科学実験ショーでおなじみの米村でんじろうさんは、幅広い世代から支持されていますが、意外と知られていない一面も多いですよね。
大学受験で三浪したというエピソードは有名ですが、「高校時代はどんな生徒だったのか？」「その苦労がどのように現在の活動につながっているのか？」と気になる方もいるのではないでしょうか。
また、本名や年収、さらには弟子の存在など、知りたいことがたくさんありますよね。
多くの人が成功者の背景を知ることで、共感したり、勇気をもらったりするものです。
特に、挫折を乗り越えたエピソードには、自分の悩みや課題を重ねる方もいるのではないでしょうか。
今回は、米村でんじろうさんの学歴や大学時代のエピソード、現在の年収や弟子に関する情報など、さまざまな視点から掘り下げていきます。
米村でんじろうの学歴大学三回浪人してる？
米村でんじろうさんは、東京学芸大学理科B類（物理）に入学するまでに3年間の浪人生活を経験しています。
高校3年生の時に父親を事故で亡くし、経済的に厳しい状況の中、国立大学を目指して努力を続けました。
浪人2年目には工場での労働や予備校通いを試みましたが、思うような成果が得られず、3年目には新聞奨学生の面接を受けるなど、さまざまな挑戦を経て、最終的に東京学芸大学に合格しました。
大学では、理科教育ソフトの作成に取り組み、指導教官から高い評価を受け、自信を深めました。
その後、同大学の大学院理科教育専攻に進学し、研究を続けました。
米村でんじろうの出身小学校
米村でんじろうさんの出身小学校は、千葉県市原市（旧加茂村）にある公立の加茂村立富山小学校（現在の市原市立富山小学校）です。
4人兄弟の末っ子として育ち、幼少期は内気な性格で、一人遊びを好む子どもだったそうです。
特に理科が得意で、「ものしり博士」と呼ばれるほどでしたが、他の科目の成績はあまり芳しくなかったようです。
小学生時代から理科の授業での工作や実験に興味を持ち、5段階評価で理科は4や5を取ることが多かったとされています。
米村でんじろうの出身中学
米村でんじろうさんの出身中学校は、千葉県市原郡加茂村（現在の市原市）にあった公立の富山中学校です。
在学中は化学部に所属し、手製の火縄銃を制作するなど、実験や工作に熱中していました。
しかし、中学2年生頃から理科の授業での実験が減り、受験勉強が中心となったことで、学校の勉強に対する興味を失い始めたそうです。
特に英語が苦手であったと語っています。
また、中学3年生の時には美術の先生から内申書に最低評価の「1」を付けられるなど、教師との関係に悩むこともあったようです。
これらの経験が、後のサイエンスプロデューサーとしての独自の教育観や実験への情熱に影響を与えたのかもしれません。
米村でんじろうの出身高校
米村でんじろうさんの出身高校は、千葉県立市原高等学校です。
1973年に同校を卒業されました。高校3年生の時にお父様が工場での事故により亡くなられたこともあり、授業料の安い国立大学を志望されましたが、受験は失敗に終わりました。
その後、3年間の浪人生活を経て、東京学芸大学理科B類（物理）に合格されました。
米村でんじろうの出身大学
米村でんじろうさんの出身大学は、東京学芸大学理科B類（物理）です。
1976年に同大学に入学し、卒業後は同大学大学院の理科教育専攻に進学されました。
大学時代には、パソコン用の理科教育ソフト作成に取り組み、指導教官から賞賛を受けた経験があります。
大学院修了後は、都立高校の物理教師として勤務され、その後サイエンスプロデューサーとして幅広い活動を展開されています。
米村でんじろうのプロフィールや経歴
名前：米村 でんじろう（本名：戸谷 鉄郎）
生年月日：1955年2月15日
出身地：千葉県市原郡加茂村（現：市原市）
受賞歴：科学技術庁長官賞ほか
趣味：実験装置の開発、ものづくり全般
モットー：科学の楽しさを伝え、未来を担う子どもたちに好奇心を広げてもらうこと
米村でんじろうさんは、日本のサイエンスプロデューサーとして広く知られています。
1955年2月15日、千葉県市原郡加茂村（現：市原市）で4人兄弟の末っ子として生まれました。
幼少期からラジオの分解や自作の望遠鏡作りに熱中し、科学への興味を深めていったそうです。
1973年に千葉県立市原高等学校を卒業後、東京学芸大学理科B類（物理）に入学し、さらに同大学大学院理科教育専攻科を修了されました。
その後、自由学園の講師や東京都立高校の物理教師として教育現場で活躍されました。
特に、実験を重視した授業で生徒たちの科学への関心を高める工夫をされていたそうです。
1996年3月に都立高校教師を退職し、サイエンスプロデューサーとして独立。
以降、サイエンスショーの企画・演出、テレビ番組への出演や監修、実験装置の開発など、多岐にわたる活動を展開されています。
科学の楽しさを伝えることを使命とし、子供から大人まで幅広い層に科学の魅力を届けていらっしゃいます。
米村さんの代表的な実験には、木炭とアルミ箔、食塩水で作る「木炭電池」や、空気の渦輪を発生させる「空気砲」などがあります。
これらの実験を通じて、科学の原理を楽しく学べる工夫をされています。
また、テレビ番組や書籍を通じて、科学教育の普及にも尽力されています。
特に、NHK教育テレビの「やってみようなんでも実験」や、フジテレビの「でんじろうのTHE実験」など、多くのメディアで活躍されています。
米村さんの活動は、科学技術庁長官賞をはじめとする数々の賞で評価されており、日本の科学教育に大きな影響を与え続けています。
これからも、科学の楽しさを伝える第一人者としての活躍が期待されています。
米村でんじろうの本名
米村でんじろうさんの本名は、米村傳治郎（よねむら でんじろう）さんです。
旧姓は戸谷で、結婚を機に米村姓となりました。「でんじろう」という名前は、漢字で「傳治郎」と書きます。
この名前は、サイエンスプロデューサーとして活動する際の芸名としても使用されています。
米村でんじろうの所属事務所
米村でんじろうさんは、1998年に自身の事務所「米村でんじろうサイエンスプロダクション」を設立し、サイエンスプロデューサーとして活動しています。
このプロダクションは、科学の教育（Education）と楽しさ（Entertainment）を実験（Experiment）を通じて結びつけることを理念とし、サイエンスショーや実験教室、科学キットの開発など、多岐にわたる活動を展開しています。
米村さんは、科学の魅力を幅広い世代に伝えるため、テレビ出演や書籍の監修など、多方面で活躍しています。
米村でんじろうの年収
米村でんじろうさんの年収について、公式な情報は公開されていません。
しかし、YouTubeチャンネル「でんじろう先生 [公式]」の収益に関する推定があります。
あるサイトでは、総収入が約1,257万円、年収が約231万円と分析されています。
別のサイトでは、総収入が約1,821万円、年収が約134万円と推測されています。
これらの数値は推定であり、実際の収入とは異なる可能性があります。
また、米村さんはサイエンスプロデューサーとしてテレビ出演や講演活動も行っており、これらからの収入も考慮すると、総収入はさらに高いと推測されます。
米村でんじろうの弟子
米村でんじろうさんには、科学の楽しさを広める活動を共にする弟子が複数いらっしゃいます。
一番弟子のチャーリー西村さんは、東京理科大学在学中から米村さんの助手を務め、現在もサイエンスエンターテイナーとして国内外で活躍中です。
二番弟子のジャイアン村上さんは、中学・高校の理科教員免許を持ち、サイエンスコメディアンとして多彩なキャラクターでショーを盛り上げています。
三番弟子の市岡元気さんは、13年間の弟子期間を経て2019年に独立し、YouTubeチャンネル「GENKI LABO」を開設、実験系YouTuberとして成功を収めています。
四番弟子の海老谷浩さん、通称えびちゃん先生は、幼児や小学生向けのサイエンスショーを得意とし、全国各地で活動しています。
これらの弟子たちは、それぞれの個性と専門性を活かし、科学の魅力を伝える活動を続けています。
まとめ
米村でんじろうさんは、科学実験の楽しさを広める第一人者として、多くの人に親しまれています。
その裏には、大学三浪という挑戦や高校時代からの科学への情熱がありました。
また、年収や弟子の存在についても興味深いエピソードがあるようです。
どんなに成功している人でも、挫折や努力を経て現在の地位を築いていることが分かります。
米村さんの場合、科学を「楽しい」と感じてもらうために尽力してきた姿勢は、教育やエンターテインメントの分野で大きな影響を与えていますね。
今後も新たな活動や発信が期待される米村さん。
科学の魅力を教えてくれる存在として、これからも応援したいですね。
