劇団四季では『ライオンキング』や『美女と野獣』など様々な舞台に出演していた吉原光夫さんですが、退団後は舞台を中心に、映画やドラマ、声優業まで幅広く活躍の場を広げています。
近年は『ガンニバル』や『VIVANT』、現在放送中の『一次元の挿し木』にも出演し、劇団四季出身の実力派俳優として改めて注目を集めているようです。
そんな吉原光夫さんが劇団四季を退団した理由は何だったのでしょうか。
今回は、吉原光夫さんの経歴や劇団四季退団の理由、そして最近の出演作について調べてみました。
吉原光夫が劇団四季を退団した理由
吉原光夫さんが劇団四季を退団したのは、2007年のことでした。
専門学校時代、元劇団四季の先生の授業で見た『ジーザス・クライスト・スーパースター』をきっかけに、吉原さんは劇団四季に入ることを決意しました。
オーディションを経て劇団四季附属研究所に入所し、『ライオンキング』のムファサ役やシンバ役、『美女と野獣』のガストン役など、数々の舞台で活躍していきます。
そんな中、2005年頃から吉原さんの中には「お金はなくても、好きなメンバーで好きな芝居をやりたい」という思いが芽生えていったそうです。
退団を決意する決定的なきっかけとなったのは、2006年の『ジョン万次郎の夢』公演でした。
この公演のため沖縄県の小浜島を訪れた吉原さんは、そこで出会った子供から「夢は何ですか」と尋ねられます。
その場にいた俳優6人は誰一人として答えることができませんでした。

大人なのに答えられないなんて

それだけ余裕がなかったんですね
吉原さんは、日々の舞台をこなすのに必死で、いつしか自分の夢を語れなくなっていた自分自身に気づかされたと語っています。
その瞬間、吉原さんは劇団四季を辞めようと心に決めたそうです。
好きな仲間と、好きな芝居を届けたい。
そんな純粋な思いが、長年在籍した劇団四季からの旅立ちを後押ししたと言えそうです。
吉原光夫のプロフィールや経歴
吉原光夫さんは、劇団四季を退団してからも舞台を中心に活躍の場を広げてきました。
ぐっどらっく👍 pic.twitter.com/8ETOaldPgs
— 吉原光夫 (@mitsuoYoshihara) July 18, 2020
生年月日:1978年9月22日
出身地:東京都
身長:186cm
所属事務所:COME TRUE
小学生の頃はバスケットボールに夢中で、将来はバスケットボール選手になることを夢見ていたそうです。
大学進学時にその夢は絶たれてしまいますが、専門学校時代に劇団四季を目指すようになります。
1999年、オーディションに合格して劇団四季附属研究所に入所し、『ジーザス・クライスト・スーパースター』で初舞台を踏みました。
2007年に劇団四季を退団すると、イギリスへ短期留学します。
その後「元劇団四季のメンバーでどういう芝居ができるだろう」という思いから、2009年に「Artist Company 響人」を立ち上げました。
ストレートプレイを中心に、質の高い舞台づくりを続けています。
友人からの「大きい舞台に出てみれば」という一言をきっかけに大きな劇場のオーディションに挑戦し、2011年には帝国劇場開場100周年記念公演『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役に抜擢されました。
日本公演歴代最年少での主演だったといいます。

今も大活躍なんですね

劇団四季出身の実力が今も光っていますね
2016年には映画『ミュージアム』で映画初出演を果たします。
2017年公開の映画『美女と野獣』ではガストン役の日本語吹替を担当し、2018年公開の『未来のミライ』でも声優として参加しました。
2020年には、NHK連続テレビ小説『エール』で岩城新平役として出演し、吉原さんにとって初のドラマ出演作になりました。
この頃から映像作品への出演も増え、活躍の幅がさらに広がっていきます。
吉原光夫の所属事務所
吉原光夫さんが所属している事務所は、COME TRUE(COME TRUE next)です。
こちらの事務所には他にも、荻野目慶子さんや田畑智子さん、石橋穂乃香さんらが在籍しています。
舞台出身の実力派俳優が多く名を連ねる事務所であり、吉原さんもその一員として活動を続けています。
吉原光夫の最近の出演作
吉原光夫さんは、2020年の『エール』以降も映像作品への出演を重ねています。
2022年にはDisney+のドラマ『ガンニバル』に後藤岩男役として出演しました。
強烈な存在感を放つ役どころとして、多くの視聴者の記憶に残っているようです。
2023年にはTBS『VIVANT』にピヨ役、NHK大河ドラマ『どうする家康』には柴田勝家役で出演しています。
同年公開の映画『ヘルドッグス』にも出演し、幅広いジャンルで活躍を続けました。

ガンニバルにも出てたんですね

後藤岩男役で強烈な存在感でしたよね
舞台では、2011年に主演を務めた『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャン役を2024年から2025年にかけての全国ツアーでも再び演じています。
2025年にはNetflixシリーズ『イクサガミ』が世界独占配信され、話題を集めました。
2026年に入ってからも、フジテレビ『東京P.D. 警視庁広報2係』への出演や、カンヌ国際映画祭のカンヌ・プレミア部門に正式出品された映画『黒牢城』への出演が発表されています。
そして現在放送中のドラマ『一次元の挿し木』にも出演しており、謎めいた男を演じる吉原さんの存在感が大きな注目を集めています。
キャスティングの的確さや不穏な雰囲気を評価する声も多く、劇団四季出身という経歴改めて注目されるきっかけにもなっているようです。
吉原光夫の学歴
吉原光夫さんが通っていた学校について調べてみました。
吉原光夫の高校
出身高校については、公表されていませんでした。
高校では、小学生の時から続けているバスケットボールに打ち込んでいたようです。
吉原光夫は専門学校出身
高校卒業後はバスケットボールの推薦で大学に進学する予定だったものの、推薦に落ちてしまい、吉原さんは初めての挫折を味わいました。
そんな吉原さんの姿を見たお父さんが「専門学校だけは面倒を見る」と伝え、日本工学院八王子専門学校演劇俳優科に入学しました。
この学校に決めた理由は「演技って楽そう」というものだったため、入学してすぐに嫌になってしまったそうです。
そのため退学しようとしていたところ、元劇団四季の先生の授業を受けたことをきっかけに劇団四季を目指すことを決め、退学も撤回し、無事に卒業しました。
もしもここで元劇団四季の先生の授業を受けていなければ、吉原さんが劇団四季に入ることも、役者として歩むこともなかったかもしれません。
まとめ
劇団四季に所属していた吉原光夫さんは、舞台で培った演技力を武器に、映画やドラマ、声優業まで幅広く活動されています。
夢を語れなくなっていた自分に気づき、好きな仲間と好きな芝居をするために選んだ退団という決断が、今の多彩な活躍につながっているといえそうです。

これからも楽しみですね

一次元の挿し木の活躍にも注目です
今後も舞台だけでなく、映画やドラマへの出演に注目していきたいですね。
