美しい背泳ぎのフォームが世界一とも言われた入江陵介さんは、2024年に現役を引退しました。
オリンピックには4大会連続で出場していましたが、引退を決断した理由は何だったのでしょうか。
今回は、入江陵介さんの経歴や出身学校、引退について調べてみました。
入江陵介が引退した理由
私、入江陵介は引退を決意しました。
— 入江陵介 Ryosuke Irie (@ryosuke_irie) April 3, 2024
これまで本当に長く温かく応援をしてくださった皆様、ありがとうございました。 pic.twitter.com/wC98W38aDN
2024年4月3日、入江陵介さんは現役引退を発表しました。
その理由は「2024年7月から開催されるパリオリンピックへの出場を逃したから」です。
引退会見では「高校2年生から18年間、日本代表として戦うことができて本当に幸せだった」と明かしました。
入江陵介の引退後の活動は?
入江陵介さんは、引退後について「幅広く活動したい」と語っています。
現役は引退したものの水泳が出来る身体ではあるため、今後は後進育成をはじめジュニアからシニア層まで「水と触れ合う楽しさを伝えたいのだそうです。
また大学院への進学や、思惟歳頃からの夢であるアナウンサーの道も考えていると話していました。
入江陵介の学歴
入江陵介さんが通っていた学校について調べてみました。
入江陵介の出身小学校
入江陵介さんは、大阪市立天王寺小学校出身です。
2年生の時に地元のスイミングスクールからイトマンスイミングスクールの選手コースに入りました。
ただ入った当初は、年下にも負けるくらいの通用しないレベルだったそうです。
入江陵介の出身中学
小学校卒業後は、大阪市立天王寺中学校に進学しました。
元々クロールをやっていた入江陵介さんでしたが、中学の時に本格的に背泳ぎに転向しました。
3年生の時は100メートルと200メートルの背泳ぎ 2種目で当時の日本中学記録を樹立しています。
入江陵介の出身高校
中学校卒業後は、近畿大学附属高等学校に進学しました。
偏差値は、63~71です。
高校時代の成績は常にトップクラスで、3年間オール5の成績でした。
水泳でも1年生の時に高校総体の200メートル背泳ぎで優勝、2006年の日本選手権では200メートル背泳ぎで当時の日本高校新記録を樹立、ドーハで行われたアジア大会でも男子200メートル背泳ぎで優勝しています。
2007年の「KONAMI OPEN 2007」では男子200メートル背泳ぎで当時の日本高校新記録を樹立し、日本選手権で200メートル背泳ぎを当時の高校新記録で初優勝、400メートルメドレーリレーでは第一泳者として男子100メートル背泳ぎの当時の高校新記録になりました。
「KONAMI OPEN 2008」でも男子200メートル背泳ぎで自身初の当時のアジア・日本新記録を作りました。
入江陵介の出身大学
高校卒業後は、近畿大学に進学しました。
入江陵介さんは法学部に進学、偏差値は55です。
2008年には日本選手権水泳競技大会男子200メートル背泳ぎで派遣標準記録を突破して優勝し北京オリンピックへの出場が内定、ジャパンオープン男子200メートル背泳ぎで「KONAMI OPEN 2008」で樹立した当時アジア・日本新記録を更新しています。
北京オリンピック男子200メートル背泳ぎでは5位入賞を果たし、短水路ワールドカップ200メートル背泳ぎで3連勝、全てのレースで日本記録を更新しています。
2009年の「KONAMI OPEN 2009」でも男子200メートル背泳ぎで二年連続の当時のアジア・日本新記録を、2009ジャパンオープン男子200メートル背泳ぎの当時の短水路日本新記録を樹立しました。
日本選手権の200メートル背泳ぎでは自身の持つ当時の日本新記録を更新、世界水泳選手権の200メートル背泳ぎで日豪対抗の記録を上回る日本新記録を樹立し銀メダルを獲得しました。
2010年のパンパシフィック選手権の200メートル背泳ぎでも銅メダル、アジア競技大会の50メートル背泳ぎで銀メダル、100・200メートル背泳ぎと400メートルメドレーリレーで金メダル、2011年の世界水泳選手権の100メートル背泳ぎで銅メダル、200メートル背泳ぎで銀メダルを獲得しています。
入江陵介の年収がすごい?
入江陵介さんの年収は公表されていません。
水泳選手としての活動だけではなく、メディア出演なども現役時代から行っていたため年収は1000万円越えではないかと言われています。
入江陵介の名言
入江陵介さんは、現役時代から数々の名言を残しています。
・本当にポジティブになりたいのであれば、ネガティブな自分を受け入れることです。そして、そのままの自分で歩き続けることだと思います
・「もう限界だ」と思っているところよりも、本当の限界は先にあり、それはどんどん延ばしていけるのだと確信しています。
・27人のリレーはまだ終わらない
今後もどんな名言が生まれるのか、楽しみですね。
入江陵介のプロフィールや経歴
㊗️発売日!
— 入江陵介 Ryosuke Irie (@ryosuke_irie) September 18, 2020
「それでも。僕は泳ぎ続ける。」
感想お待ちしております🙇♂️
今日20:00頃からインスタライブします! pic.twitter.com/pxYywUUKsY
名前:入江陵介
生年月日:1990年1月24日
出身地:大阪府
血液型:A型
身長:178cm
所属事務所:アミューズ
大学卒業後の2012年4月に入江陵介さんはロンドンオリンピックの出場が決定、オリンピック本番では男子100メートル背泳ぎで銅メダル、男子200メートル背泳ぎで銀メダル、400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得しました。
2013年の世界選手権では400メートルメドレーリレーで銅メダル、パンパシフィック選手権では100メートル背泳ぎで金メダルを獲得、200メートル背泳ぎ・400メートルメドレーリレーで銀メダルを獲得しています。
さらに2014年のアジア競技大会の50メートル背泳ぎと400メートルメドレーリレーで銀メダル、100・200メートル背泳ぎで金メダルを獲得、世界短水路選手権の100メートル背泳ぎで銅メダルを獲得、200メートル背泳ぎでは短水路日本新、400メートルメドレーリレーでも短水路日本新記録を作りました。
2016年にはリオ五輪に出場したもののメダル獲得とはならず、2018年8月のパンパシフィック選手権で100m背泳ぎ・200m背泳ぎ・400mメドレーリレー・混合400mメドレーリレーで4つの銀メダルを獲得しました。
2020年東京オリンピックでは、競泳日本選手団の主将を務めました。
入江陵介の所属事務所
入江陵介さんは、「アミューズ」に所属しています。
2019年にパートナーシップ契約を締結しており、現役引退後も在籍しています。
入江陵介の性格
入江陵介さんは、「真面目過ぎる性格」と言われています。
本人もインタビューで「もとから考え込みやすい性格」と明かしていました。
まとめ
中学生の頃から記録を作ってきた入江陵介さんですが、オリンピックではなかなか個人の記録が上手く出せず、辛いと感じていたこともあったそうです。
現役を引退しても水泳に関わっていくことは変わらないそうなので、今後も入江陵介さんの活躍を応援していきたいと思います。