ている」と言われる野間口徹さん。
穏やかな雰囲気の裏には、意外な学生時代や、教育熱心なお父さん・お母さんに囲まれた家庭環境があるんですよね。
たとえば、部活に励んだ頃の話や、大学で演劇と出会った瞬間など、振り返ってみると現在の名バイプレーヤーとしての魅力につながるエピソードばかり。
どんな道を歩んできて今の野間口徹さんがいるのか、経歴や学歴、ご家族のことまで順番にたどってみると、新たな一面が見えてくるはずです。
野間口徹の年収がすごい?
野間口徹さんの年収は公表されていませんが、連続ドラマや映画、さらにバラエティ番組やCMにも多数出演していることを考えると、かなり高水準だと考えられます。
売れっ子バイプレーヤーは複数の作品に継続して起用されることで収入も安定しやすいため、野間口徹さんも少なくとも年収は数千万円クラスに達している可能性が高いでしょう。
野間口徹のプロフィールや経歴
C&K、野間口徹主演のNHK夜ドラ『VRおじさんの初恋』主題歌&挿入歌を書き下ろし – https://t.co/9Q0Mkj4PF1 #CK pic.twitter.com/NHglisJdRG
— エンタメOVO(オーヴォ)編集部 (@EntameOVO) March 25, 2024
名前:野間口徹
生年月日:1973年10月11日
出身地:福岡県
血液型:AB型
身長:172cm
所属事務所:ダックスープ
大学時代に舞台をきっかけに俳優の道へ踏み出した野間口徹さんは、もともと華やかな芸能コース出身というわけではなく、いわゆる“普通の大学生”から表現の世界に飛び込んだタイプです。
学生時代に演劇の楽しさに目覚め、そこで積み重ねた経験が、その後のキャリアの土台になっているんですよね。
1999年には、嶋村太一さんや竹井亮介さんらと一緒にコントユニット「親族代表」を結成し、年に数回のペースで公演を行うようになります。
テレビに出る前から、地道に舞台でコメディセンスや掛け合いの間合いを磨いてきたからこそ、現在の自然体で味のあるお芝居につながっていると言えそうです。
一方で、俳優としての覚悟もかなりストイックで、「30歳までにメディアの仕事が入らなければ辞めよう」と、自分の中で明確なラインを決めていたそうです。
そんな中、29歳のときにCMの仕事が入り始め、そのまま続ける決心がついたというエピソードも、野間口徹さんらしいギリギリのタイミングでしたね。
転機となったのが、2007年放送のドラマ『SP 警視庁警備部警護課第四係』への出演です。
この作品をきっかけに一気に注目度が高まり、「名前は知らなくても顔は必ず見たことがある俳優」と言われるほど、作品ごとに印象に残る役どころで存在感を放つようになります。
派手に前に出るタイプではないのに、気づくと記憶に残っている…そんなバイプレーヤーとしてのポジションを確立していきました。
そして近年はその“働きぶり”も話題です。
2023年には1クールのあいだに『それってパクリじゃないですか?』『合理的にあり得ない』『風間公親-教場0-』『ケイジとケンジ、時々ハンジ』『犬神家の一族』『あなたがしてくれなくても』と、複数の話題作に立て続けに出演。
視聴者からは「また出てる!」「野間口徹さん働きすぎ」とSNSで言われるほどで、その多忙ぶりと信頼度の高さがうかがえます。
大学時代の小さな舞台から、今や“名バイプレーヤー”として引っ張りだこになるまで、コツコツと積み上げてきたキャリアが、今の野間口徹さんを支えているのではないでしょうか。
野間口徹の本名
野間口徹さんは芸名を使わず、本名そのままで活動しています。
少し珍しい印象のある「野間口」という名字は、全国でもおよそ1700人ほどしかいないと言われていて、出会える確率がかなり低い名字なんですよね。
だからこそ、一度聞くと覚えやすく、俳優としての個性にも自然とつながっているように感じます。
本人の穏やかな雰囲気と相まって、名前からもどこか印象に残る存在なのではないでしょうか。
野間口徹の所属事務所
野間口徹さんが所属しているのは、個性派俳優が多く集まる「ダックスープ」という事務所です。
大手ほどの規模ではないものの、演技力に定評のある俳優さんたちがそろっていて、作品ごとにしっかり存在感を発揮するタイプのタレントが多い印象なんですよね。
所属メンバーには池谷のぶえさん、大津尋葵さん、廣川三憲さんなど、舞台やドラマで活躍する実力派が名を連ねています。
そんな環境の中で活動しているからこそ、野間口徹さんの“安定感のある芝居”がさらに磨かれていったのではないでしょうか。
個性を伸ばしやすい事務所で、自然体の魅力をそのまま生かしているように感じます。
野間口徹の学歴
野間口徹さんがどんな学生時代を過ごしてきたのかをたどっていくと、今の穏やかな雰囲気や、じわっと心に残るお芝居の背景が少し見えてきますよね。
小学校から大学までの歩みの中で、部活動やアルバイト、ちょっとした寄り道も含めて、今の「名バイプレーヤー」につながるエピソードがいくつもあります。
ここからは、そんな野間口徹さんの学歴について、順番に紹介していきます。
野間口徹の出身小学校
野間口徹さんが通っていた小学校名は明かされていないものの、当時は水泳に夢中になっていた時期だったそうです。
毎日のようにプールに通い、コツコツと練習を続けるタイプだったようで、この頃に身についた粘り強さは、その後の俳優人生にも自然とつながっているのかもしれませんね。
明るい話題が多い野間口徹さんですが、こんなふうに努力を積み重ねる幼少期を過ごしていたと思うと、今の落ち着いた雰囲気にも納得してしまいます。
野間口徹の出身中学
小学校を卒業したあと、野間口徹さんは北九州市立永犬丸中学校へ進学します。
環境が変わっても、水泳への情熱はそのまま。
中学でも変わらずプールに通い続けていたそうで、コツコツ積み重ねる姿勢がこの頃からしっかり根付いていたように感じますよね。
大きく目立つタイプではなくても、自分のペースで努力を続けるところが、今の落ち着いた存在感にもつながっているのではないでしょうか。
野間口徹の出身高校
中学を卒業した野間口徹さんは、福岡県立北筑高等学校へ進学します。
偏差値58の進学校で、落ち着いた学習環境の中で学生生活を送っていたようです。
高校に入ってからはまずラグビー部に入り、1年間しっかり汗を流していたのが意外といえば意外ですよね。
その後は自分の興味に素直に動くように漫画研究部へ移り、文武どちらも経験した高校時代になっています。
気になるものを試しながら、自分のペースで学生生活を楽しんでいた様子が伝わってくるエピソードです。
野間口徹の出身大学
高校を卒業した野間口徹さんは、自然豊かな環境に囲まれた信州大学へ進学し、農学部で学びました。
偏差値は53ほどで、専門的な実習も多い学部ということもあり、のびのびと過ごせる大学生活だったのではないでしょうか。
ただ、大学生活が最初から順調だったわけではありません。
山岳部に入ろうと参加した新歓コンパでは、先輩たちの勢いあるテンションについていけず、思わず途中でフェードアウトしてしまったそうで、その結果、なんと上半期で留年が決定するという大胆なスタートに。
ちょっと不器用で、でもどこか人間味のあるエピソードですよね。
さらに、山間の温泉ホテルで布団敷きのアルバイトをしていた時期もあり、とにかく真面目に働きすぎたため、古株のおじさんやおばさん達から「そんなに頑張らなくていいよ」「かえって迷惑だよ」と言われてしまうほど。
手を抜けない性格というか、求められた以上に動いてしまう素直さがにじみ出ています。
学生生活の中でのこうした経験が、今の野間口徹さんの誠実さや現場での信頼につながっているのかもしれませんね。
野間口徹の実家や生い立ち
1973年10月11日に福岡県北九州市で生まれた野間口徹さんは、教育関係のお父さんとお母さんのもとで育ちました。
親戚にも同じ職業の方が多かったこともあり、家庭のルールはかなりきちんとしていて、テレビの視聴にも厳しい制限があったそうです。
そんな環境の中で育ったことも影響してか、幼い頃はどちらかというと控えめで内向的なタイプだったようですね。
転機が訪れたのは大学3年生の頃。
友人に誘われて初めて学生演劇を観た際、舞台に立っていた先輩がとても魅力的で、「あの人のそばで何か手伝いたい」という気持ちから演劇部に入部します。
当初は裏方のつもりだったものの、人手不足でそのまま役者として舞台に立つことになり、思いがけずそこで大きく褒められたことで「自分でも演じることができるのかも」と感じ始めたそうです。
そして大学卒業の頃、俳優を本気で目指すかどうか悩んだ末に、お父さんとお母さんに「30歳までにメディアの仕事ができなかったら諦める」という条件を出し、役者への道に踏み出すことを決めます。
この覚悟があったからこそ、その後の地道な努力やブレイクにつながっていったのでしょうね。
野間口徹の父親
野間口徹さんのお父さんは一般の方で、中学校の教師として働いていたそうです。
教育にしっかり向き合うお仕事柄、家庭でも学びに対する姿勢を大切にされていたようで、野間口徹さんが育った環境の“きちんとした雰囲気”はお父さんの影響が大きいのかもしれませんね。
名前や写真などは公開されていませんが、まじめで落ち着いた家庭像が自然と想像できる存在です。
野間口徹の母親
野間口徹さんのお母さんも一般の方で、職業は保育士として働いていたそうです。
子どもと向き合うお仕事ならではの温かさや、きちんとした生活リズムを大切にする雰囲気が家庭にも自然と流れていたのではないでしょうか。
詳しい情報は公表されていませんが、野間口徹さんの柔らかい物腰や誠実さには、お母さんの影響もそっと息づいているように感じます。
野間口徹の兄弟や姉妹
野間口徹さんには、1歳年上のお姉さんがいます。
とてもしっかりした方のようで、現在は大学教授として活躍されているそうです。
一般の方のため詳しいプロフィールまでは明かされていないものの、学問の道に進んだ努力家というところは、どこか野間口徹さんと通じるものがありますよね。
落ち着いた家庭で育ったきょうだいらしい雰囲気が伝わってきます。
まとめ
野間口徹さんは、もともと教師を目指していたものの、大学時代に出会った演劇がきっかけで役者の道へと舵を切りました。
厳格な教育家庭で育ち、水泳やラグビー、アルバイトなどを通してコツコツ努力を積み重ねてきた背景があるからこそ、今の落ち着いた佇まいや、作品の中でふと心に残る演技につながっているのかもしれませんね。
脇役でありながら物語をグッと引き締める「名バイプレーヤー」として、多くの視聴者に愛されている野間口徹さん。
これからもドラマや映画のなかで、どんな表情を見せてくれるのか、楽しみに追いかけていきたいところです。
