「千の風になって」で一躍ブレイクを果たしたテノール歌手の秋川雅史さん。
その力強くも澄んだ歌声は、どこか人柄や生い立ちにも通じるものがあるように感じられます。
そんな秋川雅史さんのルーツに注目が集まっていますが、実はお父さんも声楽家として知られ、音楽一家に育ったことをご存じでしょうか?
兄弟やお母さんなど、家族との関係性にも興味がわいてきますよね。
今回は、秋川雅史さんの実家の場所や、声楽家であるお父さん・秋川暢宏さんとのエピソード、さらには兄弟やお母さんとのつながりなど、家族構成について詳しく掘り下げてみました。
秋川雅史はハーフではない!
秋川雅史さんはハーフではありません。
ご両親ともに日本人で、愛媛県西条市で生まれ育った純粋な日本人です。
ただ、はっきりした目鼻立ちや、すっと通った鼻筋、舞台映えする雰囲気から「ハーフっぽい」と感じた方も多いのかもしれませんね。
SNSやネット検索でも「秋川雅史 ハーフ」といったキーワードが出てくることがありますが、それはあくまで外見の印象によるもの。
実際には、地元・愛媛でのびのび育ち、音楽一家であるご家族の中で、自然に声楽の世界に惹かれていった方なんです。
とくにお父さんは声楽家の秋川暢宏さんで、高校の音楽教師をしながら演奏活動や合唱指導もしていた方。
そんなお父さんの影響もあって、秋川雅史さん自身も音楽の道へ進んだそうです。
お母さんやお兄さんとのエピソードからも、地元でのあたたかな家庭の雰囲気が伝わってきますよね。
見た目の印象だけでハーフと勘違いされることはあるかもしれませんが、実際は生粋の日本人。
今後さらに世界で活躍する場面が増えれば、ますますその雰囲気に惹かれる人が増えそうです。
秋川雅史の兄弟は兄が一人いる
秋川雅史さんには、2歳年上のお兄さんがいます。少年時代から対照的な性格だったようで、秋川さんが自由奔放で個性を発揮していた一方、お兄さんはきちんとした優等生タイプとして知られていたそうです。
兄弟間の仲は良好だったといわれており、秋川さんが音楽の道を歩んだ背景には、そうした家庭内のバランスや、兄という存在の影響も少なからずあったのかもしれません。
お兄さんは一般の方で、芸能活動や音楽関係の仕事には就いておらず、名前や職業などの詳細なプロフィールは公表されていません。
ただ、インタビューなどで秋川さんが「兄は音楽とは無縁の道に進んだ」と語っていたことから、芸術方面とは異なる分野で活躍されていると見られます。
家庭内に音楽一家の空気があったにもかかわらず、あえて別の道を選んだ兄の姿は、秋川さんにとっても一種の刺激や支えとなっていたのではないでしょうか。
現在も兄弟のプライベートな関係について詳しく語られることは少ないものの、音楽番組などで家族の話が出る場面では、お兄さんへの敬意をにじませるような言葉が聞かれることもあります。
メディアに出ることなく自身の人生を築き上げている兄の姿勢が、秋川さんの人柄にも影響を与えていると感じさせられます。
秋川雅史の父親は声楽家の秋川暢宏
~声楽を志して60年~ 秋川暢宏先生のテノールコンサート チケット好評販売中♪ pic.twitter.com/zRuy2BadUr
— 西条市総合文化会館 (@saijobunka) February 24, 2018
秋川雅史さんのお父さんは、声楽家としても知られる秋川暢宏さんです。
地元・愛媛の西条高校を卒業したあと、愛媛大学の教育学部へ進学し、当初は英語の先生になろうと考えていたそうですが、やっぱり子どもの頃から大好きだった音楽への思いが強く、最終的には声楽の道へ進むことを決めたんだとか。
とはいえ、当時は「音楽で食べていけるわけがない」とご両親から猛反対を受けたこともあったそうです。
それでも気持ちを曲げずに、音楽への情熱を貫いた姿勢は、本当にすごいですよね。
大学を卒業してからは、愛媛県内の高校で音楽の先生として働きながら、声楽家としても活動。リサイタルや演奏会を開いたり、地元の合唱団を指導したりと、教育と演奏の両面で長年活躍されてきました。
学校の授業にとどまらず、地域の人たちとも積極的に関わっていたようで、音楽を通じたつながりをとても大切にしていた方のようです。
秋川雅史さんも、そんなお父さんの背中を見て育った一人。過去のインタビューでは、「お父さんがもし英語教師になっていたら、今の僕はなかったと思う。
情熱を持って道を切り開いてくれたおかげで、自分も音楽を選べた」と語っています。
身近にそんなお手本がいたからこそ、今の秋川さんがあるのかもしれませんね。
現在も秋川暢宏さんは、地元でコンサート活動や合唱指導を続けているとのこと。
親子二代にわたって音楽に情熱を注ぎ続けるその姿勢には、多くの人が心を動かされているようです。
秋川雅史の実家
調布FM83.8MHz MusicBunker★Z
— KAOミュージカルアカデミー (@kaomusical) July 14, 2016
MCの若村です。
7/21(木)20:00-20:30
秋川雅史さんをゲストにお迎え。インタビューやコンサート前の様子などお楽しみ下さい。アプリはListenRadio#秋川雅史 pic.twitter.com/MpnETNJ9rD
秋川雅史さんは、四国・愛媛県の西条市で生まれ育ちました。水がきれいで自然も豊かな場所として知られていて、のびのびとした空気の中で幼少期を過ごされたようです。
小さい頃から歌が得意で、地元では「将来が楽しみな子」として知られていたというエピソードもあるそうですよ。
実家の正確な場所までは公表されていないためわかっていませんが、高校を卒業するまでは西条市の実家で暮らしていたようです。
大学進学と同時に上京し、そこから本格的に声楽の道を歩み始めたそうですが、地元への思いは今も強いようで、テレビやインタビューなどで「西条での暮らしが自分の原点」と話すこともあります。
また、西条市といえば秋祭りで知られる“だんじり”の町でもあり、秋川さん自身も子どもの頃に参加していたとのこと。
そんな地域の行事や家族との時間が、今の表現力や舞台での情熱につながっているのかもしれませんね。
音楽の才能だけでなく、地元に育てられた感性や人とのつながりが、秋川雅史さんの魅力をより深く支えているように感じられます。
秋川雅史の生い立ち
【 #今日は何の日 🗓️】
— おとなのおと(テイチクNEWS) (@teichiku_otona) October 10, 2022
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📢#秋川雅史 Birthday🎂
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今日は #千の風になって のテノール歌手・秋川雅史の誕生日✨
彫刻家としても話題ですが、秋川さんといえば毎年参加している地元愛媛の #西条祭り 🐉
目玉の「川入り」は10月16日です💪
🟧秋川雅史プレイリストhttps://t.co/oSFmdXdPAP pic.twitter.com/UFTxWUVI7H
1967年10月11日に誕生した秋川雅史さんは、幼稚園に入るまでは凄くおっとりした性格で、手のかからない子供だったそうです。
しかしやんちゃな友達が出来たことで変わり始め、小学校、中学校、高校時代もやんちゃでした。
そんな秋川雅史さんはお父さんが音楽家ということもあり幼稚園児だった4歳からヴァイオリンを始めたものの、当時は嫌々でした。
時は流れ中学3年生の時、在籍していた学校の合唱部が混声合唱部になることから当時の音楽の先生が「声楽家・秋川先生の息子だから絶対歌えるだろう!」と秋川雅史さんを強引にスカウト、このことをきっかけにヴァイオリンから歌の世界に入りました。
合唱部ですっかり歌の魅力にハマった秋川雅史さんは「高校卒業したら東京の音楽大学に行こう」と決め、高校卒業後は国立音楽大学に進学しています。
秋川雅史の母親
秋川雅史さんのお母さんの名前は、秋川苗(さなえ)さんといいます。
秋川さんが子どもの頃は、少しやんちゃで勉強よりも外で遊ぶタイプだったようで、お母さんとしては「もうちょっと勉強してくれたら…」という思いもあったようです。
けれども、お父さんである秋川暢宏さんが「放っておけばそのうち自分でやるようになる」と声をかけていたこともあり、塾に通わせるような厳しい教育はされなかったそうです。
実際、秋川さん自身も過去のインタビューで「勉強はあまり得意じゃなかったけど、音楽だけは夢中で取り組めた」と語っていて、無理に勉強一辺倒にさせず、子どもの個性を大切に見守ってくれたご両親の存在がうかがえます。
とくにお母さんは、表に出ることは少ないものの、家の中でしっかりと家族を支えてきた存在で、秋川さんにとっても心の拠りどころだったのではないでしょうか。
また、地元・西条市で暮らしていたころは、音楽の道に進もうとする秋川さんを家族全体であたたかく支えていたそうで、その中心にはお母さんの柔らかいまなざしがあったと想像できます。
現在も公の場に出ることはほとんどありませんが、息子の活躍を陰ながら見守っている姿が目に浮かびますね。
まとめ
秋川雅史さんは、声楽家であるお父さん・秋川暢宏さんの背中を見て育ち、音楽の道を志すようになったそうです。
地元・愛媛県西条市で、家族にあたたかく見守られながら過ごした幼少期や、個性を大切にしてくれたお母さんとのエピソードからは、ご家族の深い愛情が伝わってきましたね。
2歳年上のお兄さんも含め、芸能界とは距離を置きつつ、それぞれの場所で自分らしく生きている様子がうかがえます。
家族とのつながりや故郷への思いを大切にしながら、音楽を通じて人の心を動かし続ける秋川雅史さん。
その姿に、温かな家庭の影響を感じた方も多いのではないでしょうか。
これからのご活躍も、静かに支え続けるご家族の存在とともに、ますます楽しみですね。
