川中美幸さんは、長年にわたり演歌界で活躍してきた大御所歌手です。
そんな川中美幸さんの生い立ちや家庭環境は非常に苦労の多いものでした。
今回は、川中美幸さんの実家や幼少期の苦労、家族について詳しく調べてみました。
川中美幸の実家はお好み焼き屋?
川中美幸さんは、鳥取県米子市で生まれました。
そして3歳の頃に大阪府吹田市に引っ越しました。
鳥取県で暮らしていた頃は裕福だったものの、大阪に引っ越してすぐお父さんが指揮帯運転で事故を起こし、保険が1日違いで切れていたため莫大な借金を抱えることになってしまったそうです。
両親がすでに亡くなっているため、実家と言える場所はもう残っていないようですね。
川中美幸さんの実家は、大阪府にあるお好み焼き屋でした。
川中美幸さんは幼少期から、家族を支えるためにお母さんが営むお好み焼き屋で手伝いをしていたことが知られています。
川中美幸さんが音楽の道を志したのも、家計を助けるために地元のカラオケ大会に参加するようになったことがきっかけでした。
デビュー前の一時期は、歌手活動を諦めて実家のお好み焼き屋で働いていた時期もありました。
川中美幸のお好み焼き屋はどこ?吹田や町田にも出店していた?
住所:東京都渋谷区宇田川町34-6 M&Iビル4A
営業時間:月・火・水・木・金・土、17:00 – 23:30(L.O. 料理22:45 ドリンク23:00)
定休日:日・祝日、年末年始・お盆期間
川中美幸さんが経営するお好み焼き屋『かわなか』は渋谷にあります。
川中美幸さんの実家のお好み焼き屋は、特に大阪府吹田市にあったと言われています。
お母さんが大阪で開業し、家族を養うために苦労していました。
また、川中美幸さん自身が結婚後に東京都町田市に自宅を構え、母親を呼び寄せて一緒に住んでいたことが知られています。
実際に町田でもお好み焼き屋「かわなか」をオープンして、繁盛していたそうです。
調べてみたところ、現在町田のお店の情報は出てこないため、閉店していると思われます。
川中美幸の生い立ちが壮絶な貧乏生活だった
川中美幸さんの1987年のカレンダーです。
— 松島レトロ館 (@m_ryokairen) April 21, 2015
よく見ると、4月29日が天皇誕生日になっていて、7月と12月は祝日がまだありません∑(゚Д゚)
昔は休みが少なかったんですね〜 pic.twitter.com/G0KwXpigIq
川中美幸さんの幼少期は、貧しい家庭環境で育ちました。
お父さんが起こした交通事故で生活が苦しくなり、その後、大阪に移住し、母親が一家を支えるためにお好み焼き屋を始めました。
家族全員が生活を支えるために必死で働き、川中さん自身も幼い頃から苦労を味わってきました。
1955年12月5日に誕生した川中美幸さんは、お父さんが三波春夫さん、お母さんが美空ひばりさんの大ファンだったため、物心ついたときから演歌を聞いていました。
そして小学生の時に『ちびっこのど自慢大会』で優勝、副賞で勉強机を貰ったそうです。
中学2年生の時にスカウトされ、1年間の準備期間を経てデビュー、この時は全く売れなかったものの、1977年に再デビューし、「ふたり酒」のヒットでブレイクしました。
川中美幸の父親
川中美幸さんのお父さんは、川中武雄さんと言います。
食料品店を経営していましたが、自身が起こした交通事故により病気がちになってしまったそうです。
川中美幸さんは幼い頃から家計を支えるために奮闘し、お父さんの影響で歌手としての道を歩むことになりました。
川中美幸の母親
川中美幸さんのお母さんは、川中久子さんと言います。
お母さんは御父さんが病気を抱えてから、給食センターで働き家計を支えていました。
また川中美幸さんが中学生の時には「お好み焼き かわなか」を経営、初めは大阪に店舗がありましたが、川中美幸さんが東京に呼び寄せた後は町田、渋谷にも出店しました。
89歳までお店に立っていたというお母さんは、川中美幸さんがデビューして全く売れなかった頃も「歌だけが人生じゃない。あんたは何をやっても成功する人だから」と言ってくれたのだそうです。
また、お母さんは2014年に脳梗塞で倒れ、晩年は川中美幸さんの自宅で介護を受けていました
川中美幸さんは「私にとって、母の生き様すべてが遺言です」と語っていました。
川中美幸の兄弟や姉妹
川中美幸さんには、お兄さんが2人います。
しかし一番上のお兄さんは、3歳の時に亡くなってしまいました。
もう一人のお兄さんは一般人のため、名前や顔写真、職業などは公開されていませんが、2歳年上で二人は非常に仲が良く、特に母親が忙しかったため、兄妹で協力しながら家庭を支えてきたそうです。
また、川中美幸さんには子供がおらず、お兄さんにも同様に子供がいないため、将来的にお墓を守る人がいないことを心配していると語っています。
まとめ
川中美幸さんの人生は、貧しい幼少期や父親の早逝、母親の奮闘など、壮絶な家庭環境から始まりました。
しかし、その困難を乗り越え、彼女は演歌界で見事成功を収めたのです。
お母さんの存在は川中美幸さんにとって大きな支えであり、家庭のために歌手として努力を続け、「ふたり酒」などのヒット曲を生み出しました。
現在、川中美幸さんは旦那さんと愛犬と共に生活し、穏やかな時間を過ごしているそうです。